月別アーカイブ: 2014年5月

ドコモ「カケホーダイプラン」に未知のプラン?

 先日、オンラインから家族の契約しているガラケーの契約を「カケホーダイプラン」に変更しました。同時にiモードやオプションサービスも解約したので、純粋にカケホーダイのみということになったのですが、ちゃんと受付けはされたようで、昨日になってドコモから郵送で書類が送られてきました。その書類に書かれていたのは、およそ以上のようなことです。

 あえて「カケホーダイプラン(ケータイ):定期契約なし」を選ばない場合は、月額が1,500円(税込1,620円)安く使えるものの、契約期間が24ヶ月となり(自動更新)、契約満了月以外の解約には9,500円(税込10,260円)がかかります。

 また、
・「カケホーダイプラン(スマホ/タブ)」
・「カケホーダイプラン(ケータイ)」
・「カケホーダイプラン(SIMフリー)」
・「データプラン(スマホ/タブ)」
・「データプラン(ルーター)」
・「データプラン(SIMフリー)」
 の間の料金プラン変更(Xi-FOMA間の変更含む)には定期契約期間を引き継げるとのこと。

 文章の内容を書き写してみましたが、この中の「カケホーダイプラン(SIMフリー)」と、「データプラン(SIMフリー)」がどういうものなのか気になりますね(^^;)。

https://www.nttdocomo.co.jp/charge/new_plan/index.html?xcid=CPR_TOP_mainPR_new_plan_from_TOP

 こちらのページには載っていないプランですが、ドコモから直接届いた書類に書かれていたプランなので、恐らくもう少し待てば全容が判明するのではないでしょうか。特にSIMフリーのカケホーダイプランの内容に期待しています。最近ではfreetelでストレートタイプの通話に特化した端末の発売情報があるので、端末は別途調達して、SIMだけ契約可能なカケホーダイプランであれば嬉しいのですが(^^)。


格安SIMカードと格安スマートフォンでできないこと

 2014年に入って、今まではMVNOの月額が安いカードを使ってドコモの白ロムのスマートフォンやタブレット端末を中古で買うしかなかった状況からかなり変わってきたように思います。

 私のブログでは実機を持っていないせいもあるのですが、Nexus5以外にはあまり触れませんが、以前は日本通信が出したIDEOSくらいしか端末がなかったのが、1万円から2万円前後で購入できる新品のSIMフリースマートフォンが店頭でも売られ、気軽に買えるようになりました。

 さまざまなラインナップを見ると安いものの中では最近出た「freetel」新しいものが気になります。Android4.4KitKatを搭載した「Nico」は、3G通信のみにはなりますが2万を切る価格で出てくるそうで(LTE対応の機種は3万弱でどちらもFOMAプラスエリア対応という情報もあります)、少ないメモリでもキビキビ動くと言われているAndroid4.4KitKatとの相乗効果が気になります。

 ただ、やはり安いプランと安いスマートフォンには本家にはないものがあるわけで、この点を我慢出来るかどうかがMVNOに乗り換えて使っていけるかの分岐点になるでしょう。私が考えるポイントは2つです。

 まず一つめは、今MVNOから出ている通話可能なデータ通信プランのSIMは、通話料金が30秒20円(税抜)というパターンがほとんどで、定額で無料通話が付いているものというものや、通話自体が定額というものは出ていません。ほぼ電話は待ち受けで、あえて通話する場合はLINEで行なうならいいですが、普通の通話をこちらから多くかける場合はMVNOで契約するSIMはデータ通信のみのプランにして、通話用にはガラケーを用意して2台持ちにした方が料金の面ではかなり違ってくると思います。せっかくSIMフリーのスマートフォンでも通話は普通にできるのにと思われるかもしれませんが、無料通話がセットされたデータ通信付きのSIMカードが出てくるかどうかはわからないので、現状では自分からかけることが多い使い方をしている場合は2台持ちも視野に入れた方が無難です。

