月別アーカイブ: 2014年2月

冬の旅は中止も視野に入れて十分な準備を

 2014年2月の関東に降った雪は、交通事情にさまざまな影響をもたらしました。雪が降る前の天気予報では、私の住んでいる静岡県内でもかなりの雪が降ると予想されていたのですが、経験上沖縄を除けばこれほど雪が積もらない場所はないと思っているので、今回もどうせ雨は雪に変わらないだろうと思っていました。

 結局、名古屋や神奈川・東京では雪が積もっていたのですが、静岡県中部南地区はずっと雨でした。その日はどうしても車で出掛けなければならない場所があり、雪だったら行けないなと思っていたのでほっとしたのですが、出掛けられたのはせいぜい近所まででした。

 今回の雪で、新幹線や鉄道が運休になるということは予想できましたが、まさか新東名が雪の影響のない部分もふくめて全線通行止になるとは思いませんでした。また、甲府方面へ向かう高速バスも運休になったりして、逐一情報が入ってくるにつけ、近所を回るくらいにしておいて良かったなとしみじみ思いました(^^;)。

 車での旅の場合、いくら通行止箇所があっても、それを避けて行けそうな感じがするので予定していた行程を何とか通してしまおうと思う場合があります。ただ、今回のように雪対策のない都市部の交通機能が麻痺してしまうと、いくら自分の車が雪道の走行がうまくできたとしても立ち往生したまま動けないようなトラブルに巻き込まれる可能性は高くなります。

 もし夜間に渋滞した車列の中で夜を明かさなくてはならなくなった場合、それが極寒の季節ならやはり大変です。食べ物や水を用意していたとしても、何とかして温かいものを口の中に入れたいと思うでしょう。しかし氷点下になっている気温の中で、例えば100円ショップに売っているカセットガスとカセットコンロを使おうとしても、その能力を発揮することはほとんどできなくなってしまうでしょう。先日のテレビレポートで、北海道の酷寒の町で、寒さ体験のイベントがあったそうですが、そこで調理をするために使ったガスボンベが寒さのために能力を発揮できず、お湯を沸かすことさえかなり時間がかかって大変だったそうです。

 私自身は持っていませんが、雪の中で立ち往生することに備えるなら、冬山登山をする人が用意するような専用のガスカートリッジと調理器具あたりは一緒に持って行った方がいいでしょうし、それ以前に雪道の走行対策についてもしっかりとした上で出掛けないと自分が渋滞の原因になって迷惑をかけることにもなりかねません。

 今回の雪の降り方は特殊で、数十年に一度のことなので、そこまで準備しなくてもいいよと言う方もいるかも知れませんが、雪に弱い都市を通るルートを計画している場合は、思わぬことで通り抜けるのに時間がかかって計画が崩れることは普通に起こり得るのではないでしょうか。まだこれからの季節、雪が降るような状況は出てくると思いますので、当地や目的地だけでなく経路にと考えている地域の気象情報についてもちゃんと確認の上、実際に出掛けるか否かの判断を下すようにしてほしいと思います。

Anker 25W 5ポート USB急速充電器

 最近、外でお茶をすると目立つのが、テーブルに用意されたコンセントのあるスペースで、お茶を飲みながらパソコンを含む電子機器を使って勉強や仕事をしている人が当たり前になっているような感じがしています。車で旅をしていて食事や休憩のためにそういったお店に入ったら、車の中で電源は確保できるかも知れませんが、たとえ1時間以内であっても充電できるときはこまめにコンセントを使って充電しておいた方がいいかなと思うような時も出てきます。

 以前からホテル泊の際に使えるように、テーブルタップに小型のUSB出力のあるACアダプタを複数繋ぎまくるという技を使っているのですが、さすがにそんなものを周囲の目の気になるところに出すのは控えたいと思っていまして、できるだけスマートに多くのものを充電できるUSB出力のACアダプターを探していました。

 その際、近くの店舗で売っているものは一ヵ所のみなら2,1A(カタログ値)出力のものがあっても、ポートを複数使うと出力が500mAまで落ちてしまうものが多い中、5つ全部使ってもそれぞれ1A以上の出力が出るという製品を見付けまして、試しにということで購入してみました。

