大きな災害が起こった時に一番有難い高速データ付与をしてくれるのはどこか?

先日の東北における最大震度6強を記録した地震への対応として、スマホのデータプランを提供するMVNOを含むキャリアの多くは高速クーポンを無料で追加できるような対応策を発表しています。

ただ、無料でもらう立場で言うのは大変おこがましくもあるのですが、やはり使えるなら端末の電池を何とか持たせながら、テレビと同時配信のニュースをスマホの動画で見たいと思うものの、数GBの供与では数時間のうちに使い切ってしまうということになります。

そんな事を思っていたら、先日の福島県沖の地震の直後にpovo2.0が時間限定のプロモコードをツイッターで紹介していたことがわかりました。

ツイートがあったのが地震発生の約一時間後で、プロモコードは入力して24時間フリーでネットが使えるもので、そのプロモコードの有効期限は地震発生から約24時間ということになっていたそうです。ちょっと見逃してしまったら全く使えないという感じもするのですが、だからこそ早く見付けるための工夫が必要になると思いましたね。

私自身はこの事を知った後、povoのツイッターの公式アカウントを速攻でフォローしました。もし自分の住む場所の近くで大きな地震が起き、停電が起こったとしてもしばらくは速度の心配をせずにインターネットを接続することが可能になるこうした支援というのは個人的には実に有難く、恐らく他の優遇措置があったとしても優先してpovo2.0からの援助を受けてネットを使うことになると思います。

というのも、現在はpovo2.0のSIMは2in1のノートパソコンに差さっているので、そこでネットが使えれば、普段の使い勝手をそのまま維持するような形でパソコン上から情報を入手したりこちらから情報発信もできますし、スマホの方にテザリングして使うこともできます。満充電にしてあれば11時間くらいは使えるので、何とか停電が続いてもネットを使っての作業を続けることもできると思います。

当然、多くの人がこうしたサービスを使うとアクセスがある程度制限され、多少接続スピードも遅くなるとは思いますが、高速クーポンを使い切った後に低速制限されることを考えれば十分のスピードは出ると思うので、かなり使い出があると思います。

問題は、こうした臨時サービスがあることを知らないで期限が過ぎてしまう事があるということですね。そういう意味では、ツイッターの公式アカウントをフォローするか、もし何かあった場合にはすぐに検索して期限前に知ることができるかということになります。

こうしてみると、povo2.0は運営側の契約者を増やそうという思惑は感じられるものの、普段別に主回線を持っている方であっても、予備的に回線を持っておき、基本0円キープしながらも自動解約にならないように適度に使うようにすることで、色々な利用形態があることが改めてわかってきました。実際に使うことはない方が良いのですが、今回のサービスが行なわれたことで、もし大きな災害に遭遇して困った場合、とりあえずpovo公式アカウントからのツイートがされたのかどうかは早いうちに確認してみようと思っています。


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