 もう1つ、携帯電話会社特有のサービスとして「おサイフケータイ」があります。現状において残念ながら、SIMフリーのスマートフォンとして売られているものの中にはおサイフケータイ対応のものは出ていません。MVNOで出ているSIMカードをおサイフケータイ機能が搭載された端末に入れればチャージおよび利用はできますので、どうしてもMVNOのデータ通信を使っておサイフケータイを使いたい場合は、新品のSIMフリースマートフォンではなく、中古の白ロム端末を使うか、ガラケーに導入したおサイフケータイを使うかという判断になるでしょう。先日紹介したau網を使う格安データ通信および通話を提供するケイ・オプティコムのmineoの場合はちょっと違います。mineoの方で用意している端末はauが提供するアプリおよびおサイフケータイ機能もそのまま残しているKYL22というスマートフォンなので、恐らくおサイフケータイは使えるのではないかと思います。まあその分端末価格が高いので考えどころではありますが(^^;)。そうではなく従来のドコモ対応の新品のSIMフリースマートフォンを使う場合、それ自身でのおサイフケータイ使用は諦めざるを得ない点は今のところどうしようもないので、どうしても使いたい場合は高性能な白ロムを補償のないことを了承しながら使うしかないでしょう。このように、どちらかを立てるとどちらかが立たなくなるところはあるものの、その分安いことは確かなのですから、自分でやりたいことを考えた上で契約する業者および端末を選ぶことが今後ますます大切にになってくるような気がしますね。


ボディバッグにモバイル最少構成を押し込むと

 日中の気温はかなり高くなる日が多くなってきまして、自転車で移動できそうな日も増えてきました。そうした中で、できるだけコンパクトに持ち物を収めることのできそうなボディバッグを常用しようと思い立ちました。

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 写真のようないわゆる縦長のサイズで片方の肩に掛けることで両手がフリーになります。ウェストポーチだと自転車を漕いでいるうちにずり落ちてくるので(^^;)、このタイプのものに決定しました。

 とりあえず常にあった方がいいものとしては私の場合ですがスマートフォンとガラケーの他にLTEで通信できるモバイルルーターというようなモバイル関連の機器がまずは優先になります(^^)。もちろん充電切れが怖いので、できるだけ小さくてコンパクトな外付けバッテリーとコードもセットにして入れています。その上で財布といざという時に備えてリュックのように両肩に担げるように工夫されたエコバッグと、自転車で走っていて風が冷たく感じた時や雨具としても一応使えそうな小さく折りたためるウィンドブレーカーを入れてみました。

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 これだけ入れてもまだ若干余裕があったので、このバッグのサイズにぴったり入りそうなケースに入ったモバイル機器を入れてみました。写真はそのケースで、元々はSONYの小型パソコンVAIO type P用のものですが、中にはキングジムの文字入力マシン、ポメラDM100が入っています。

 以前このブログで紹介しましたが、このポメラは本体で文字を入力するだけではなく、Bluetoothでデータをやり取りしたり、特定の機種とペアリングして外付けキーボードとして使うこともできるようになっています。個人的に嬉しいのはスマートフォンやタブレット端末だけでなく、NTTdocomoのガラケー一部対応機種で外付キーボードとして使えるということです。バッグの大きさ的に7インチタブレットでも入らないのですが、それでもポメラとスマートフォンおよびガラケーを連携させることで、パソコンなど他のものがないような状態でも何とかこのバッグの中に入っているセットのみで情報を発信し続けることはできると思います。バッグを購入した時にはそこまでは考えてはいなかったのですが、とりあえず何か起こった場合はまずこのバッグを持って行けば何とかなりそうな気がします。今後本格的に自転車を活用しようと思っているので、パソコンよりもむしろポメラを使ってブログ用の文章書きをする機会が増えるかも知れません。


安易な「電子書籍化」は活字離れを加速させる?