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 大きさ比較用にフリスクのケースと一緒に撮影しましたが、片手で持てる程度の大きさでも、ずっしりとした重みがあります。メーカーの説明では、2.1A出力が2口、1.3A出力が1口、そして1A出力が2口となっています。購入サイトのレビューでは2,1A出力には疑問というようなところもあるようですが、この出力では使いながらの充電ができないような大画面タブレットのような端末を使う場合は、別に安定して高出力が出るアダプタを用意しておいた方がいいかも知れません。それでも、この5ポートが充電可能になれば、多くの携帯電話・スマートフォンを使いながら充電できたり、モバイルバッテリーを急速充電できたりしますので、常に持ち運ぶバッグの中に入れておけばいざという時にすぐ使えます。

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 個人的に気に入ったことのもう一つは、他の製品の中にはコードと一体化しているものがありますが、これはいわゆる「メガネ型」のケーブルで接続するようになっています。そのため、もしケーブルが断線しても取換えが効き、コンセントを繋ぐ状況に応じてケーブルの長さを自分で選ぶことができます。普段持ち歩く際には写真のような一番短いタイプのケーブルを用意しましょう。部屋で使う際、コンセントと使用場所が離れている場合はその時だけ長めのケーブルを用意するということもできます。

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 値段も2千円前後と安かったので、カバンの中の常備品としていつでも使えるようにして、充電用のケーブルとともに袋に入れて持ち運ぼうと思っています。旅行のためということでなくても、コンセントを提供してくれているカフェをよく使う方にはあると便利な品です。特に複数の機器を常用している方には魅力的であると思います。これだけあればまず充電にはこまらないとは思いますが、多少収納に余裕があって、持っている端末の種類によっては念のため、単体で5A 2.1Vの出力ができるアダプタ(タブレット端末に付いているもので十分。写真のものはNexus7付属のもの)と、2ないし4つのUSBアダプタを搭載した1つあたり5V 500mAの出力を持つ携帯電話充電用のACアダプタ(こちらはメーカー不明の4ポート合計2A出力のもの)を用意しておけばほぼ全ての状況に対応できるように思います。写真のような小型のテーブルタップに繋いで車の中や旅行の際のバッグに入れておけば、この写真の場合、合わせて10ポートの出力が得られます。これだけのものが用意できれば、コンセントが使える状況でまず充電で困ることはないでしょう。

フィリップス 乾電池式 ポータブルシェーバー PQ208

以前このブログでフィリップスの乾電池式シェーバーHQ904を紹介して3年になります。メーカーでは製品について2年保証していますが、モーターなど基本部分については全く問題ないものの、さすがに替刃の消耗については問題が起こってきました。このまま使っていると劣化した網刃から出てくる刃により顔を怪我してしまうと思いフィリップスの替刃を探していたところ店頭では高く、比較的安いネットでは取リ寄せ扱いになっているところがほとんどでした。

そこで、改めてフィリップスの製品ラインナップを見たところ、HQ904は生産終了となっており、そのかわりに売られていたのがPQ208というポータプルシェーバーでした。最安価格は1,300円ちょっとと、替刃を買うより安かったので、もし本体に不具合が出ても、刃の部分だけ付け替えればいいと思いつつ注文しました(^^)。

安くてコンパクト、単三乾電池2本を入れれば動くということで、とりあえず車の中に入れておいて旅行用としてのみ使っても十分満足できるものだと思いますが、肌に強くあてないで回転させながら動かすという剃り方のコツさえつかめば普段使いにも十分使えます。以前の機種を使いまくった経験から言うと、保証される2年は毎日使っても十分使い続けられるでしょう。これだけ安ければ複数買っておいて使い分けるというのもいいかも知れません。

ただ、メーカーの取り組みとして、安価な単三2本で動くシェーバーだけでなく、単三4本で動くさらに機能を上げたシリーズの登場もあってもいいのではないかと思うのです。特にせっかく日本での充電式単三電池の市場を席巻したPanasonicには、今出ている充電式のスタンダードタイプの性能を発揮する製品が出たら、日常使い用として使ってみたい気がかなりするのですが、少なくとも乾電池式シェーバーの分野では、このフィリップスのシェーバー以上のものはないと私は思います。

