表題はかなり挑発的なことは意識しているのですが、ここで改めて思うのは、お茶を飲むと新型コロナウイルスにかからなくなるのかということは、現状ではそんな単純なものではないと思っています。ただ、先月にお茶に含まれるカテキンが新型コロナウイルスを迅速かつ効果的に不活化する作用があると、京都府立医科大学の松田修教授が発表(4月15日京都府宇治市で開かれた「緑茶と健康シンポジウム」のパネルディスカッションにおいて)という事がニュースになっていたため、本当にお茶に含まれるカテキンの効果があるのかと思いました。
この研究は、カテキンに注目して今後の新型コロナウイルス治療に結び付けようとするもので、すぐにどうなるものではないと思います。ただ昨日が八十八夜で、こちら静岡は先日お茶の生産量が鹿児島県に抜かれてしまったということで、まさに浜松と宇都宮の餃子における家庭の消費量争いのごとく、地元でもお茶についての関心が高まっているように感じています。
そんなこともあり、昨日は新茶を購入しにお茶工場の直売所に出掛けてきました。贈答用の少量のものではなく、継続して飲むためのいわば徳用の新茶を購入してきました。今の時期は、その工場では例年ならお茶の詰め放題を格安で行なっているイベントが行なわれていたのですが、当然のごとく一昨年昨年と二年連続中止でした。ただ、その代わりに詰め放題に使っている新茶をパッケージングして安く提供してくれているので、自宅用と友人に送るために購入してきました。
感染症の場合、「病は気から」という話は通用しませんが、これだけ多くの感染者が出てしまうと、疑心暗鬼になって感染していないのに体の調子を崩してしまう方もいるかも知れません。そんな中で、少しは科学的な効果の話もあり、飲み過ぎても体にそこまで悪い話は聞かないお茶は、ペットボトルを大量に購入して飲むよりも、大量の茶葉の形で送って、継続して飲むことで心を落ち着け、まだ終わりの見えない生活の中での清涼剤としてお茶を飲んで欲しいということもあり、あえて高級品を少しではなく安いものを多く送ることにしたのでした。お茶を先に飲むことで、糖分の多い清涼飲料水の代替とすることで体にいい影響があるのではないかという考えもあります。
ただ、まだ新茶の出たては高値であることもあるので、もう少し一番茶がお手軽に手に入れられるようになったら、有機栽培茶を仕入れて旅行用に茶がらを出さないようにと購入した茶葉を挽くお茶ミルを持っているので、真空断熱ボトルにお湯を入れ、自分の飲みたい時に飲みたい分だけ、茶葉を抽出するのではなく粉にして飲むような事もやっていきたいと思っています。そういう事をしても新型コロナウイルスにかかる時はかかるわけですが、まずは体も精神も健全に、睡眠はしっかり食事も摂り過ぎには注意しつつ、自分の免疫力を上げる生活を改めて考えていこうと思っています。