何の根拠もない思い込みが感染症を増やすことも 国外の事件ともからめて考える

昨年から続いている新型コロナウィルスの感染症による生活の自粛は、過去の第2次世界大戦を乗り切ってきたお店さえ閉店に追い込むくらいの破壊力があるという事実を感じていました。コロナウィルスが活性化して多くの患者が出る傾向にある冬が終わり、昨日などは私の住む静岡では夏日となるくらいの気候の変動があり、桜も満開となってついお出掛けをして会食もという風になりがちではあるものの、とにかく今まで人類がかかったことのないウィルスが拡散している事実に変わりはありません。

さらに、世界ではこの感染症との戦いの中でまさに人災とも呼ぶべき内戦のような状況が発生しているミャンマー(ビルマ)のような地域もあります。デモに容赦ない攻撃を行なう警察や軍の行動を見ていると本当に心が痛みます。自分の意志で外出しないなどの行動を行なうことで、何とか私は今まで新型ウィルスによる感染症には今までかかってはいませんが、ミャンマーでは家にいても治安部隊による検挙からの収容所連行が多数行なわれるような状況にもなっているようです。そもそも世界中で感染症を何とかするための努力が続いている中での行動であるだけに、国内の収容所内や、国外に脱出した人が隣国での感染を起こしその数が爆発的に増えることも考えられなくもありません。そうして増えた感染者の一部がまた移動するということになると、日本に全く影響がないとは言えません。感染症対策の立場からミャンマーの軍事政権にどの国も物申せないなら、いくら新型コロナウィルスの自国対策をしていても、今後の状況についても暗い見通ししかないのではないかとすら思います。

そんな中で、新型コロナウィルス関連のニュースと同じくらいの頻度で入ってくるのがオリンピックの聖火リレーのニュースであったりするのですが、かくいう私の地元でも、規模は縮小するものの4月に入ってから毎年の春に行なわれるパレードを伴ったお祭りは開催されるそうなので、仙台や山形のように感染者が増えてしまうのではないかと心配しています。

人によっては現在のお花見にも出掛けられる方はいて、私のようにナーバスになっている人たちとは違った行動をする人もいるのですが、まだ日本国内ではワクチン接種ができている人は限られているので、外に出て不特定多数の人と遭遇しても感染しないという根拠がない状態が続いています。今はもう季節も変わり感染者も少なくなったから大丈夫という思い込みは、個人的には危険ではないかと思います。最初にも書いた通り、まだ人類が感染したことのないウィルスなので、季節に関係なく体内に入ってしまうと感染する危険は続きますので、手洗い・消毒・マスクのケアは基本にして、できる限り普段会わない人とは喋ったり食事したりするのは避けることを続けています。

先週は、友人が実家に用事があったので帰ってきていたのですが、いつもならそうした時には集まって飲みに行っていたのですが、昨年から飲み会も会食も中止し、今回も直接会わずにメッセージのやり取りだけに終始しました。ワクワクすることも少なく生活も停滞しがちですが、個人的にはその点は我慢し、改めて自宅でできることでこのブログのネタも作っていきたいと思います。皆様も十分健康にご留意していただきたいと思います。


カテゴリー: 防災コラム | 投稿日: | 投稿者:

てら について

主に普通の車(現在はホンダフィット)で、車中泊をしながら気ままな旅をするのが好きで、車中泊のブログを開設しました。車で出掛ける中で、モバイルのインターネット通信や防災用としても使える様々なグッズがたまってきたので、そうしたノウハウを公開しながら、自分への備忘録がわりにブログを書いています。

スポンサーリンク

コメントを残す