京都まで時間制限有りの旅 その2 京都での軽食にはラーメンが似合う

静岡駅の始発はクロスシートではない4列シートの車両でした。時間的にはぎりぎりに来たわけではなかったので、乗車口には最前列に並べ、十分自分の座るところを確保することができました。ここから豊橋までノンストップで約2時間乗りましたが、多くの方はさらに西に行くためにすでにホームに止まっていた大垣行の電車に乗るために走って行く人が多かったです。

今回の電車の利用に関して使ったのはAndroid・iPhone版の両方があり、全ての機能が無料で使えるスマホアプリの「Y!乗換案内」でした。アプリによっては青春18切符用の時刻表示ができないのに対して、このアプリはその表示ができるので気に入って使っています。18切符用の時刻を出すためには、トップ画面で「交通指定あり」のアイコンをタップすると、新幹線・有料特急・空路・高速バスなどを全て利用しない設定にできますので、全てをオフにした状態で検索すると自然とJRの普通列車だけを利用した旅の行程を検索することができるようになります。

さらに、検索結果の中には到着番線と出発番線も出てくるので、事前にその情報が入手できれば、駅に乗ってきた電車が到着した際、同じホームの向かいに来た電車に乗ればいいのか、いったん階段を上がって目指すホームに降りなければいけないのかもわかります。念のため車内アナウンスで到着番線と乗り換え列車の出発番線に間違いがないか確認の上、必要に応じで走るなりして次の列車の座席を確保できるように頑張りましょう。なお、走るのはしんどいという方のために、「乗換時間設定」のところに「急いで」「少し急いで」「少しゆっくり」「ゆっくり」の4つの歩行速度が選べるようになっていますので、自分の体力に合わせて事前に大体のイメージを立てておくことができるようになっています。歩行速度を変えて調べてみて、もし少し急げは早く目的地に着くことがわかれば、ちょっと乗り換えの時だけ頑張ってみるのもいいかも知れません。

豊橋ではこうした情報の入手をされなかった方が先発の列車に我先に乗って行った方が多かったということは先に述べましたが、「Y!乗換案内」のデータによると、それより一本後の列車に乗った方がさらに西の米原まで直通の電車に乗れ、先に着くということがわかっていましたので、先にトイレを済まして豊橋始発の米原行きを待ちました。

この電車が行きの行程では一番長く乗る電車で、およそ3時間の乗車時間になります。この長い乗車時間を使い、名古屋を越えて多少乗客が少なくなってきた時を見計らって、用意してきたノートパソコン「Chromebook」を取り出しました。このノートパソコンにはLinuxを入れ、本体を開けばすぐ作業できるよう文章書きに特化した部分もあるので、ここではここまでの旅の内容についてつらつらとパソコン上で文章を打ち込んでいきました。

今までの行動を考えながら書いていくということもあり、それまでの行動を振り返っているうちにあっという間に時間が経ってしまいました。個人的にはこのようにしてパソコンを使ってブログなどの文章を書いている時間が持てるということで、普通列車の旅を選択するところもあるのです。こういうことを帰宅した後に行なおうとすると、かなり疲れていたりしてパソコンを開く気力すらなくなることがあるので、まだ元気で直前にあった事を覚えているうちに書いてしまった方が後で書くよりも楽だし移動時間を有効に使えるしと、長時間の乗車時間がマイナスに働くということばかりではないのです。

さすがに米原で3本目の電車に乗り換えた時には多くの乗客が押し寄せてきたのでその続きは断念しましたが、ここで改めて楽しんだのがストリーミングによる音楽サービスです。ちなみに、私がメインで使っているスマホにはLINEモバイルのSIMが入っていて、一応1GBある高速クーポンを少しずつ大切に使っています。そのSIMの入ったスマホで音楽を聞くと、一気に高速クーポンがなくなることが予想できたので、いつもは自動車の中に入れて楽しんでいるロケットモバイルの「神プラン」(最大200kbpsの低速固定ながら無制限)の入っているサブのスマホを使って音楽を楽しんでいました。

ちなみに、ロケットモバイルの「神プラン」はOCN モバイル ONEの低速の安定性ほどではないですが、高速クーポンのない低速専用回線としては十分に安定していて、今回の旅でも一度音が出てくれば、まず途切れることなく移動中も音楽を楽しむことができました。この品質で月額298円(税抜価格 以下の表示方法も同じ)で、当然音楽だけでなくカーナビ用としても十分な回線なので、旅行の時には結構活躍してくれます。

そんな感じでいろいろ楽しんでいるうちに、静岡駅から車中5時間で2回乗り換えということで、無事に京都駅まで午前10時過ぎに到着しました。一応出発前に朝食というより夜食という感じで食べてはいたものの、車中5時間は水くらいしか飲まなかったということで、何か食事がしたくなります。ただ、当日の予定として午後2時頃から食事が用意されており、何を食べようかと悩みました。時間的にはまだ喫茶店のモーニングあたりが良いかなと思ってネットで調べたところ、調べた所が高級なところばかりだったせいか、モーニングといっても結構な値段がするところがほとんどだったので、モーニングはやめてラーメンをいただくことにしました。

京都駅を京都タワーが見える出口から正面に出て、すぐ右側の道を歩いていくと、しばらくして2件の並んだラーメン店があります。時間に関係なく、行列ができている事が多いのですぐにわかると思います。手前側が「新福菜館」というスープの黒いラーメンとヤキメシ(チャーハン)で有名なお店で、奥側がスープはごく一般的なしょうゆラーメンなものの、総合点の高いラーメンを出してくれる「本家第一旭」というお店です。

お店はどちらも早朝からやっていますが、「本家第一旭」は午前5時からの営業なので、夜行バスで京都に着いた場合はこちらの一択になるでしょう。「新福菜館」は午前10時からの営業なので、そこまで早くなければ2つのお店でそれぞれの味をいただくことができます。

過去数年出掛けていた時は、常に「本家第一旭」の方がいつも行列が長くできていたので、その時には「新福菜館」の方に入っていたのですが、たまたま今回出掛けた時には「新福菜館」の方にのみ行列があったので、迷うことなく「本家第一旭」の方に入りました。

注文したのは麺とチャーシューが大盛の「特製ラーメン」850円です。希望すれば無料で九条ねぎを大盛りにしてもらえます。久し振りに食べる特製ラーメンはごく普通のラーメンのように見えるのにコクがあって、理性を働かせないとついスープを全部飲んでしまいそうになります。チャーシューも実においしくて、十分満足しました。この2店については多くの口コミや食堂・レストラン評価サイトにも多くの情報が載っていますので今さら自分が書くこともないですが、意外とアジア系の観光客の方が多く入っている印象がありました。

そんな光景を見ると、改めてラーメンというものが日本の国民食なのかという感じもするわけなのですが、私が朝食をモーニングにせずにラーメンにしてしまったように、リーズナブルに感心する味を短時間でいただけるというのはかなり大きなメリットです。特にこの2店は京都駅から歩いて5分くらいで行けますし、早朝からやっていることもあって、一時期はずっと京都駅に着いたら最初の食事は2店のうちのどちらかという感じだったこともあります。

と、こんな感じで胃袋を落ち着かせたところで、会合の前にお土産を買いに行くことにしたのでした。


スポンサーリンク

コメントを残す