自分の体も周りの道具も自分勝手な判断で放置する事に注意 最近の自転車のトラブルから

昨日紹介した「スマートバンド」は、自分の健康について身勝手で自分に都合の良い考えで大きな問題を見逃さないようにサポートしてくれる機器であるわけですが、同じことは身の回りにある「物」についても当てはまります。

昨日、自転車に乗ろうとしたら何かが後輪からポロッと取れてしまったのがわかりました。写真で見ると見づらいかも知れませんが後輪を支えているスポークが一本折れてしまって取れてしまったのでした。この時、自転車に詳しい方ならすぐに対処すると思いますが、ちょっとした素人考えだと、たくさんあるスポークのうちの一本が折れただけなのだからしばらく乗っていても大丈夫ではないか? と思ってしまいそうになるのですね。

幸いなことに今の時代にはインターネット検索という強い味方があるので、「一本ぐらいスポークが折れても(取れても)大丈夫なのか?」という事で検索を掛けてみたら、たとえ一本でもスポークが無い状態で自転車に乗り続けていると、バランスが崩れて最悪ホイールそのものを交換しなくてはならなくなるリスクが有ると書いてあるページにたどり着くことができました。

そのサイトの説明によると、スポークは多くの数を引っ張り合うことにより安定するものであって、たとえ一本でも欠落した場合にはバランスが崩れやすいということが書かれていました。サイトには修理する場合の目安の料金まで書かれていたのですが、そのサイト主(自転車屋さん)では部品代としてはわずかでも、ほぼ工賃で3,500円ほどとなっていましたが、行きつけの自転車屋さんではそこまでは言われませんでした。

一本だけなら千円くらいでやってあげると言われて、ちょっとほっとして自転車を預けて再び取りに行ったところ、衝撃の事実が判明することになりました。読んでいる方にはそこまで衝撃ではないかも知れませんが(^^;)、自転車屋さんが詳しく後輪をチェックしたところ、車輪から外れてはいなかったものの、他の一本のスポークも折れてしまっていて、結果的に2本のスポークを交換ということになりました。その際の請求額は私の場合ですが1,600円でした。ちょっと見ただけではわからないトラブルの芽がすでにあったわけで、乗らずにすぐに自転車屋さんに持って行って本当に良かったと改めて思いました。

今乗っている自転車は相当長いこと乗っているので、今回のトラブルは経年劣化と言えるかも知れませんが、知らずにそのままにしていたら一気に後輪が潰れるような事になっていたかも知れません。その前に、スポークが折れたことすら気付かずに乗ってしまっていたらと思うと、恐ろしくもあります。旅に折りたたみ自転車を持って行き、現地で使っている方は、そもそも折りたたみ自転車の構造自体が弱いため、さらにスポークが折れたりしたら、そのまま乗り続けることによって破損だけでなく乗っている人の怪我の心配も出てきます。自転車はコストのかからない乗り物ではありますが、メンテナンスというよりも違和感に気付いたらすぐに修理に持ち込むことをおすすめします。


カテゴリー: 自転車・原付 | 投稿日: | 投稿者:

てら について

主に普通の車(現在はホンダフィット)で、車中泊をしながら気ままな旅をするのが好きで、車中泊のブログを開設しました。車で出掛ける中で、モバイルのインターネット通信や防災用としても使える様々なグッズがたまってきたので、そうしたノウハウを公開しながら、自分への備忘録がわりにブログを書いています。

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