サッカーワールドカップアジア最終予選「オーストラリア対日本」を無料で見られる方法が出現した

サッカーのカタールで行なわれるワールドカップは地上波での放送やネット配信のAbemaTVが全試合を無料にて配信するということで、有料チャンネルや衛星放送を見られなくても地上波やインターネットの動画配信を利用すれば気軽にパソコンやネットに繋いだ(パソコンとTVをHDMIケーブルで接続しても良い)テレビ上から全試合通信費用だけの負担で見られるようになり、この世知辛い世の中において久々に明るいニュースになりました。

ただ、そのサッカーワールドカップも日本チームの出場が叶うかどうかで注目度が変化するということで、来週アウェーで行なわれる「オーストラリア対日本」の試合がどうなるかというのが大きなポイントです。しかし、残念ながら今回のサッカーワールドカップアジア予選について、日本で開催されるホームゲームについては地上波テレビでの放送があるものの、対戦相手の国で行なわれるアウェーゲームについては、放映権料の折り合いが付かなかったため、テレビでこの試合を見ることはできません。唯一日本国内で生中継を見るためには、スポーツライブ配信サービスを行なっている「DAZN」に加入してそこからライブ配信で見るしかないのですが、つい先日DAZNは月額で千円の値上げを行ない、その負担は視聴者にのしかかる事になってしまいました。

しかし、こうした世知辛い話もあれば、その状況を変えてくれる新たな情報というものが入ってきたのでここで早めに紹介しておきます。私自身は過去にDAZNをかなり長く契約していたのですが、とある新たな視聴環境のスタートとともに、常に契約はせず、どうしても見たい試合がDAZNでしかやらない場合だけピンポイントに視聴権を購入するような形に切り替えました。これは、auのサブブランドである「povo2.0」でSIMカードを契約すると、見たい状況に応じて「7日間DAZN視聴用トッピング」というものがあり、申し込みをした日から7日間利用できる権利を760円で買うことができるのです。

そんなわけで、過去の日本のサッカーワールドカップアジア予選のアウェー戦についてはその直前にトッピングを付けて、目的の試合を中心に、別のコンテンツも見られるものは楽しんでいました。今回のオーストラリア戦もそうして購入する予定だったのですが、auの方ではこの「povo2.0」でDAZNの7日間トッピングを2022年3月22日から28日までの間に行なうと、いったんクレジットカードに請求されて引き落とされるトッピングの760円を後日返金(キャッシュバック)するキャンペーンを行なうことを発表しました。

ということは、今からでもクレジットカードを持っている人が新たに「povo2.0」に加入し、DAZNの7日間利用トッピングをすれば、ご自宅のパソコンやネットに繋がったテレビでDAZNを無料で使えてしまうということになります。ちなみに、オーストラリア対日本の試合は3月24日の夜(ゴールデンタイム)ですので、24日の夜までにトッピングを申し込めば大丈夫です。

ちなみに、このトッピングは「povo2.0」のSIMカードを入れているスマホではDAZNだけが普通に見られるようになるのですが、「povo2.0」のネットワークを使わなくても、「povo2.0」で使えるようになったアカウントから自宅の安定した回線を使っても7日間DAZNを使うことも可能です。そうした光回線などがない場合には、「povo2.0」の入ったスマホをテザリングさせてパソコンの画面やFire TVに飛ばして大画面テレビで見ることもできるので、ほぼ地上波の感覚でDAZNをテレビで見るようなこともできます。

恐らく、こんな大盤振る舞いをする背景には、今まで「povo2.0」の事を知らなかった人(TVコマーシャルを流してはいるものの何がどうなのかわかりずらい面もあるので)に新たに契約してもらい、基本料金は無料ながら様々なトッピングをすることで便利に使えるという「povo2.0」の特徴を理解してもらうための戦略であるとも考えられます。

すでにユーザーとして便利に使っている側からすると、本当に有難いプレゼントという感じですね。私自身、大きなスポーツイベントになると見るにわかファンであるのですが、今後はサッカーJリーグの入れ替え戦や、プロ野球のクライマックスシリーズなど、地上波で流れないコンテンツについては7日間DAZN購入をすることで、自動解約を防ぐ(「povo2.0」は6ヶ月何のトッピングも無いと自動的に解約になってしまうので)ためにも良いコンテンツなので、今回のキャンペーンによってその便利さが広がってくれれば、さらなるサービスの充実も期待できるのではないかと思っています。

すでにDAZNに契約していたり、今回の試合を見るためにすでにDAZNに加入してしまった人にとっては残念ではありますが、今回のことで「たった一試合のために毎月の視聴料金を負担する」という考えとは別のやり方があるということを知っていただければ、「povo2.0」への興味というものが出てくるのではないかと思います。「povo2.0」の魅力はそれだけではありませんが、入り口としてこうしたキャンペーンを利用するというのは運営側だけでなく利用者にとっても都合が良いので、早めに動かれることをおすすめします。


カテゴリー: 通信サービス全般ニュース | 投稿日: | 投稿者:

てら について

主に普通の車(現在はホンダフィット)で、車中泊をしながら気ままな旅をするのが好きで、車中泊のブログを開設しました。車で出掛ける中で、モバイルのインターネット通信や防災用としても使える様々なグッズがたまってきたので、そうしたノウハウを公開しながら、自分への備忘録がわりにブログを書いています。

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