固定電話の番号を「消す」選択で日常の生活が変わるか かかってくる電話をこちらで管理するために

昨日、私の住むところでは市議会議員選挙が行なわれました。相変わらず近所を通る宣伝カーはうるさかったのですが一つ変わったことがありました。

というのも、前には頻繁にかかってきていた選挙のお願いの電話が一切かかってこなくなったからです。さらに言うと、インターネット関連や投資などの営業の電話も一切かかってきません。中には詐欺のために掛けてくる電話もあるのかも知れませんが、その種の電話もかかりません。

これは何故かというと、以前まで使っていたADSLの契約を止めるのと同時に、ADSLに紐付けしていた固定電話の回線も解約したからです。現在は家族それぞれにスマホを持っていて、個人に関する電話だけが入るので、家に対してかかってくる不特定多数からの電話というものは基本入ってこなくなりました。

私の場合、インターネットで問い合わせたものでメインの携帯電話番号を記入したものについてはしばらくして営業の電話が入ってくることもありますが、今後はそうしたことがないように、メインの携帯番号をネット上で記入するのは止め、サブに使っている番号の方を記載するようにしたので、もし掛かってきてもすぐには出ないで、番号表示された相手先の電話番号をいったんインターネットで調べ、かけ直す必要のあるものにはこちらから電話します。そういう意味では、メインの電話番号とは別に、楽天LINK アプリでかけ放題が使える番号をサブにしておくことは迷惑電話を直接取らないためにも有効ではないと思っています。

これはあくまで我が家での状況ではありますが、固定電話を止めることのメリットは大きく、固定電話を残すことのメリットというのはADSLを解約した今となってはほぼないと言い切れてしまうように感じてしまいます。企業やお店、公共の場所、さらにファクシミリを使わなければならない状況にあるのでなければ、固定電話を携帯電話に移行する事についてのハードルは下がるでしょう。

社会問題化する電話を使った詐欺が心配な場合、例えば一人暮らしの離れた親が詐欺被害に遭わないように対策をするとすれば、スマホでなくてもフィーチャーフォンでも、「非通知」の電話を受けないように設定したものを使ってもらうようにし、事前にかかってくる可能性のある連絡先は事前に電話帳に登録し、それ以外に番号だけ表示された電話がかかってきた場合、番号を着信履歴から調べて電話してもらうようにすれば、改めてその電話がどこから掛かってきたかはネットを使えばお店や企業であればすぐに調べられます。わからない携帯電話番号については放っておいても大丈夫だと思いますし、固定電話からなら掛けてきた場所も調べればわかります。さらに050から始まるIP電話ならなおさらその番号から友人など大事な電話がかかる道理はないと考えてもいいでしょう。

またこれも自分の経験上の事ですが、先日不明な番号からの電話が自分の携帯にかかってきたのでネットで調べたら(固定電話からの発信)、その番号は市役所からのものであることがわかり、表示された番号にこちらから掛け直したところ、直前に提出した書類についての問い合わせのものでした。このように、番号表示が普通にできる携帯電話に固定電話を解約して移行する方が、社会生活を感染症関連で引きこもりのような生活を余儀なくされるような状況では、そもそもの掛かってくる電話自体が減るので、犯罪に巻き込まれる可能性が減ることにもなるでしょう。

固定電話が生活に必要だった時代はもはや個人用途なら終わったとも言え、今や固定電話を置いておくことで毎日の迷惑電話に悩まされたり、詐欺電話の被害に遭うリスクは高くなっているとさえ言えます。固定電話にナンバーディスプレイを契約して固定電話を残すよりも、携帯電話に移行する事を個人としてここ数ヵ月経験したことで推すことができるようになりました。番号の変更については友人・知人への連絡が必要になることはありますが、ファクシミリを使わず(メールなどで代替可能)、自ら固定電話を掛けることがほとんどないなら、個人の場合はどうしても連絡を付けたい場合には何らかの方法で連絡が入ると思って思い切って固定電話を処分(光回線の場合ひかりIP電話機能の解約)する事について考えてみてはいいのではないでしょうか。


カテゴリー: モバイル関連コラム | 投稿日: | 投稿者:

てら について

主に普通の車(現在はホンダフィット)で、車中泊をしながら気ままな旅をするのが好きで、車中泊のブログを開設しました。車で出掛ける中で、モバイルのインターネット通信や防災用としても使える様々なグッズがたまってきたので、そうしたノウハウを公開しながら、自分への備忘録がわりにブログを書いています。

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