SDGsという言葉が広まっていく中で、様々な事が言われるようになりました。私の地元テレビ局では、キャスターが「廃棄物を出さないライフスタイル」という事に着目し、捨てないで今も使っているものを「長持ち相棒自慢」として紹介しています。
それはそれで大切なことです。私自身も、ゴミの減量を考える中で、あえてペットボトルや缶のゴミを出さないように毎日持っていく飲み物は自分で用意した飲み物(水・お茶・麦茶など)をマイボトルに入れて持って行くことを実践しています。職場のゴミというのは最近はペットボトル・空き缶というのがかなりの分量になっているのですが、私のライフスタイルではできるだけ自動販売機は使用しないで、自宅でも飲むものは紙パックを使った飲み物中心で、さらにその中で牛乳パックについては開いて乾かした後、細長く切り刻んで、もしガスや電気が使えなくなった時に備えて、湯沸かしをするための燃料としてストックしていたりします。牛乳パックの紙には電子レンジにかけると溶けてしまうプラスチックがコーティングされていて、バーベキューの焚付としても便利なので、単に捨てるのではなく再利用をしてゴミも減らすことのできる一つの取り組みとして今年は行なっています。
改めて自分が長く使っている「相棒」ということを考えると、やはり今乗っている車であると言えます。1,500ccでも1トン以下の車体なので、ガソリン車としても長距離走行なら1リッターあたり20kmは走ることのできる燃費を今でも出しているので、よほど走行に支障をきたすような状況が起こらない限り、あえて車を代えようとは思わないのですが、日本の社会はこと自家用車については「廃棄物を減らすために長く使う」事については社会とは逆行している印象があります。
先日これもテレビですが、車の廃棄物処理をする際、エアバックとシートベルトはリサイクルすることが難しいとのことで、それらのものを使ったカバンを作って売っているところを紹介していましたが、リサイクルしているから安いというものでもなく、わざわざそんな加工をするほど余っているなら、長く同じ車に乗る意志のある人に優しい社会であった方が、より廃棄物を減らすことのできる社会になるという気がしてなりません。
今後は食料や燃料、電力などあらゆるものが値上がりになる中では、自然と食品ロスを出さない生活であったり、電力ピーク時にうまく節電を行なって電気料金を節約するような知恵も出てくるだろうと思います。個人的には現在の生活レベルを変えずに節約をするような方向に動いていければと思っています。自分なりに色々試す中で、お知らせできるようなものがあれば、ここで改めて紹介させていただければと思っています。
牛乳パックは蝋によるコーティングではなく、ポリエチレン(プラスチック)コーティングだと思います。
http://www.yokankyo.jp/pack/
T さん いつも読んていただいて有難うございます。
ご指摘いただいた内容については、改めて確認した上で本文も書き直させていたたきました。今後も誤りのない記載に努めますが、もし間違った内容があればお気軽にコメントをいただければと思います。