先日購入したAmazonのFireタブレットには様々なアプリを入れている最中なのですが、その中でわかったことは、このタブレットでは全ての事をやるために使うのではなく、あくまでも音楽や動画、KindleなどのAmazon提供のサービスや、AIスピーカーとしての機能を外に持ち出すような使い方をすべきで、事務的な作業をするには今まで使っていたスマホやタブレットの方を使うといった使い分けをする方がいいという風に思いました。
そんな中で、Amazonのアプリストアにあった無料でも使えるクラウドサービスを使うためのアプリ「Dropbox」があったのですが、新しいハードを増やして初めて無料プランの仕様が変更されていることに気付きました。
2019年3月からDropboxの無料プランを使う場合にはアプリを利用する場合のハードの台数が3台までに制限されるということになっているのに今さらながら気付いたというわけです。今まで関連付けていたハードでは普通にアプリを使って利用できるのですが、今後新しく購入したパソコン・スマホ・タブレットでDropboxを使いたい場合は、すでに関連付けているハードでの利用を諦め、アプリを利用してDropboxを使うハードを3台にする必要があるのです。
もちろん、過去に使っていて今は全く使っていないハードもあるのである程度絞ることは可能ですが、スマホとタブレット、そしてパソコン1台までしか同時に使えないというのではちょっと私の使い方には支障が出ます。使い方に応じてノートパソコンも違うものを持ち出したりする中で、やはりすぐにクラウドからデータを引き出して使いたいですし、新しく購入したハードが出るたびに現役で使っているハードでの利用を諦めなければならないというのはちょっと使い方が難しいと言わざるを得ません。
この辺はあくまで無料で利用させていただいている弱い立場であるので、企業として赤字になってサービスが続けられなくなるというのなら声高に文句を言うわけにもいきません。ただ、Dropboxの有料プランにすれば台数制限はなくなり、今よりはるか多くのディスク容量を使えるようにはなるというものの、現状での選択は今以上の金銭的負担を掛けずに別のサービスに移ることだと思います。
そこで、ここはAmazonプライム会員なら無料で5GBまで使えるAmazon DriveをFireタブレットで使いながら様子を見るというのがいいかなと思います。他にも無料で使えるクラウドサービスは「OneDrive」「BOX」「Google Drive」を併用していますので、今後はそうしたサービスも使いながらDropboxの利用頻度を減らしていくようになると思います(現在使っているクラウドスペースについては今後も変わらず使えるので、いざという時の保管庫としての利用は有りだと思います)。
今回の話はすでにご存知の方にとっては「何を今さら」という話だと思いますが、多くの人が頻繁にデバイスを買い替えるわけではないので、新しくスマホを換えるような時になって急にこうした問題に気付くよりも、今のうちからDropboxから別のサービスへの移行を考えておくことが大切になってくると思います。それにしても、無料で使って対価を払わないユーザー撃退(^^;)には、こんな方法があるんだとある意味感心した今回の体験でした。