屋外でコーヒーを楽しむための道具は一括セットが良いか別々に購入が良いか

コーヒー機器では多くの製品を出しているHARIOから、キャンプでコーヒーを淹れることを目的とした商品がセットになって一気に出てきたようです。たまたま私も、今まで集めていたアウトドアグッズを組合わせてコーヒーセットを作っていることもあり、興味深くその商品群を拝見することができました。

このセットは、正式には「V60アウトドアコーヒーフルセット」という名前が付いていて、収納・持ち運びのためのバッグ付きで22,000円ということです。コーヒーサーバー、ドリッパー、ドリップケトル、コーヒーミル、マグカップ(2つ)が全て金屬製で、これは日々の生活の中で使ってもおしゃれという感じですね。また、HARIOのセットには、フルセットと比べて手挽きミルとカップが付属しない「ベーシックセット」もあります。すでにミルを持っていて自分のお気に入りのカップがある場合にはこちらの方を選んでも良いでしょう。

実はこの商品は各々の製品についてバラ売りもされているので、ドリッパーだけ欲しいというような感じで購入することも可能です。セットの中には湯沸かしをするセットが付いていないので、別途バーナー類もお出掛けの際には用意した方がいいと思いますが、比較的安くまとまったセットという感じで、落としても割れないのでキャンプだけで使うのはもったいないくらいではないでしょうか。これからコーヒーを豆から挽いて飲みたい(旅先で粉のコーヒーを買って使えば良いという方はベーシックセットでOK)という方は、このセット購入もいいかも知れません。

というのも、先日完成したばかりの、私の作ったコーヒーセットの内訳を計算してみたのですが、それなりの値段になってしまっていることに改めて気付きました。以下の価格はこれを書いている現在出ている価格で、私自身が購入した金額とは多少違うかも知れませんが、現在まとめて購入する場合の比較ということで、改めて私の揃えたグッズをまずはHARIOのコーヒーセットと比べてみたいと思います。

・モンベル チタンカップ600ml(サーバー・ケトル兼用)2,970円
・EPIgasシングルチタンマグカバー T-8113(チタンカップの蓋)1,320円
・モンベルO.D.コンパクトドリッパー2 1,980円
・ポーレックス コーヒーミル2 ミニ 6,930円
・スノーピーク チタンシングルマグ300ml 2,530円
・スノーピーク チタンシングルマグ220ml 2,370円(スタッキング可)
・合計 約2万円(ケースや細かい道具を含めた価格でバーナー類は別)

ちなみに、全てのものを入れるためのケースはキャン・ドゥで買ったアウトドア風巾着袋で110円でした。ほぼチタン製品でまとめたこともあるかも知れませんが、価格で比較するとそれほどHARIOのセットと変わらなくなってしまいます。ただ、上記のものは大きいものの中に小さいものが入る、スタッキングを考慮していますので、HARIOのものよりも小さくまとまってしかも軽く、バックパックに入れて持ち運びも可能です。

ただ、私のものはあくまでソロ用の自己満足的なところもあり、車でキャンプに出掛けてキャンプ場でコーヒーをみんなで飲みたいような場合は、HARIOのものの方が格好が付くのではないかと思います。さすがに今さらこうした装備を改めて作ることは考えていませんし、自宅用のコーヒーサーバーは別に用意があるので、今後は自宅と屋外用に分けてコーヒーを楽しもうと思っているのですが、現在のキャンプブームが、こうした「アウトドアコーヒーセット」を生み出したというのは、いい傾向ではないかと思います。

こうしたものは、ブームが去ってしまうと廃番になってしまう可能性も無くはないので、興味のある方はチェックしてみてはいかがでしょうか。


カテゴリー: 車中泊のための道具考 | 投稿日: | 投稿者:

てら について

主に普通の車(現在はホンダフィット)で、車中泊をしながら気ままな旅をするのが好きで、車中泊のブログを開設しました。車で出掛ける中で、モバイルのインターネット通信や防災用としても使える様々なグッズがたまってきたので、そうしたノウハウを公開しながら、自分への備忘録がわりにブログを書いています。

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