普段の生活のパターンに合う使い方をすればpovo2.0のギガ活は最強か

ネットニュースを見ていると、世の中には私の予想すらしないような事をやっている人がいるなと思うことが時々あるのですが、先日のニュースで牛丼チェーンのすき家に毎日何かしらの食事をしに行くことを2年間も続けている人がいることを知りました。

普通ではなかなかできないことで、だからこそニュースになるのかも知れませんが、考えてみると三食のうち一食こうしたファーストフードを利用しても、生活費の無駄遣いにはならないと思いますし、個人的には複数の安価に食べられるファーストフードを利用するというのも有りなのかと思ったりします。というのも、現在加入予定にしているauの新しいスマホ用の通信サービスpovo2.0では、提携したお店でau系の電子マネー「auPay」を利用して一定額の支払いを行なうと、使用できる高速通信のクーポンがプレゼントされる「ギガ活」の仕組みがあることがわかったからです。事前に発表されているお店の中では、個人的にも使えそうなものとして挙げさせていただくのが、以下のお店での利用です。

・すき家
・ドトールコーヒー
・はま寿司
・丸亀製麺

これらのお店では一回500円以上の会計をすると3日間有効な300MBのデータ容量がもらえるということです。データ容量をもらうためにお店を利用する人が出ることがこのプランの目的なのかも知れませんが、人によっては毎日お昼は外で食べるという事であれば、3日に一度は上にあるお店に変えて食事をするだけで、だいたい30日間で約3GBの高速通信が使えるようになるわけです(高速クーポンが使えるようになるまでには多少のタイムラグがあると思いますので、この数字というのはあくまで理想値であることをお断りしておきます)。

「ギガ活」に参加している企業の側に立って考えてみても、「安い」ことを売りにしながらも、何とか最安の商品でなくグレードアップした注文をして欲しいと思っていると思うので、この仕組みで一回の利用額が上がり、お店の売上がこの流れでアップするなら、別のファーストフードでもこうした仕組みが使えるようになり、さらには決済手段としてのauPayにも注目が集まってくるような流れも考えられます。

こうしてみると、消費者にお金を使ってもらう方法についてよく考えられていると思いますが、あまりこうした「ギガ活」に固執しすぎても、高カロリーの食事を食べ過ぎて体調を崩したり、かえって毎月の出費が増えてしまったりというディメリットも出てくるのではないかと思います。さらに、現在はその勢いが衰えてきたとは言え、感染症の影響でいろんな人が出入りする飲食店の利用自体を慎重にした方が良い場合もあります。

現在は多くのお店でテイクアウトもできますし、上記店舗とは別にカインズなど日用品を購入することで同様に2,000円以上購入で7日間使える1GBが付与されるというレートになっていますので、うまく使えば通信費にお金を掛けず、さらには生活費のやりくりの中でのギガ活だけでもそれなりにpovo2.0を使えてしまう可能性すらあります。

私自身は日常的にはそれほどファーストフードは利用せず、最近は家の中で食べることが多いのですが、旅行中はファーストフードにお世話になることも多いので、無理をせずに使える時を中心にこうしたお店を使ってみるのもいいかなと思っています。こういった流れを見ると、いよいよ大手の通信キャリアは通信サービスだけでなく電子マネー決済のサービスを何とか多くの人に使ってもらって利益を上げていこうとする方向性が見えてくるのですが、私などはこうした「ギガ活」を受けて楽天が楽天モバイルと何かやってくるのではないか? という期待感があります。もちろんSoftbankとPayPayや、ドコモとdポイントの動向も気になりますが、基本料0円のまま使えるpovo2.0がどう受け入れられていくのか、今後が実に楽しみです。


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