 スマートフォンやタブレット端末以外に、いわゆる電子書籍を閲覧できるリーダーを複数持っているのですが、先日楽天koboで見ることのできる電子書籍500円分自由に使えるクーポンをいただいたので、500円の電子書籍を購入しました。

 今回購入するにあたり自腹を切ってはいないので、詳しい題名は控えますが、本文を専用のリーダーで表示したところあまりの状況に絶句してしまいました。

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 電子書籍のメリットは、読む側が見やすいように文字を拡大してもスムーズに読み進むことができるようになっているかどうかが重要だと私は思っています。しかし、このように単に紙の本をスキャンしたような二段組をそのままレイアウトしているのには呆れました。

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 当然、このままでは読めないので文字を拡大するのですが、大きくするとこれまた当然ながらこのような形になります。このページを読むためにはいちいち画面をタップして読む位置を変える必要があり、時間がかかるだけでなく手間も相当かかるので、とても長い文章を読めたものではありません。

 私自身は電子ブックリーダーを使う場合、いわゆるテキスト文書を読み込ませる形にしています。この方法だと文字をいくら大きくしても、一つのテキストファイルでしかないので、画面の中に文字がきちんと収まり、ページめくりのみで読み進めることができます。紹介した有料で販売している電子書籍についても、テキストデータを表示できるようにしてくれれば、画面が小さくても文字を大きくすることで、画面に表示できる文字数は減りますが、ページめくりの動作だけで簡単に読めます。何よりも専用のリーダーを売っているわけですから、高性能なタブレット端末よりも処理速度が遅い専用ブックリーダーでストレスなく読めるようにしてくれなくては本当に困ってしまいます。

 今の出版業界というのは、もし原稿用紙に万年筆で書かれたものが入稿されたとしても、パソコンによるテキスト入力が行なわれたもので作業が行なわれるのではないかと思っていました。最終稿が例えばPDFファイルの形のようなもので出てくるとしても、PDFにする前のテキストファイルの段階の原稿から電子書籍を作る手間をかければ今回私が指摘をしたような問題は避けられると思うのですが、もしかしてそのわずかな手間を惜しんだものにそこそこの値を付けて販売しているということなのでしょうか。もしそうなら、残念ですが、本格的に紙の本を電子本に乗り換えることは避け、自分で変換し、読みやすいように加工したファイルを読むためのものとしてブックリーダーを使おうと思っています。


ケイ・オプティコム「mineo(マイネオ)」で始めるauのデータ通信

 今までは、格安SIMカード通信を提供する業者は全てNTTdocomoのものでしたが、今回紹介するケイ・オプティコムが提供するデータ通信および音声通話サービスは、auの回線を使っているというのが最大の特徴です。ここで紹介しきれない内容もありますので、詳しい情報については以下のページを参照してみてください。

http://mineo.jp/

 データ通信の方法としてはLTEにしか対応しないので(通話は3G)、利用する端末に注意が必要ですが、既にauのスマートフォンを機種変更や解約により使わなくなったり、白ロムで購入すれば利用可能です。SIM単体での契約だけでなく、端末込みの契約形態もあるのですが、すでにauの一部白ロムに人気が集中するほど盛り上がっているのだとか。料金体系としてはデータ通信専用で高速通信1GBまで(1GB超過後や、直近3日間で500MB使った場合は最大200kbpsに制限)の「パケット制限コース(1GB)」はデータ通信のみのシングルコースで税抜月980円、電話番号が持てるデュアルタイプは税抜月1,590円(MNP可)と、十分な安さだと私は思います。ただ、契約翌月以降12ヶ月以内に解約すると解約精算金9,500円が発生しますので、自分に合わないのですぐ解約したいと思っている方は要注意です。

 サービス面では他に、データ通信のみのコースでも、ケイ・オプティコムの提供するIP電話機能が月額無料で利用できるそうなので、050の番号で良ければauのスマートフォンを千円そこそこでも生かす使い方ができるサービスだと言えるでしょう。