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前使っていたHQ904との違いとして、水洗いできないことと、ヘッドの部分が動かない固定式になっているので最初は違和感がありましたが、本体がぴたっとはまるハードケースはかなりしっかりしていますし、本体の刃の部分を保護するカバーの材質が変わりました。HQ904のカバーは早い時期に折れてしまい使えなくなってしまったのですが(^^;)、こちらの方はハードケースに入れておけば十分に刃の部分を守ってくれそうで好感が持てます。また、スイッチの部分に工夫がされていて真ん中の小さいボタンを押しながらスイッチをスライドさせないと電源が入らないようになっています。かばんの中などで勝手にスイッチが入らないようになっているので、やはりこのシリーズは旅行用としての色あいが強いように感じます。今後使っていくうち、どうしても使い勝手が気に入らなかったら刃の部分は共通なので、そこだけ入れ替えて使うこともできますので、いい買い物をしたと思っています。

※以下のリンクは2021年2月現在の現行品であるPQ209のものですが、基本性能はほぼ変わらないと思います。

Anker 18W 3.6A カーチャージャー

 車内で簡単にモバイル機器の充電をするために、シガーソケットに差してUSB出力があるタイプの製品が便利ですが、安いものから高いものまでいろいろあります。一般的に出力500mA(0.5A)ではいわゆるガラケーと言われる携帯電話、1Aだとスマートフォンですが機種によっては1.5Aくらいまで余裕が欲しいものもあります。そして大きなタブレット端末の場合は2A以上ないと使用しながらの充電が厳しいなどの制限が出てきます。以前、100円ショップで1A出力の小型アダプターを購入して使ってみましたが、アダプター本体の熱が半端ではなく(^^;)、知らずに触るとやけどをしそうなくらい熱くなってしまったことから、高出力でも熱くならず、複数のUSB出力を持ち、しかも同時に高出力可能というふれこみのAnkerの製品をamazonのサイトから購入してみました。この製品は最大3.6Aの出力があり、スマートフォン2台を急速充電できるのではないかという期待が持てます。

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 製品には具体的な数値は書いていないものの、Apple Poreが単体使用で最大2.4Aで、Android Portが同じく最大2.0Aとなるようです。同時使用の場合には合計で最大3.6Aということで、同時使用でもそこそこ急速充電ができそうです。アダプター自体には通電状態を知らせるライトがないので、充電できているかはスマートフォンなど機器側を確認する必要があります。

 車内での充電というのは、室内で行なう場合とは違って基本的には車で走っていたりアイドリングをしている時しかできません。そのため、できるだけ速い時間で充電するためにはこのような高出力の製品が便利だと思います。ただし、この製品は出力が大きいので、携帯電話や一部のスマートフォンではこの製品の出力が大きいのが仇となって、本体が熱くなったりする場合が出てくるかも知れません。というわけで、使っていて不安をもよおすような熱さを感じた場合はただちに使用を中止し、1A以下での出力が安定してできる製品と併用することで用途で使い分けた方がいい場合も出てくるかも知れません。

 ただ、今後通信端末の大画面化が進むなど消費電力が多いものが普通に出てきたり、USB出力の2.1Aあたりで動くiPadや、Windows8.1のタブレット端末およびミニノートパソコンを車内で本格的に使う場合も想定されます。そうなったら、車内充電についてはこれ一つあれば済みますので、いい時代になったものだとしみじみ思います。一昔前は大きくて重いACアダプタと、車内でコンセントが使えるDC-ACインバーターを用意しなければ使えなかったものが、この小さなアダプターでうまく使えるならば荷物も手間も少なくすることができるでしょう。特にアダプタの出力不足で困っている方にとってはいい製品なのではないかと思います。

NEC モバイルルータ Aterm MR03LN その5 月額千円以内で通信カードを選ぶ

まずお断りしておきますが、もしこのモバイルルータで家庭のネット関連の代替にしたいと思われている方は、モバイルルータ購入の時点から考え直した方が無難です。本家ドコモでも月間7GB以上データ通信を行なうとスピードの制限を受けますし、今後イー・モバイルのSIMカードが本体のファームアップで使えるようになったとしても格安で使えるデータ量は5GB程度となります。さらに、今回紹介する月額1,000円前後でインターネットが使える各社のスタンダードブランはある程度高速通信が使えるものの、基本は128kbps~200kbpsといったドコモの規制中の速度くらいでの運用が基本になると思います。私が想定している使い方としては、スマートフォンやタブレット端末でWebページを見たりメールやツイッターを使ったりするような場合です。大量のデータ通信のやり取りをする場合は自宅に用意した有線の回線か、公衆無線スポットを優先的に使えるような選択ができるような格安カードにしたいと思われる人のために、2014年2月現在で私のおすすめに何があるかまず紹介しましょう(カードの大きさはmicroSIMカードです。お間違えなく)。

