浜松周辺の観光・車中泊で注意したいこと

ネットでの発信は地域に関係なく全国および全世界に情報を発信できますが、逆に地方のローカルニュースはなかなか全国に伝わりにくいものです。学生が夏休みに入り、お盆の時期になれば全国で車が大移動を始め、早朝でも深夜でも通行することもそう珍しくはないと思います。

実は、2018年の10月頃から浜松駅周辺から浜名湖の近くの鷲津駅近くまでのかなりの広範囲において、ブロック片などの置き石が繰り返されています。さらに同地域では放火と見られる火事も起きていて、地元ではかなりナーバスになっているようです。

高速道路で静岡県を通過するだけならそこまで神経質になる必要はないかと思いますが、浜松周辺は観光地もあるので、この地域を目的にやってくる方は、注意が必要でしょう。というのも、置き石が発見されたのが新しい事例では午前3時50分頃ということで、深夜に置かれた可能性が大きいのです。

こうした事をやる人というのは、もしかしたら浜松や湖西市周辺で車中泊をしている車について、何らかのいたずらをするような事も無いとは言えません。これは、浜松だけの事ではありませんが、仮眠にしろ本格的に寝に入るにしろ、夜から早朝まで車をどこかで停めて車中泊する場合には、車の中で起きてそのままエンジンを掛けて出発するということはできれば控えた方がいいです。

過去にあった事件では、タイヤを全てジャッキアップして盗まれたのを気付かないまま車を動かそうとしたケースもあったと言います。そこまでひどくなくても、タイヤをパンクさせられていたり、もっとたちの悪いのだと車を動かすと何かを踏みつけるようにセットしておくという悪いのもいるかも知れません。

また、これはいたずらではないですが、車の中に小動物が入ってしまって動かしたら別の意味で大変なことになってしまったというケースもあるようですので、朝の出発前には猫対策に車をバンバン叩いて(いわゆる「猫バンバン」)車の下や中にとどまっている小動物を追い出したり、改めて車の周りを点検し、石やその他のパンクや破損を誘うものがないか、あったらどかして出発してもいいですし、こうした事を根絶させたい場合で時間があるなら(状況見聞などで時間を取られるので)、しっかり警察に通報するという選択肢もあります。

どちらにしても、今回紹介したように特定の地域で同じような道路へのいたずらが頻発しているというのは、やはりドライバー同士で気を付けつつ、もしそうした置き石行為をしているところを目撃およびドライブレコーダーで撮影したら、できれば犯人の検挙のためにも、ぜひ近くの警察へ届出ていただきたいと思います。

ちょっと車が凹んだぐらいならお金での解決ができますが、その置き石が引き金になって死亡事故にまでつながることも十分ありえます。夏休みというのは一部の人たちにとっては特別の期間で、普段は起きないような事をやってみようと思う人も出てくるかも知れません。個人的にはいわゆる性悪説は取りたくはないのですが、車の旅で自分の知らない所へ旅に出掛けた際には、近所で走っている時とは違う注意の仕方をする必要もあると思いますので、十分に気を付けて防げることがあるなら、その労力を惜しまないようにしたいものです。


カテゴリー: 旅行・交通関連ニュース | 投稿日: | 投稿者:

てら について

主に普通の車(現在はホンダフィット)で、車中泊をしながら気ままな旅をするのが好きで、車中泊のブログを開設しました。車で出掛ける中で、モバイルのインターネット通信や防災用としても使える様々なグッズがたまってきたので、そうしたノウハウを公開しながら、自分への備忘録がわりにブログを書いています。

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