もはや冬でなく初夏だというのに、依然として感染症の対策が必要な今日このごろですが、昨日は全国的にかなり最高気温が上がったことで、部屋の中での対処に困りました。
というのも、自宅ではまだ夜や早朝になると寒いので、部屋にはこたつを出したままなのですが、そんな部屋の気温がどんどん上がってくる中、エアコンを付けるまでもないもののじっとしているとじわっと暑くなってくるので、扇風機くらいを使うのが丁度いいくらいだったのですが、こたつをまだ仕舞っていないことから、まだ扇風機は出していなかったのですね。窓を開けて風が入ってくればいいのですが、常にそんな状態にもならないので、旅行のときには大活躍する自家発電的涼風生産機ともいえる扇子を出してきました。
ここ数年は電動のミニ扇風機が売れているようですが、個人的には使い勝手の面から言えば扇子は欲しいときに欲しい風量で欲しい場所に風を起こすことができるので、一年中折りたたみ傘と一緒にバッグに放り込んであります。テレビを見ながらちょっと暑いときに自分で仰ぐのはいいのですが、パソコンの前に座りブログを書きながらというシチュエーションでは、普通に考えるとキーを打ちながら仰ぐことは不可能です。
しかし、この文章については扇子で仰ぎながらパソコンで書いています。なぜそんな事ができるかというと、学習してスムーズに入力できるようになった片手入力に切り替えているからです。具体的にはテンキーの数字の組み合わせにひらがなを割り当てて、基本的な文章と記号ならスラスラ入力できるようになっています。
折角なので、左手に扇子を持って仰ぎつつ、右手はテンキーにかけて入力作業にというかなり複雑な作業を行ったのですが、やりながら思ったのはこの一連の動きは結構脳に良いのではないか? と思うほど、意識して扇子の動きを継続しながら文章を書きすすめるのは脳が混乱します。安易に扇風機を出して付けずに扇子を使い続けるほうが、家に居続けるだらけきった脳を活性化するのにはたまにはいいなとつい思ってしまいました。
この文章はテンキー付きのノートパソコンで書いているのですが、モバイルパソコンを外に持ち出して書く場合は外付けのテンキーが必要にはなるものの、状況によってはエアコンも扇風機もない場所でパソコンを広げる可能性もないこともないので、そんな時にも仰ぎながらブログが書けるようにしておくと便利かもしれないと個人的には思っています(^^)。
これだけ家にいなければならない状態が続くと、ストレスが溜まってしまい、つい買い物にでかけたりパチンコを打ちに行ってしまったりしている人がいるということはニュースを見ていると連日のように出てきます。しかし、今回紹介した私なりのこだわりは他人から見たら本当にどうでもいいことかも知れませんが(^^;)、日々の生活の範囲が自宅周辺に限定されている中でもチャレンジできることは色々あるように思います。
私の知り合いの男性は最初は必要に迫られる形でマスクづくりにハマってしまい、最初は簡単な四角のものだけだったのが、現在ではミシンの使い方も覚え、立体マスクまで作れるように上達したそうです。今後は自分のためではなく人のためにマスクを作ろうかなと言っていましたが、こうした行動は最初から人のためにやろうと思ってやったのではないというのがいいですね。私などは羨ましいくらいで、今後マスクづくりをやるかどうかはわかりませんが、引きこもっていても自分を向上させることのできそうなことを探しつつ、その一部でもこのブログで紹介することができればと思っています。