・BIGLOBE LTE・3G エントリープラン 月額980円

イオンの携帯電話を扱うショップで私はモバイルルータを購入したのですが、これを書いている現在イオンの一部店舗のキャンペーンでセットで販売されているのがこのBIGLOBEのSIMカードです。キャンペーンを利用できれば初期導入費用がかからないのはいいですね。モバイルルータの設定の中にもこのBIGLOBEのものが入っているので、簡単に使い始めることができるでしょう。エントリープランの内容は、月に1GBまで高速でネットが使えるようになっていますが、容量を超えると最大128kbpsに制限されます。この料金の中には公衆無線スポットの使用料が込みになっていまして、モバイルルータの方にMACアドレスを登録すれば、「Wi2 300」のエリアの他、2014年2月から「BBモバイルポイント」「UQ Wi-Fi」のアクセスポイントも使えるようになりました。まさにMR03LNのために整備されたかのようですが、すでにプロバイダーとしてのBIGLOBEはNECとは別になってしまったので、今後の動向が不透明なのが気になるところです。

・BIC SIM ミニマムスタートプラン 月額945円

上記のBIGLOBE LTE・3G エントリープランは、このBICカメラが提供するサービスを参考に作られた感があるので、公衆無線スポットの内容について、使えるサービスは同じ「Wi2 300」「BBモバイルポイント」「UQ Wi-Fi」が使えます。LTE・3GについてはIIJmioのサービスを使っているので、BIGLOBEとの違いとしては制限時のスピードが200kbpsと少し早いことと、高速通信の使い方の仕組みにあると言えます。こちらのサービスは月間500MBまで高速ネットが使えるようになっていますが、専用のアプリから高速通信をON OFFできるようになっているので、あえて高速通信を使わないという選択ができます。高速クーポンは1ヶ月分繰り越しが可能なので、全く高速ネットを使わないでいれば、合計で1GBの高速通信を貯めこむことができます。1GB貯まればその翌月から月500MBまでに高速通信を自分で制限できれば、月初めには常に1GBの高速通信が使える状態になるというわけです。今はまだビックカメラでのモバイルルータとのセット販売はないようですが、今後の展開でSIMカードとのセット販売が行なわれれば、高速と低速を自分で切り替えて使い分けたいと思われる方にはおすすめです。ちなみに、BIC SIMが使っているIIJmioの接続設定は最初からルータに入っています。

今のところ公衆無線スポットのサービスが無料で使えるのは以上のサービスだけですが、高速通信を制限された後や、BIC SIMの高速クーポンを切って使っていても直近3日間の通信量の合計が360MB以上になると、さらに速度を制限されることがありますので注意が必要です。具体的には、延々とRadikoやNHK らじる らじるを聞き続けるような事をやっていると一台だけでもこの制限にひっかかるのではないかと思いますし、モバイルルータ独自の問題も出てきます。というのも、同時に5台まで同時接続がBluetooth接続でも可能なので、複数の端末でそれぞれアプリのアップデートをやりすぎてしまったりすると、もしかしたらこの制限にひっかかる可能性がなくもありません。この制限について現状で行なっていないようなのが「OCN モバイル ONE」の「30MB/1日」プラン(月額980円)です。こちらは1日30MBまで高速通信ができますが、容量を超えると自動的に最大200kbpsに下げられるものの、それ以下には今のところならないようです。200kbpsというのが一体どれくらいのスピードなのかということは、以下のリンクにあるAndroid用アプリ「速度制限ブラウザ:ノロマー」をお使いのスマートフォンやタブレット端末にインストールしてみて、自分の使い方で耐えられるものなのか試してみるのもいいでしょう。

