スマホのWi-Fi設定と運用におけるストレス

昨日、あまりに暑いのとテレビを家ではつい見てしまうということもあり、デスクワークをしに近くのファミリーレストランでドリンクを飲みながら行なっていました(^^)。お盆の時期にファミレスでうだうだするというのは悲しいものがあることは十分わかっていますが、それでもドリンクバーを注文すれば温かい・冷たい飲み物を飲みながらちょっとした作業を行なうなら、とてもいい環境の中で作業ははかどりました。

ただ、そんな中で一つ気になったことがあります。今回の作業はパソコンを使うものでなかったのですが、そうしたときにちょっとスマホを開いて調べたいと思ってスマホを使おうとしてブラウザを開くと「インターネットに接続されていません」という表示が出てしまうのです。

携帯電話の電波は十分届いている場所にあるのですが、なぜファミレスの店内でネットに繋がらなくなっているかというと、過去に同じファミレスを利用した時に店内で提供されている無料Wi-Fiを利用したことがあったので、お店に入った時からスマホは自動的にファミレスが提供しているWi-Fiに接続しようとしてしまうのです。

Wi-Fiに接続するならインターネット接続されないのはおかしいと思う方もいるかも知れませんが、この「無料Wi-Fi」の仕組みに、そのままでは接続されない理由が隠れています。普通、Wi-Fiに接続する場合にはきちんとパスワードなどを入力しないと接続できないようにしたり、今回利用したお店でもそうですが、一回接続しても60分とかの時間制限があり、その時間を超えてしまうと自動的にネットから接続を切られてしまうようになっています。これは、Wi-Fiを利用したヘビーユーザーを締め出す方法だと思われます。そして、多くの人はファミレスで一時間以上滞在しないわけで(^^;)、そうした長時間居座わるお客さんの利便性を悪くすることでお店が回転することを目論んでいるような気もします。

そうしたやり方はもっともで、利用する側としては食事や休憩の合間にちょっと使うということで使うのがいいと思うのですが、それ自身に通信機能がなくWi-Fiだけでインターネットに接続できるハード(パソコンなど)で利用するには適していると思うのですが、常にインターネットに接続していて、メールやラインなどの着信をその都度確認したいような場合は、手持ちのスマホでファミレスなどのWi-Fiに接続してしまうと、設定の中でファミレスのアクセスポイントが記憶されるので、携帯の電波より優先してWi-Fiにつなぎに行ってしまうということが起こってくるのです。

それを知らないでいると、今回の私のように急に店内でネットを使おうと思っても、改めてログインを行なわないとネットに繋がっていない状態になってしまうので、メールやラインの通知も来ないままになってしまいます。待ち合わせをしていて、その連絡をメールやラインに依存している場合には、連絡が付かなくなってしまう可能性もあります。

また、車で市内を運転していて、たまたまそのお店の前を通った場合、もしお店の外まで電波が飛んでいた場合には、接続にトライしてしまい、もしカーナビを手持ちのスマホで行なっている場合、一瞬電波が途切れてしまうというケースもあるかも知れません。

こうした事がいやな場合は、事前に設定の画面からアクセスポイントとして登録したお店のポイントを消すようにしないと、常に記憶したアクセスポイントのエリアに入るとWi-Fiにつなごうとしますので注意が必要です。

今後は、楽天モバイルの新プランに注目しているのですが、まだ基地局の整備が遅れているという気になるニュースが入ってくる中、外でもあえてWi-Fiを利用しないで、新たな楽天モバイルが提供する中速クラスの4Gの電波を使って極力ネットには接続するようにした方がいいかなと思っています。そうすれば、気が付いたらログインしていないWi-Fiに優先的に接続してしまい、ネット自体につながっていないという状況を回避できてストレスがなくなるのではないかと思っています。

こうしたケースは、ファミレスだけではなくコンビニや大きな商業施設など数々ありますので、こうした無料Wi-Fiを使う場合には、私は今後はそれ自身ではネット接続ができないハードに限って利用しようと思っています。


カテゴリー: モバイル活用ガイド | 投稿日: | 投稿者:

てら について

主に普通の車(現在はホンダフィット)で、車中泊をしながら気ままな旅をするのが好きで、車中泊のブログを開設しました。車で出掛ける中で、モバイルのインターネット通信や防災用としても使える様々なグッズがたまってきたので、そうしたノウハウを公開しながら、自分への備忘録がわりにブログを書いています。

スポンサーリンク

コメントを残す