車中泊に向かない車こそ利用価値が高い? Yogiboの「Traybo2.0(トレイボー2.0)」

車中泊のための装備において、買いたいと思ってもなかなか思い切ることのできないものにビーズクッションのYogibo(ヨギボー)があります。最大サイズの「ヨギボーマックス」を購入し、自分の車にそれなりの広さの平面空間を作ることができれば、日中はソファーとして使えます。もしうまくフラットな面が作れないような車であっても、シートアレンジで前後の座席を一体化(フルフラット化)できれば、そこにYogiboを敷いて寝れば体への影響は少なくなるようにセットすることもできそうです。

ただ、ビーズクッションは使っているうちにヘタってきますし、そういうものに私などは大金をつぎ込むにはつい躊躇してしまいます。ただ、安くても面白そうな製品はYogiboにも存在します。先日のゴールデンウィークに自宅に遊びに来た親戚の子が持っていたのが、Yogiboの中でもそれほど高いものではないのに使い勝手が良さそうな「Traybo2.0(トレイボー2.0)」というビーズクッション付きのテーブルでした。

表面は竹でできていて、タブレットを入れて使えるような穴が開いています。手前の出っ張りは物を落とさないようなストッパーで、両面テープで好きな所に貼って固定することができるようです。その子はテイクアウトしてきたお弁当を食べるのにわざわざこのトレイボーの上に載せて、自分の膝の上でご飯を食べていたのですが、足りない食卓の代わりになるだけではなく、長時間のドライブでの車内活動には便利なのではないかと思います。

本体の反対側にはこのくらいのビーズクッションが付いており、部屋の中で使っても良いですが、助手席や後部座席でお弁当を食べたり、パソコンやタブレットを使った作業をやるような場合には、これ一つあるだけでかなり便利になりそうです。ただ、運転席で使うにはハンドルが邪魔になるので、一人旅で使う場合は移動が必要でしょうが。

Yogiboには小さなビーズクッション自体にタブレットをセットする「Tablo(タブロー)」という製品もあり、こちらの方はタブレットを膝の上に置いて利用するためのものなのですが、私の場合はタブレットの他にパソコンも使うので、購入するならこのトレイボーの方になるかと思います。トレイボーの価格は7千円弱とYogiboの大きなクッションを買うと思えばそこまで高くありませんし、今後に向けて購入を検討したい製品の一つではあります。

ただ一つ心配な点は、座っての作業が快適になることで、座ったままでの姿勢を長く続けると、本格的なエコノミークラス症候群になりはしないのだろうかという気もするのですね。ただ、どうしても車の中で食事をしなければならないような場合、同乗者がいれば同乗者にトレイボーを使ってもらい、お弁当は助手席に二人分を乗せてもらうようにすれば、弁当も飲み物も結構安定しますし、必要に応じて使う分にはいいかなと思います。

今回この文章を書くにあたり、実際に体に当ててみて使いやすいだろうと思いましたが、今の状況では難しいかも知れませんが、お近くのショップで実際に使い勝手を試してみることも大事だろうと思います。まだ車で遠出ができないので、今のコロナ関連の自粛関連がなくなった後にでも出掛けてみるのもいいのではないでしょうか。


カテゴリー: 車中泊のための道具考 | 投稿日: | 投稿者:

てら について

主に普通の車(現在はホンダフィット)で、車中泊をしながら気ままな旅をするのが好きで、車中泊のブログを開設しました。車で出掛ける中で、モバイルのインターネット通信や防災用としても使える様々なグッズがたまってきたので、そうしたノウハウを公開しながら、自分への備忘録がわりにブログを書いています。

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