ちなみに、「OCN モバイル ONE」のモバイルルータの設定については、発行されたID番号を使って設定を行なうようになっているので、モバイルルータの設定画面の空欄に自分で設定内容を打ち込む必要がありますので、そちらの点でも注意が必要です。個人的なおすすめとしては、あまり考えたくない方は公衆無線スポットを追加料金なしで利用できる上記2つのサービスの中から店頭で購入できるものを同時購入が楽でいいですが、「OCN モバイル ONE」に魅力を感じる方は、別に公衆無線スポットの「Wi2 300」のサービスは月額380円に入って併用するという方法もあります(この場合は毎月の支払い額が千円を超えます)。SIMカードのパッケージ販売の場合、スマートフォンで使うことを前提にしたSMSオプション付きのものも混ざって売られていますが、モバイルルータではショートメールは使えないので、スマートフォンと併用せずモバイルルータ専用で使うならSMSオプションが付かないスタンダードのパッケージの方を間違えないで購入するようにしましょう。

今回はできるだけ毎月の負担が少ない千円以下のものの中で選んでみました。これにWi-Fi通信のみしかできないNexus 7やiPod touchなど、Bluetooth がPANに対応している機器とセットにして使えば格安でどこでもネットが出来る環境が作れます。しかも通信サービスの内容に不満があってもいつでも違約金なしで解約できますので、興味のある方はぜひ試してみてくださいね(^^)。

NEC モバイルルータ Aterm MR03LN その4 第4世代iPod touch での私の使い方

 スマートフォンやタブレット端末、そして携帯電話に各種周辺機器を同時に使っていると、自然と持ち物が多くなってしまいます。ただ、そんな中でもできるだけ身に付けるモバイル端末は極力減らし、できるだけコンパクトなバッグに収納するように考えた結果、Bluetoothで他の携帯電話での発着信を取ることのできるウィルコムのWX03SHに身に付けるガラケーは一本化できました。

 ただ、ネットもWX03SHの小さな画面でまかなうのは大変で、電話機単体でネットもするということになると料金も余分にかかることから、あえてメインで使っているスマートフォンもバッグの中に入れ、ネットやメールを必要な時に見たり送ったりするために、それまで長い間お蔵入りになっていたOS6.1.5にアップデートした第4世代iPod touchを常用することにしました。

 今まではWi-Fiでインターネットはできていたものの、自宅から出たら単なるミュージックプレーヤーになってしまっていて、私の使い方では使い道がなかったのですが、MR03LNを手に入れたことですっかり様相が変わってきました。

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 MR03LNとの接続の方法は、設定からBluetoothを選び、ペアリングを済ませたらBluetooth画面にあるMR03LNの表示された部分をタップすると上の画面のように「接続されました」と出て、画面左上に鎖のマークが出れば接続完了です。気が付いたら接続が切れていることもままありますが、同時に使用しているNexus 7よりは安定して接続できているという感じがします。

 ただ、私の場合Nexus 7を常時接続させている関係で、iPod touchでも常時接続させていると多少はMR03LNの電池持ちに影響が出てくるようです。一昨日はiPod touchの接続が切れたらすぐに再接続を手動で行なっていたのですが、朝7時頃から使っていて、午後11時過ぎに電池残量を見たらおよそ残り30パーセントでした。これでも一日分まるまる使えるのですから十分ですが、いざという時のことを考えると、iPod touchの方は必要な時だけ手動で繋ぎ、使わない時はBluetooth自体を切っておく方がいいかなという感じがしました。その際、Wi-Fiを付けておくと、自宅やWi-Fiスポットではそちらの方を優先的に使います。私が考えるiPod touchの最大のウィークポイントはGPSがないことだと思っているのですが、アプリの中にはWi-Fiを切ってしまうとWi-Fiを使った現在地の情報も取れなくなることでうまく動作しない場合があるので、24時間Bluetoothのみで運用していると不便なこともあります。基本はWi-Fiを入れておき、外でネットに繋ぎたい場合にMR03LNと接続させるというのがMR03LNにもiPod touchにも優しい使い方ではないかという気がします。ちなみに、このやり方でiPod touchを使ったところ、同じ時間でモバイルルータの電池残量を確認したところまだ50パーセント残量がありました。その都度接続する手間は増えますが、これなら全く充電できないような状態であっても2日目に突入できるかも知れません。

