車を駐車する際はカーラジオからの情報収集を屋根の有無もできれば確認したい

ここのところ日中の気温が上がり、一日の最高気温が30℃を超えたとかいう「暑さ」についての話題が中心でしたが、先日、5月としては考えにくい最高気温35.2℃という猛暑日になった群馬県高崎市において今度は一気に気温が下がりビー玉状の雹(ひょう)が降ったという話をテレビニュースで見て、車で出掛ける場合の危険というものはどこに転がっているのか判断しにくいということを改めて感じることになりました。

雹は農産物に被害を出すだけでなく、今回の場合は青空駐車されていた車を直撃し、修理が必要になるほど当たった部分がボコボコになるというところもあったようで、その威力は動画を見ていると本当にすごいと思いながら見ていました。

今後、車で旅行に出掛けられる方も多くなると思いますが、大気の状態が不安定になると、場所によっては同じように局地的に雹が降る可能性というものを考えておかなくてはいけないと思います。その日の天気予報で一日中晴れであるというならそこまで気にしなくても良いと思うのですが、夕立や落雷を伴うゲリラ豪雨が局地的に起こるというような予報がある場合には、車の中までは雹は入り込んではこないものの、たまたま駐車していた時に大雨から雹に変わってしまったような場合、どこに駐車をしていたかでその後の状況が変わってしまう可能性は大いにあります。

一般的に、大きなショッピングモールでは平面駐車場と立体駐車場があると思いますが、平面で入口に近い駐車場が空いていたらそこに駐車したいと思って平面駐車場に回る方の気持ちはわかるものの、事前に雨が降る予報が出ている場合、ショッピングモールに直結する立体駐車場がある施設であれば、とりあえず立体駐車場の方に停めるというのが、基本的にはセオリーかと思います。

私自身、近場のショッピングモールでも平面駐車場に停めることはまれで、多くの場合には坂を上がって立体駐車場の方に行きます。これは、東日本大震災の様子を見ていて、もし大津波が来たら(私の自宅は比較的海に近いので)、平面に停めていたら車自体が流されるだけでなく、車自体が凶器になって周辺の建物を壊してしまうような可能性を考えると、建物全体が損傷して崩れる危険はあるものの、少なくとも津波には届かないような場所に停めることを心掛けてきたのですが、そこまでの大きな災害ではなくとも、全く自分が予期しなかったゲリラ豪雨が降ってきた場合にも、屋根のある駐車場に入っているかいないかでかなりのその後の行動に差が出てくるのではないかと思います。

また、急激な天候の変化ということで言えば、これも直近のテレビニュースで見たばかりですが、まるで竜巻と思えるくらいの突風によって車が浮いてしまうような状況は、これも局地的ではありますが起こり得ます。

細かい地理をもう少し勉強すればもっとはっきりした事が言えるのかも知れませんが、普段でも風の通る広い場所というのは、竜巻の通り道になる場合もあるのではないでしょうか。竜巻については、現地のラジオを走行しながら付けておけば、もし竜巻注意情報が出た場合には番組を中断して、とりあえずはいつまで気を付けなければいけないかを含めて、竜巻についての情報を流してくれます。ネット経由でも同じ放送が聞けますが、ネット経由ではどうしても本放送とは若干タイムラグが生まれますので、走りながら天候に不安を覚えた場合には、ネット経由での音楽や動画は休止してでもカーラジオから最新の情報を得るようにまずはしたいものです。

カテゴリー: 車中泊での心構え | 投稿日: | 投稿者:

てら について

主に普通の車(現在はホンダフィット)で、車中泊をしながら気ままな旅をするのが好きで、車中泊のブログを開設しました。車で出掛ける中で、モバイルのインターネット通信や防災用としても使える様々なグッズがたまってきたので、そうしたノウハウを公開しながら、自分への備忘録がわりにブログを書いています。

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