無断キャンセルは絶対に止めよう

今回、休みは3日間あったのですが、今回の旅は実際には単なる一泊二日で帰ってきてしまったので、このエントリーをアップした時にはもう自宅に帰ってきていると思います。ということで、今回の旅先の種明かしをしますと、今回の旅先は横浜で、宿泊は中華街のど真ん中にある「グローバルキャビン横浜中華街(ドーミーインホテルチェーン)」でした。

このホテルは2018年に開業し、関帝廟の正面にあるという中華街を散策するには絶好の立地です。ただこのホテルはビジネスホテルではなく、カプセルホテルの部分と、今回泊まることになったキャビンに分かれています。カプセルホテルについてはどんなものかわかると思いますので詳細は省略しますが(今回利用していないこともありますし)、キャビンというのは寝台列車の個室のような形式で、一つの空間を上下の寝室部分に分けて利用するというものです。入口は隣同士になりますが、中は個室スペースで分かれています。私の泊まったキャビンにはベッドの他にテーブルもあり、その部分は吹き抜けになっているので立っても問題なく、ビジネスホテルの個室という雰囲気ですが、違うところも結構あります。

まず、キャビンという客室の性質上、部屋にカギがかからないので(アコーディオンカーテンのみ)貴重品は部屋の中にあるセーフティボックスに入れて盗難から防ぎます。バス・トイレも部屋内にはなく、外の共同トイレおよびシャワールーム・浴槽を利用します。冷蔵庫もないので、保冷用のバッグが用意されているものを部屋に持ち込んで利用することになります。

ただキャビンもカプセルも男女別になっていますので(一部のスペースには家族で泊まれるファミリー用のキャビンもあります)、隣が誰なのかわからないとは言え、特に女性の方も安心して泊まれるようにはなっています。設備の細かいことや、滞在してみて改めてわかったことについてはたくさん写真を撮ってきたので改めて紹介する予定ですが、今回は予約の際の事についてちょっと書いてみようかなと思います。

支払い手続きはホテルの場合は現地精算が基本だと思います。今はどうかはわかりませんが、かつてのホテルや旅館では冷蔵庫に飲み物が置いてあり、それを飲んだ分だけ追加で請求されたり、ペイテレビをつい見てしまった場合(^^;)、その分の支払いが追加されることになるので、会計は帰りに一緒にというのがわかりやすいですし、領収書を書いてもらいやすいというところもあります。

今回は朝食付きのプランを利用したのですが、どう考えても追加で利用するサービスがなさそうだ(冷蔵庫も付いていませんし)ということと、昨今話題になっている「無断キャンセル」を疑われないように、予約時にネット経由のクレジットカードでそのまま決済を行なってから行きました。館内では自販機があるくらいで、外で買ってきた食べ物をフロントにある電子レンジで調理して食べることもできるので、今回は事前に決済をしてから行っても追加料金の支払いということは、今回泊まったケースではならないのではと思います。

もちろん支払いは現地でカード精算という事でも全く問題ないのですが、最近のニュースで同じ予約の「無断キャンセル」ということで言うと(この言葉自体もホテル業界のものなのだそうです)、飲食店に偽の団体予約を入れて17万円(1人1万円のコースを17名分)もの損害を店に与えた50代の男が偽計業務妨害で逮捕されたなんてニュースが最近ありました。被害を受けたお店の被害は大変なもので、簡単に笑い話で済ませる類の話ではないと思います。今回予約するにあたってこちらが利用させてもらうお店の立場で物を考えると、どうせ払うなら先払いの方が様々な事を気にされることもないし、気持ち良く利用できるのではないかとちょっと考えて、今回はあえて事前精算で泊まったというわけです。

ホテルにしても飲食店にしても、今では電話だけでなくインターネットでの予約を受け付けているところも多くなってきました。人気の場所であれば、早いうちから埋まってしまってなかなか利用できないということも普通にあります。特にホテルの「無断キャンセル」については、当日飛び込みで利用したいと思う行き当たりばったりの旅の中で、「部屋は空いているが来るか来ないかわからないので何とも言えない」と言われたら、同時に複数の宿泊場所を当たらざるを得ず、結果的にそのホテルより高いところがすぐ泊まれるとなれば、安くて部屋も空いているのに、高い方のホテルに泊まらざるを得なくなってしまいます。

そうして高い方のホテルにチェックインした後に、安いホテルの方が無断キャンセル扱いになり部屋が空いたと連絡があっても、すでにチェックインしたホテルをキャンセルすることは難しく、ホテルの人を恨むのも筋違いですし、その旅の印象自体も悪いものになってしまうかも知れません。無断キャンセルはこれだけ罪深い行為なので、止むを得ず利用できなくなった場合には直前でも連絡を入れて、先方の対応に従うようにしましょう。

話が思わず脱線してしまいましたが、次回からは順を追ってこのホテルの概要と自分が実際に泊まってみて思ったことについて紹介していきますので、まだ、キャビンタイプの宿泊施設に泊まったことがない方や、このホテルに興味がある方には何らかのお役に立てるのではないかと思います。それでは、今回はここまでということで、どうか次回以降にご期待下さい。


カテゴリー: 旅行・交通関連ニュース | 投稿日: | 投稿者:

てら について

主に普通の車(現在はホンダフィット)で、車中泊をしながら気ままな旅をするのが好きで、車中泊のブログを開設しました。車で出掛ける中で、モバイルのインターネット通信や防災用としても使える様々なグッズがたまってきたので、そうしたノウハウを公開しながら、自分への備忘録がわりにブログを書いています。

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