USB2.0対応ハブ 4ポート 充電機能搭載 RUH-OTGU4+C

品物自体は届いていたのですが、先日のお出掛けの時にも結局使うことがなく新しいUSBハブの購入報告が遅れていました。今回あえてこの製品を購入したのは、私の現在の持ち歩き用マシンとなっているASUS TransBook T90CHIには外部端子がMicroUSB1つしかないので、本体を充電しながら別の事ができないというのがウィークポイントでした。

そこで先日書きました通り、T90CHIで充電しながらUSB機器が使えるようになるHUB「RUH-OTGU4+C」を今さらながら購入してみました。他にもモバイルパソコンは持っていて、T90CHIと同じように小型ながら独特なギミックで各種端子が揃ったキングジムの「ポータブック」と持ち出し端末で迷うところですが、限られたスペースの中で持ち運ぶためにはやはりT90CHIの「薄さ」は大きな魅力なのです。

まず、RUH-OTGU4+CをT90CHIに接続した上で、ACアダプターからのケーブルを接続し、T90CHIの充電ランプが点灯することを確認しました。写真にはありませんが、この状態で有線のキーボードとマウスが使えることは確認しました。本体付属のBluetoothキーボードやマウスが暴走するなどうまく接続ができない時には、外で調達できるキーボードやマウスとの接続もできるようになるので、これは有難いです。

ただ、現在はキーボードはもちろんマウスもBluetoothで接続できているので、さらなるUSB機器について試してみることにしました。出先で作業をする時にはスマホやデジカメで撮った写真をパソコンにコビーして編集できれば便利なので、汎用のmicroUSBケーブルでパソコンと接続できるオリンパスのデジカメTG-5をつないでみることにしました。

このカメラはUSBで接続した時にどういう動作をするか選ぶことができます。ここでは「ストレージ」を選びカメラに差しているSDカードの内容をパソコンで見られるかを試します。しかし当初は、カメラ画面に「しばらくお待ち下さい」という文字が出たまま止まってしまっていました。

そこで活用するのがこのHUBの機能である切り替えスイッチです。「A」「B」「OTG only」の3つの位置があり、うまく接続できるところに合わせるというのがこの製品のポイントなのですが、最初の位置から動かすと、「しばらくお待ち下さい」の文字が消え、ちゃんとデジカメの中のファイルをパソコン上で確認することができるようになりました。そして、利用終了の時には下のメニューから「TG-5の取り外し」を選ぶと安全に取り外しできるようになります。この辺は普通のパソコンでUSB機器を使うのと同じです。

普通のHUBだと、相性の問題で接続できなくなることがしばしばあるのですが、この製品ではスライドスイッチのおかげで、接続できるスイッチの位置を探してうまく合えば、私の場合は手持ちの端末同士が使えるようになってほっとしたというのが正直なところです。

結果的には単に充電しながら使える通常のUSBが4つになったというこだけなのですが、今後はRUH-OTGU4+Cをいつものお出掛けセットに加えることにしました。今後は、大容量のUSBメモリを接続し、T90CHIの内蔵フラッシュメモリでは半年ごとのWindows10の大型アップデートが難しくなった場合、アップデートファイルをUSBメモリに逃がすことで何とかハードとしての寿命を延長する小道具として活用することができればと目論んでいます。

そして本体以外の購入時の同梱物について、microUSBの赤いコードが付いているのですが、このコードでパソコンを含めた様々な機器の充電にも使えます。付属品とは言え、100円ショップで売っている充電コードとは違うクオリティがありそうなので、このコードも一緒にバッグに入れておくことにしました。一応はネットの情報で使えるだろうと思って注文したので、ここまで紹介したのが当り前の結果ということだけなのかも知れませんが、やはり実際に使えるかどうかは使ってみないとわからなかったので、この検証が他の方のお役に立てるようなら幸いです。


カテゴリー: その他のハード | 投稿日: | 投稿者:

てら について

主に普通の車(現在はホンダフィット)で、車中泊をしながら気ままな旅をするのが好きで、車中泊のブログを開設しました。車で出掛ける中で、モバイルのインターネット通信や防災用としても使える様々なグッズがたまってきたので、そうしたノウハウを公開しながら、自分への備忘録がわりにブログを書いています。

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