 現状で私のデータ通信はOCNとIIJmioを使い分けているのですが、どちらもドコモなので、例えばドコモのネットワークが不具合を起こした場合にはどちらのサービスも使えなくなってしまいます。今後、auのLTEの使える端末を入手することができ、2つの契約のうちどちらかを解約、変更すれば、ドコモとauの両方が使えない場合以外にはどちらかを使うことができます。以前私がauを使っていたのはガラケーのみなので新たに白ロムを買うしかありませんが、現在はauの契約をイー・モバイルに変えてしまったため(通信網はソフトバンク)auのデータ通信網を安価に使えるというのは魅力的です。旅行中にデータ通信を使う場合、ドコモのエリアならまず大丈夫だとは思いますが、auしか通じない場所に入り込んでしまってもわざわざ高額な契約をしないでいいということになります。

 個人的には今使っているNexus5にこのSIMカードを入れて使えればいいと思ったのですが、残念ながらauのSIMはいわゆるSIMフリーと言われているNexus5でも使えないようなので、ケイ・オプティコムが用意している端末とともに使うか、LTE対応のauの白ロムを探すしかないようです。まずはauを使ってのデータ通信サービスが発表された事を喜び、安くて高性能な端末が手に入ったら部分乗り換えも有りかなと思っています。


NTTドコモ ガラケー契約を「カケホーダイのみ」への変更手続き

 昨日の5月15日はNTTドコモが2014年6月1日からサービスを開始するカケホーダイプランの予約手続きが始まりました。私自身の契約は変更しませんが、家族の契約の中にドコモで通話しか使っていない回線(もちろんガラケー契約)があったので、カケホーダイへの基本プラン変更および、iモードを含む余分なオプションの取り外しを行ないました。

 ドコモの場合、今回やろうと思った手続き全てがMy docomoというオンラインからできてしまうようだったので、契約内容を理解の上パソコンでインターネットに接続できる環境がある場合、オンラインでやってしまった方が相当楽で時間もかかりません。また、サービス解約について引き止められる事もありません。

 私の手続きをした回線はdocomoのID自体も設定していなかったので、そこから行ないました。IDを設定する際にはセキュリティが発動し、最終的にID登録の前に契約回線のガラケーにSMSを送信するという形でパスワードが送信されますので、一応契約している電話機を手元に置いておく必要があります。すでにIDを登録してあればすぐに手続きに入ることができます。

 今回変更する回線は、すでに端末も使いやすいように3年以上前に機種変更した電話機から白ロムのらくらくホンに替えているので、ケータイ補償お届けサービスに入っていても全く意味がないのですが、契約内容を見たら補償サービスが契約されたままでした(^^;)。他のオプションについても、自宅へと送られてくる料金明細を見ると実質的に全く使っていないサービスに入っています。まずは今回のカケホーダイを最安で実現するにあたり、iモードおよびそれに付随して付けていたパケホーダイダブルも解約することにしました。はっきり言って、せっかくドコモのメールアドレスをもらっても何も使わないまま、今までこれらの料金を払っていたというのが今回契約内容を調べていてわかった事で、確認のもと作業を行ないました。ちなみに、iモードはすぐに解約となりましたが、パケホーダイダブルの方は5月末て解約という形になりました。基本料は月末までかかりますが、これで間違えてボタンを押してしまってもwebにつながることはなくなりました。

 その上で改めてカケホーダイにプラン変更することになるわけですが、パケットと割引も新しくなるため、上述のパケホーダイダブルおよび、「(新)いちねん割引」を解約することがカケホーダイ契約の条件になっているようです。そうして画面を進めると今度はパケット関連の選択画面になるのですが、ここではあえてパケット定額サービスを契約しない事ができます。この定額サービスを契約しないでiモード契約を残してしまうと青天井でパケット料金が発生しますが、すでにiモードの解約手続きを行なっていればパケット料金自体が発生しないので、通話定額料金とSMS送信料のみが課金される可能性がある料金になるということになります。ガラケーで通話定額はしたいが、今あるドコモのメールアドレスも残したいと思われる方は、パケット定額サービスに素直に入る方がいいのではないかと思います。

