SMSを使ったフィッシング詐欺メールはまだ普通にやってくるので注意

過去に、電話番号に直接送ることのできるSMS(ショートメール)を使って宅配の不在通知や各種支払いを装い、特定のウェブサイトに接続をさせ、そこからIDやパスワードを入力するとその情報をハッキングされたり、ウィルスをスマホに仕組まれたりする悪質なメールの対策について書いたことがありますが、果たしてそれが機能しているのか、ここのところたて続けに私の電話番号に怪しいメールが届きます。昨日は、知らない電話番号から電話も入ったのですが、それは昨年年越しそばをお願いしたお蕎麦屋さんから「今年の予約はいかが?」という営業の電話でして(^^;)、知らない番号だからといって全て無視してしまうことも難しいという感じもするので困ります。

今回来たのは「SoftBankの支払期日を過ぎましたので、以下のURLにアクセスして手続きをしてください」というものです。ちなみに、今回届いたのはOCNモバイルONEで契約している番号へのメールで、その回線はドコモ回線です。実際、私自身SoftBankと契約はしているのですが、契約の時には今回届いた番号を届出ておらず、なぜSoftBankと関係ないドコモ回線の方にSoftBankの支払いのメールが来たのかということを考えて、これはもうフィッシング詐欺メールだと確信しました。

ちなみに、SMSの場合には送信元の電話番号が通知されるので、その電話番号をネット検索にかけたところ、その番号からはSoftBankだけでなく、docomo・au・郵便局・ヤマト運輸・佐川急便・楽天・Amazonという、ほとんどの人が何らかの関係を持っていると思われるメールを出しそうな企業を騙ったSMSが送られているという情報がまとめられたページがヒットしました。

ちなみに、同じようなメールは私の母親のスマホにも来ていたのですが、うちの母親はそうしたメール全般を自分で全く確認せずに電話だけ使うような形でしかスマホを使っていないので(^^;)、その点では安心ではあるのですが、多少はスマホに慣れてメールなども便利に使っている方は、もし今回のようなメールがSoftBank回線を使っているスマホに届いた場合には、まさかと思ってリンクをクリックしてしまうかも知れません。

とりあえずすぐにその番号をブロックしただけでなく通報も行ないましたが、SMS送受信用に+メッセージアプリを使っている中で、今後もそうした詐欺まがいのメールが入ってくるようであれば、さすがにメインの通知手段としてLINEにとって変わることは難しいのではないかと思います。

まあ、こうした詐欺まがいのメールに騙される人が出る限りは、手を変え品を変え新たな方法でメールを出し続ける人がいるというのは仕方のないことかも知れません。今回も発信元の電話番号は「ブロック」しましたが、今後も同じようなメールについてはその都度ブロックしていきたいと思います。

カテゴリー: モバイル関連コラム | 投稿日: | 投稿者:

てら について

主に普通の車(現在はホンダフィット)で、車中泊をしながら気ままな旅をするのが好きで、車中泊のブログを開設しました。車で出掛ける中で、モバイルのインターネット通信や防災用としても使える様々なグッズがたまってきたので、そうしたノウハウを公開しながら、自分への備忘録がわりにブログを書いています。

スポンサーリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA