ダイソーの一合用550円メスティンを中心にした調理セットはかなりの完成度

一合のごはんを炊くとパンパンになってしまうものの、小さくて可愛らしいダイソーの550円の小型メスティンですが、昨年から今年に掛けてこの小型メスティンの中に入るように作られた様々な製品がダイソーから出ていまして、ネット上では密かに話題になっています。私自身もこうした試みに乗ってしまうほうなので、小型メスティンのシステム製品とも言うべきグッズをつい揃えてしまいました。写真にあるものは以下の通りになっています。

・一合用メスティン本体(税込550円)
・木製まな板(税込110円)
・折りたたみ式風防(収納袋付き・税込330円)
・一合メスティン用ポケットストーブ(税込330円)
・一合メスティン用蒸し網(税込110円)

この他にも、小型メスティンに収納できることをうたったミニ鉄板があります(別のミニ鉄板を持っているため未購入)。そしてこれらを全てメスティンの中に収納しようとしたのですが、蒸し網を入れるとフタが浮いてしまいます。

というわけで、蒸し網以外のものを小型メスティンの中に入れたのが上の写真になります。これでほぼ満杯ですが、さらに鉄板ぐらいなら入りそうですが、実際ミニ鉄板は実用性に疑問があるくらい小さいのではないかと思うので、少し余裕があるくらいがいいのではないかと思います。

というのも、折りたたみ式風防に付属する収納袋が一合用メスティンにジャストフィットして入れられるので、あまりパンパンにしてしまうと袋に入らない可能性が出てくるのです。メスティンの中に入らなかった蒸し網は別に必要なカトラリーやアルコールボトルなどと一緒に別の袋に入れて、この2つの袋を小型のお弁当保温バッグに入れると丁度いい感じです。メスティンで炊飯した後はタオルにくるんで保温バッグに入れておくことで、極寒の場所でも温かいまま蒸らすことができます。

今回は、小型メスティンの中にぴったり入るということで、小型のポケットストーブと通常サイズのものを比べてみました。大きさ自体はメスティンに入るように縦の部分を少し詰めてありますが、横の長さは変わらず、質感もほとんど変わりません、ちょっと本体内部の面積が小さくなった関係で、ポケットストーブ内に保管していたものが入らないようになる可能性はありますが、私の入れていたものは何とか入りました。

今回紹介したセットはまさに最少のクッキングセットではないかと思います。まさにおままごとサイズでおもちゃみたいですが、炊飯や茹でもの、蒸し物や湯沸かしなどコンスタントに調理ができると思います。私はこのセットを毎日持って行くかばんの中に忍ばせることにしました。ポケットストーブは主に小さなアルコールストーブで使う予定ですが、燃料アルコールをセットすれば、外出先でも水さえあればお湯が作れますし、寒いときでも温かい料理や飲み物をいただけます。日々出掛ける時には保温・保冷のできるボトルはセットで持ち出すので、このセットでお湯を作って蓄えることも可能です。

実際、このセットを外で使う時というのは外で罹災してすぐに家に帰れなくなるような状況が考えられるのですが、一昔前ならこれだけのセットを揃えるには、下手をしたら一万円くらいかかっていたのではないかと思います。それだけキャンプ用品というのはどこでも売っているわけではなく、専用のクッカーやストーブは高価で、それは今でも変わっていないと思います。それが、カトラリーや燃料ボトルなどを含めても2千円もあれば作ることができます。アルコールストーブは使い方を理解しないで100円ショップで売っているものを使うと、爆発的に燃えて怪我をする恐れがありますので、防災用に持つ場合には、これも100円ショップで売っている固型燃料(青色のものはポケットストーブにフィットするものの長時間使わないと痩せてしまうので、ピンクのパック型のものも同時購入するのがおすすめ)を用意しておいた方が、いざという時にはすぐに使えて便利です。

新型コロナの影響でどこにも出掛けられない日が続きますが、このセットにはまな板も付きますし、追加して鉄板を買えば肉を焼いたりすることもできます。まさにおままごとの延長で家の安全なところで小型クッカーでちゃんと調理できるのか試すのには良い時期であるとも言えます。自宅で楽しむものとして、こうした小型調理キットを揃えてみるのも楽しいものです。


カテゴリー: 車中泊のための道具考 | 投稿日: | 投稿者:

てら について

主に普通の車(現在はホンダフィット)で、車中泊をしながら気ままな旅をするのが好きで、車中泊のブログを開設しました。車で出掛ける中で、モバイルのインターネット通信や防災用としても使える様々なグッズがたまってきたので、そうしたノウハウを公開しながら、自分への備忘録がわりにブログを書いています。

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