 これで、6月から税込で2,376円+ユニバーサルサービス料で本当に携帯電話が維持できるはずなのですが、とりあえずは6月を使ってみてのMy docomoの表記を見るまでは安心できません(^^;)。ちなみに、今回手続きした契約の端末代金などはすでに完済しているので、利用サービス以外の割引などはなく、細かい毎月の支払いシミュレーションは考えずに済んだ分だけ思い切ってオンラインで手続きを行なうことができました。

 私自身がもしカケホーダイに加入する場合というのは、今使っているウィルコムの番号をMNPで移動させて新規ということになるのですが、その際には端末代および各種サービス加入必須ということになるようだと、毎月の負担が増える点がネックになるかも知れません。現在ドコモのガラケーを契約していて、ドコモメールがなくても良く、MVNOを使ったスマートフォンとの2台持ちが許せるなら、純粋な通話専用携帯電話として生かすのもいいと思います。


フィットでも車中泊時の目隠しは

 フィットでの車中泊が快適にできるということが実証できたところで、次に行なうべきことは外から覗かれないような目隠しを考えることです。

 車中泊専用品ということでカーテンや吸盤でくっつけるものなどが売られているものの、専用品は結構高いので、とりあえず費用も安くできる割には効果が高いキャンプ用の銀マットを窓枠よりも若干大きめにカットし、それをはめ込む方法を使うことにしました。

 ちなみに、フロントガラスの目隠しについては、太陽の光をカットするサンシェードで代用し、後部のハッチの方は以前の車で使っていた同じタイプのサンシェードを吸盤で貼り付けて使うことにし、銀マットを切って使うのは側面のみにしました。それでも、フィットは小さな窓が多く、車内で明かりを使っていると外から簡単に覗かれてしまいますので、窓の枚数分をしっかりとカットして作りました。

 以前、ワゴンRで使っていたのも銀マットを切ったものでしたが、残念ですがフィットの前後のガラス部分には小さくてはまりません。ただ、フロントに小さな三角窓と、後部ドアとハッチの間に小さな窓があり、そこは以前使っていたものを切って対応しました。

 私自身はあまりきっちりと寸法を測ったりしませんが、それでも新聞紙を窓に当ててだいたいの縁取りをしてそこから大きめに銀マットを切り、あとは実際に窓にはめる作業をしながら周辺を切っていきます。ぴったりとはまらなかったり、わずかに隙間が空いてしまってもそれはそれで、あまり気にしないことにしています(^^;)。恐らく私のいいかげんな工作ではわずかな隙間から中の様子を覗き込まれると見えてしまうと思いますが、逆に巡回をしている警察の方がいたとしたら、中で怪しいことをやっていないことはわかってもらえるかと思います(^^;)。ただし、女性の方の場合、わずかな隙間からでも覗かれるのはいやだと思われたら、しっかりと寸法をはかってぴったりはまるように作った方がいいでしょう。

 もっとも、完全に外から見えないようにするなら銀マットの場合は寝ている間に何かの拍子で剥がれ落ちてしまう可能性もなくはないので、専用のカーテンにした方が安全は安全です。ただ、銀マットを使う理由として、単に目隠しに使うだけでなく少しではありますが結露を抑えるという用途もあります。布地のカーテンと違って使わない時にかさばるという不満点もあるのですが、何より千円以内くらいで売っている大型の銀マットで側面だけなら目隠しは作れてしまいますので、とりあえず銀マットでの目隠しに不満が出てきたら、専用品および汎用の目隠しといったものも考えてみようとは思っています。


