微妙に地震が気になる今日このごろ 夜に罹災した場合の明かりは何が良いか?

つい新型コロナの感染症について多くを書いてしまう傾向にありますが、最近は地味に地震が起こっていて、東北・沖縄だけでなく静岡県内でも伊豆あたりで群発地震らしき揺れが報道されていて、ちょっと気になります。

現在、ステイホームが推奨される雰囲気になっていて、私自身も家で過ごす時間が増えているのですが、一日24時間ずっと家にいるわけにもいきません。もし自宅にいる際に被災した場合、地震の影響で自宅に住み続けることができないような状況になれば避難所生活になりますが、何とか継続して自宅に住み続けられれば、電気・ガス・水道が使えなくても何とかするための準備は一応しています。過去にこのブログでも紹介した太陽電池パネルもそうした準備の一環で、いざという時には電気は太陽光発電をしたものを使い、ガスはキャンプグッズで何とかするようにし、水についても何とか汲んで来たり、トイレについても携帯トイレで凌ぐことは可能かと思います。

問題なのは、外出時に罹災して自宅に帰れなくなったような場合の対応です。それでも昼なら状況がわかりますが、夜に災害に遭うと、翌日の朝にならないと状況すらわからないような事も起きてしまいます。今回、持ち出すバッグの中味を入れ替える気になったのは、この牧之原での竜巻によるものと考えられる突風についての災害報道を目にしたからです。

これは、全国的にニュースになり、上空からの映像を見ると竜巻らしきものが通った状況が良くわかり、改めて突風の怖さがわかるかと思います。ただ、強い風が牧之原で吹いたのは午後7時前で日が沈んでおり、ニュースでは報じられたもののどこでどんな被害が起きたのかという点については地元の放送局でも詳しく伝えることはできませんでした。現地にいた人でも、全体の様子を把握するためには翌日に取材された映像を見るまではわからなかったことでしょう。

というわけで、改めて日々毎日持ち運ぶものの中で、夜に孤立しても何とかなるようなものをバッグの中には入れておこうと思い、明かりについて考えてみました。今までは、夜に頼りになる明かりは、スマホのライトと手回し発電のできるラジオに付いたLEDライトだけだったのですが、スマホを明かりのために継続して使うのは電池がもったいないですし、手回し発電ラジオではいくらLEDとは言っても夜通し使っていて(特にラジオを聞きながら)は、急に電気が消えたりすることも考えられます。そんなわけで、ライト単体で使え、さらに移動中には両手をフリーにしたままでも常に目の前を照らせるように単三電池一本タイプのヘッドランプ(モンベル製)を加え、最近は携行していなかった同じくモンベルのクラッシャブルランタンシェードをメスティンの中に押し込みました。

モンベル クラッシャブル ランタンシェード

 

「クラッシャブルランタンシェード」については上のリンクの内容で確認していただきたいのですが、単なるカバーではありますが中にライトを入れると光を拡散して周りを照らしてくれるので、ヘッドランプをランタン化することができます。最近の100円ショップでは便利で安いランタンは出ているものの、何と言っても単三電池一本で長時間光らせることのでき、ヘッドライト・懐中電灯・ランタンとしてマルチに活用可能なヘッドランプはやはり常時携行しておいた方が安心だと思い、装備に加えました。

色々便利なものを持っていても、夜の闇の中ではまずは明かりを何とかしないとどうにもなりません。念のため予備のエネループも加え、スマホともラジオとも、さらにはモバイルバッテリーともかぶらずに明かりのためだけに使えるライトの存在は、やはり必要ではないかと改めて思います。

先日、ちょっとテレビのニュース特集の中で見たのですが、休みの日に近くの低山に出掛けて遭難してしまうケースが少なくないという話を取材していました。普通、登山と言えば早朝に出発して夕方前には下山するのがセオリーですが、近場の低山だとそこまでしなくても大丈夫だろうと、午後あたりから登り始めるような人がライトの用意がないまま山の中で日が暮れてしまい、山の中で迷ってしまうということもあるようです。そういう意味でも、ヘッドランプを常時持ち歩くということは、自分の身を守ることにもつながるのではないかとも思えますので、私自身はいつでも使えるように準備しておきたいと思っています。


カテゴリー: 防災グッズ | 投稿日: | 投稿者:

てら について

主に普通の車(現在はホンダフィット)で、車中泊をしながら気ままな旅をするのが好きで、車中泊のブログを開設しました。車で出掛ける中で、モバイルのインターネット通信や防災用としても使える様々なグッズがたまってきたので、そうしたノウハウを公開しながら、自分への備忘録がわりにブログを書いています。

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