プロバイダ提供のWi-Fiサービスを骨までしゃぶる

前回も書きましたが、今までドコモ用の回線として保持していた「ロケットモバイル」を解約し、その前に加入していた「OCNモバイルONE」の契約を再度利用することにしました。前回のOCNの契約を止めたのは、現在は月3GBの契約にして維持しているUQモバイルで中速の最大500kbpsが出るプランを最初に契約したこともあり、中低速無制限のプランは2つもいらないと思ったのですが、実際の生活の中で、そこまで中速で動画などを使う機会がなく、いざという時の備えという意味ではパソコンで普通に使える高速クーポンが多少あればいいということに気が付いたからです。

ただ、最近の行動の変化として、今までは持っていてもなかなか使う機会がなかったASUSのモバイルパソコンを持ち出して(Windows10の入ったミニノート)コーヒーを飲みながらとか、地元の図書館に行って使うことが増えてきました。今まではUQモバイルの高速クーポンを使ってテザリングさせて必要な時に早入り早抜けという形で利用していたのですが、ここのところちょっと気に入っている公共のスペースで無料Wi-Fi(NTT西日本が提供するDoSPOTというアクセスポイントです)が使えるのを発見し、公衆無線LANの快適さに慣れてしまうと、わざわざモバイル回線で接続するのが莫迦らしくなってきました。

ただ、この無料Wi-Fiにも不便な点があって、誰でも無料で使えるアクセスポイントに接続した場合、一回の接続が15分で切れてしまい。一日の利用上限も決まっています。それならそれで、ブログを書く時にはオフラインで行ない、ちょっと調べものをしたりブログにアップするような時だけ接続を起こしていたのですが、もう少し何とかならないかと思っていたのです。

実はこのOCNモバイルONEの加入メリットとして、他のMVNOではやれないような無料のWi-Fiサービスというのがあります。これはNTT東日本エリアにお住まいの方と西日本エリアにお住まいの方では多少状況が違ってくるのですが、全国のセブンイレブン・ローソンやスターバックス・タリーズで使えるSecured Wi-Fiの他に、何と外で私が使う頻度が多い「DoSPOT」が無制限で使えることがわかりました。

OCNモバイルONEのWi-Fiサービスがすごいのは、利用するSIMカードが入った端末からアプリを使って接続することもできるものの、全く関係ない端末でアクセスポイントにパスワードを入れて接続したあと、開いたブラウザー上から自分専用のWi-Fi接続用のIDとパスワードを入れてログインすれば(Wi-Fi接続用IDとパスワードはOCNのマイページから取得することが必要)、通信回線のない普通のノートパソコンでもWi-Fiサービスを使えてしまうのです。

これによってだいたいADSL並みのスピードで時間を気にしないで、さらに安心してインターネットをパソコンで利用できる環境を整えることができました。前回書いた通り、自分のデータ専用回線の他にもう一回線、家族用に音声回線を申し込んだので、こちらの回線でもWi-Fiサービスを申し込むことで、パソコンとスマホを同時にWi-Fiに接続させることも可能になりました。どちらも最安のプランなので申しわけない気もしますが、今後はこうしたサービスを使うために日常の行動範囲を変えることで、自宅にいなくても自宅にいるような感じでネットが使える環境が利用できそうです。

私はNTT西日本のエリアに住んでいるので「DoSPOT」が利用できてラッキーでしたが、もう一つのSecured Wi-Fiの使えるスターバックスやタリーズコーヒー・ロッテリアではコンセントを利用して電池切れの心配なくノートパソコンを使えるということもあるので、今後は出掛けた先でお茶や食事をする際には、Secured Wi-FiやDoSPOTのある場所を目指して行くことで、低速専用SIMで高速インターネットを使いつくすパターンを考えてみたいと思っています。


カテゴリー: モバイル活用ガイド | 投稿日: | 投稿者:

てら について

主に普通の車(現在はホンダフィット)で、車中泊をしながら気ままな旅をするのが好きで、車中泊のブログを開設しました。車で出掛ける中で、モバイルのインターネット通信や防災用としても使える様々なグッズがたまってきたので、そうしたノウハウを公開しながら、自分への備忘録がわりにブログを書いています。

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