屋外で火を使う場合の心掛け

 起きてはいけないだろうと思う山火事がまた起こってしまいました。2014年5月に起こった山火事は、自宅でバーベキューをしていて、燃料に使っていた木炭を捨てたところ、消火が十分ではなく自宅の庭から山へと燃え広がり、現地を通る高速道路も長時間通行止めにせざるを得なかったとのことでした。

 今回の事例では燃え残りの木炭でしたが、私が昨年の秋長野県を訪れたとき、田んぼのあちらこちらでわらを燃やしているのか煙が上がっていて、私の住んでいるところではほとんどこうした光景は見ることはできないのでびっくりした記憶があります。風の強い日など火を燃やしていて大丈夫なのかと思うのですが、やはり焚き火などが原因で起こる山火事は多いのだそうです。

 私のブログでは火器類についても紹介することがありますが、実際の車中泊旅行で使う可能性があるものとしては、強い風が吹いても影響を受けないように二重構造になっており、火自体もフタをかぶせることによって確実に消火できるアルコール燃料を使った「アルポット」あたりが無難かなと考えます。ただ、燃料としてのアルコールは燃えやすいため、車の中に常に燃料を置いておくことについてはちょっと考えてしまいます。

 あえて車内に燃料を保管し、災害時に備えることを考える場合、それ自体が発火しない固形燃料ということで、まず考え付くのは木炭ではないかと思います。水に濡らさないように気を付ければ、ガス缶のように炎天下での爆発の危険もなく、液体燃料のようにこぼれる心配もなく保管および移動がそれほど神経を使わずにできます。私の場合は木炭よりさらに細かく、小分けしてもそれなりに使える木質ペレット燃料を使っていますが、車の中に安心して保管できる燃料としては木炭はベストな選択でしょう。

 しかし、実際に木炭で火を起こすと、完全に中の火が消えるまでは結構な時間がかかります。すぐ元栓を締めれば火が消えるガスや、気化しないと火が付かない液体燃料については火さえ消してしまえばいいのですが、燃え尽きるまではいつ再び火が起こるかわからない木炭はさらなる注意が必要になってきます。

 木炭や薪、小枝やペレット燃料を使って火を起こし調理に使う場合は、決して再発火しないような後片付けまでを行なわないと終了にならないということをよく考えましょう。もしレジャーでバーベキューを行ない、そこで起こした炭の不始末で山火事が起こってしまったとしたら、本当に取り返しの付かないことになります。災害時に火を使う場合にも同様です。近隣にテントが立っている場合、わずかな火が飛んだだけでも簡単にテントは燃えてしまいます。周辺に気を付けつつ、きちんと最後まで火を見守ることができることが便利な木炭のような固形燃料を使いこなすために必要なことだとしみじみ思います。これからの季節、屋外でバーベキューを行なう予定がある方は、十分にお気を付け下さい。


自転車用ヘルメットへの意識

 うまくいけば、5月のゴールデンウィーク前に購入し、車に積んで楽しもうと考えていた自転車ですが、残念ながらまだ購入できていません(^^;)。ただ、今乗っているママチャリと比べて出そうと思えばかなりスピードが出る自転車であることには違いないので、まず考えているのが安全面をどう考えるかということです。

 最近の自転車に関する話の中で、自転車が加害者になる場合に備えて自転車用の保険について話題になることが多いですが、自動車と違って衝突したら相手だけでなく自分の身体も危険にさらされます。十分な保険に入って金銭面での補償が受けられたとしても、自分の体がだめになっては元も子もありません。そこで、必要だと思われるものにヘルメットかあります。もし転倒し、頭を強く地面に打ち付けてしまったとしても、ヘルメットが頭を守ってくれる場合は統計的にも多いわけです。本格的に自転車で移動をする状況が増えるなら回りからどう見られるかということよりも、やはりかぶった方がいいと思うわけです。

