年末年始の車旅に「明かり」の用意を

こちらでは学校も冬休みに入るくらいの時期に入ってきて、そろそろ年末年始の予定を考えている方もいるのではないでしょうか。特に車で長距離を移動するような場合、ちょっとした準備が旅先での快適さを上げることもあります。

最近になって感じるのは、夕方になって暗くなる時間が早いということです。私の住む静岡市では夕方の5時を待たずに太陽が沈んでしまい(昨日の日の入りは16時39分でした)、学校や仕事を終えて家に帰った時には相当暗くなっているという気がします。

この時期、車で出掛けると朝から日中まではそんなに違和感がないのですが、午後4時を回ると一気に暗くなるので、早めのライト点灯を心掛けた方がいいでしょう。自分が多少暗くても回りが見えるからいいやということではなく、ライトを点灯させることで自分の車の所在を周辺に知らせるという意味もあるので、これからの時期はまだ全然目的地に着かないような夕方でも早めの点灯をして目的地まで走るようにしたいものです。

そして年末年始にロングドライブをする場合には、スムーズに走る予定を立てていても渋滞に巻き込まれ、車中泊や車内での仮眠を取らざるを得ないような状況になることも考えられます。そうした場合に備えて、車が車中泊仕様のものでなくても、シートの段差を埋めることができるクッションや、毛布くらいは車に載せて出発したいものですが、もう一つあると便利なものがあります。

私はこの時期になると懐中電灯代わりに使っているのが、モンベルで売っている「ミニランタン」です。単三のエネループ1本で動き、ボタンを押すと最高照度で点灯するのですが、そこまでの明るさは必要ない場合は点灯した状態でクリックすると2段階に分けて明るさを調整できるようになっているので、単三電池1本でもけっこう長期間使えて気に入っています。

車で仮眠や車中泊をする場合、できれば車のバッテリーを消費させることなしに、エンジンを止めた状態での明かりを確保したいということがあります。その場合、キャンプ用のランタンを使ってもいいのですが、この「ミニランタン」はランタンのように全体を照らすことも、懐中電灯のようにピンポイントで目標物を照らすこともできるので、車の中に小物を落として探したいような場合、これは昼間でも暗い隙間を照らすことで便利に使えます。

私自身はこのミニランタンとは別に、同じ単三1本で動作するヘッドランプを持っています。ヘッドランプ用に掛けるとランタンのように使えるランタンシェードもありますが、どうしても両手を空けて外で作業しなければならない時には使うこともありますか、このミニランタンの場合、本体を伸ばして地面に置くことで光が拡散されるので単なる懐中電灯を使うよりもかなり応用範囲が広いので、雨の中など様々な状況の中で使うことを考えると、私にとってはこれがベストかなという感じがします。

単三1本で使えるミニライトは、事前にエネループを2本ないし4本用意しておけば、エネループ自体を長期的に充電せず保管していても、5年後でも70%を維持するとのメーカー発表があり、出掛ける時に充電した単三電池を複数持って行けば安心です。不幸にも電池を忘れた場合でもアルカリ電池や充電池はコンビニでも購入できますので、出先で電池を購入して使ってもいいでしょう。

私自身、車中泊の体験をして何より恐いのは夜の闇の中に入って現状確認ができなくなるような事なので、本当の緊急事態にはスマホのライトを使うことがあるかも知れませんが、基本的には明かりはスマホや車のバッテリーとは違う系統のものを用意することをおすすめしたいと思います。


カテゴリー: 車中泊のための道具考 | 投稿日: | 投稿者:

てら について

主に普通の車(現在はホンダフィット)で、車中泊をしながら気ままな旅をするのが好きで、車中泊のブログを開設しました。車で出掛ける中で、モバイルのインターネット通信や防災用としても使える様々なグッズがたまってきたので、そうしたノウハウを公開しながら、自分への備忘録がわりにブログを書いています。

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