 しかし、私の回りを見ただけでも、ヘルメットをかぶって自転車に乗っている人というのは、小さいお子さんや、通学の中学生の多くはかぷっているものの、大人となるとほとんど見掛けることができません。そんな事を思いながら先日自転車で買い物に行ったところ、マウンテンバイクの後ろに荷台と大きめのカゴを取り付けて買い物用にしている自転車を見付けました。その自転車には大人用のヘルメットがかかっています。ある意味、ママチャリに大人用のヘルメットは合わないような気がしたのですが、自転車の方をヘルメットに似合うものにしてしまうというアイデアには感心しました。

 一通りお店で買い物を終え、帰ろうとしたところ、ちょうどヘルメットがかかっている自転車に乗って帰ろうとしている人が出ていく所に行き当りました。どんな感じの人なのかと思ってつい見てしまいましたが(^^;)、見たら納得で、明らかに西洋系の方でありました。どこの国の方かはわからなかったものの自転車にヘルメットが当然という意識を持っている国の方であることは間違いないようでした。

 今の日本の常識では、自転車に乗り慣れないうちはヘルメットをかぶるものの、普通に乗れるようになったらヘルメットはいらないと考えがちですが、やはり転倒してしまえば自分の身が危険になるのは間違ありません。その昔、原付バイクを運転するにはヘルメットはいりませんでしたが、今後、自転車がガソリン高騰のためさらに増えていくということにでもなれば、ヘルメットの義務可についての議論は出てくるはずです。私自身クロスバイクを実際に購入した段階で、やはりヘルメットを購入しようと思っています。どんなものにするかはあまりに比較対象が多すぎて迷ってしまうのですが、私が今一番乗る機会が多いのはママチャリなので、ママチャリにも違和感なくかぶれる大人用のヘルメットがあるといいなと思いますね。


かんてんぱぱ 寒天カフェオーレ

 高遠城址へ2014年ゴールデンウィークへ行ったのですが、桜の時期以外のメイン観光の拠点はむしろ、今回紹介する伊那食品工業(株)という寒天関連メーカーの工場に併設された「かんてんぱぱガーデン」ではないかと勝手に思っています。休日は工場のラインが止まっているので工場見学はできませんでしたが、広大な敷地に季節の花が咲き誇り、食事処や自社商品の工場直売ショップが充実しています。

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 この写真は直売スペースの脇にある休憩スペースで、お茶だけでなく寒天が入ったゼリーが用意されていて、来た人は写真のケースを勝手に開けて、中のゼリーを無料でいただくことができます。そうして存分に試食をして製品を買わせるという算段なのでしょうが(^^;)、さまざまな寒天製品の中で車中泊旅に良さそうなものをチョイスしてみました。それが表題の「寒天カフェオーレ」です。

 要は粉末状でお湯に溶かして飲むカフェオーレなのですが、この中に寒天が入っています。1袋(11.1g)を140~160mlのお湯で溶かしていただけるようになっています。寒天が入っていて何がいいかというと、寒天は食物繊維であるため、旅行中の外食中心のメニューを補い、水分補給だけでなく食物繊維も一緒に取れてしまいます。カフェオーレ自体は甘いのでリラックス効果もあり、旅行に出るとトイレの回数が減ってしまう方にとっては改善効果が期待できます(健康食品のセールスのような書き方になってすみません(^^;))。

 あと、寒天が入っていることで面白いのは、お湯に溶かした後でそのままにして荒熱を取り、クーラーボックスで冷やすと固まり、カフェオーレゼリーのようにして食べることができるという点です(^^)。カップのままだとこぼれてしまうかも知れないので、ゼリーにして食べたい場合はフタのついたタッパーに移してから冷やすといいでしょう。

 このように、単なる粉末状のドリンクではなく、ゼリーにもなるシリーズとしては「寒天ゆず茶」「寒天レモンティー」があります。全国どこのスーパーでも買えればいいのにと思いますが、一応オンラインショップも有ります。ただ、旅先に長野県を選んで買いに行くというのも、オンラインショップで買う場合とは違い送料がかからないのでおすすめです。