 最近ではドコモのiPhone5cの白ロムが安くなっているそうで、普通に3万円台半ばで入手可能になっているそうです。全てを一台で済ますならこうした白ロムにSMS機能の付いた(あるいは通話機能付きのもの)MVNO業者のSIMカードと一緒に使えば毎月の支払いは安いまま使えますが、MR03LNならSMS機能付きのSIMカードは必要ありませんし、通信端末側でSIMカードは使いませんので、機種を簡単に増やしても状況に応じて使い分けるなど端末をそのまま使い続けることができます。iPhoneからAndroid端末に切り替える場合はまずSIMカードの変更をしなければなりませんが、今回紹介した組み合わせではMR03LN経由でネット接続しているうちは当然ですがカードの種類を変更することなく使えます。今後GPS付きのiPod touchが出てきたらかなりお薦めのコンビになるような気がするのですが。

行動パターンを変えて実現できること

 車の旅行に出て起こしたくないトラブルの中で、自分の行動を考え直すことである程度予防できることがあります。自分の車のカギを車の中に入れたままドアをロックしてしまう「インキー」については、私もキーを使わないで車のドアを閉めていた時によくやってしまいました(^^;)。対策としては予備キーを常に持っているようにしたり、今は全くおすすめできませんが、車の下バンパーの裏あたりに強力な磁石入りケースに入れておくという方法もあったのですが、やはり日々の習慣としてキーを使ってドアの開け閉めをすることを徹底することで、こうした失敗はしなくなりました。最近では鍵穴にキーを入れて回すことで警報装置が動いてしまう車種もあるので、キーを使ってボタンで解錠することが当り前になっているかも知れません。更に自動的に自分がキーを持っているだけでエンジンまでかかってしまうキーレスシステムもあるので、この仕組みならインキーしてしまうことはなくなるでしょう。ただ、インキーを防止するという点ではいい傾向ですが、こうした高度なキーについては無くしてしまった時がお金や手間がかかるなど面倒なこともありますので、これまで以上にキーの管理には気を付けたいものです。

 もう一つ、日常でもそうですが旅行の際に巻き込まれるトラブルとして、車上荒らしがあります。以前は高級オーディオや高額なカーナビを狙っての犯行が多かったように思いますが、そうでなくても車内にある品物を狙われることはあります。先日、回覧板でこの件について情報が回ってきましたが、トラブルにならないために大事なのは、盗まれて困るものは車内に置かないのが一番とのことでした(^^;)。

 かくいう私も車上荒らしの被害に遭ったことがあります。それは自分の車ではなく、観光地を効率よく回るためレンタカーを借りてやられてしまいました。その際はそれほど人が多くいない観光地の駐車場に車を停め、ちょっとだからいいかと思って貴重品の入ったバッグを車の中に置いたままで出掛けてしまったのです。もちろん施錠していましたが、後で警察に届出をした時に警察官の方からあることを指摘され、なるほどと思ったことがあります。

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 これはよくある車のドアの鍵穴の部分ですが、普通の車の場合はこのように鍵穴の部分にはきっちりと閉まっています。しかし、私が借りた車はこのようにはなっていませんでした。

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 このように鍵穴を入れる部分が開いてしまっている場合、その理由は何回も鍵を挿入し使われたことによるものであることが多いですが、このようになった車の中にはまれに、外から針金などを使って解錠を試みられている可能性もあるとのことでした。もちろん新しくセキュリティがしっかりした車でも強引に窓ガラスを割られるなどして被害に遭うことはあるでしょうが、ある程度年数が経った中古車を購入する場合や、レンタカーを借りた際にこうした車であった場合は通常よりも十分に気を付けることが大事だと思います。

 私自身の今後の対策は、基本ですが財布や通信機器の入ったセカンドバッグを車内に機放置せず、常に手元に置くようにするのを徹底しようと思っています。そのためということもないのですが、今持っている電話機はBluetooth経由で別の電話機やスマートフォンとペアリングを行なうことで着信および発信をまとめてできたり、スマートフォンに届いたメールを通知してくれるようになっています。その際、Bluetooth通信の圏外になった場合には電話機のバイブレーション機能で知らせてくれるように設定していますので、つい忘れたまま行動しようとしてもすぐにわかるようになっています。インターネットについても、Bluetoothテザリングができるモバイルルータを使っていますので、ネット確認用にということで小さくて携帯しやすいiPod touchを使うためにはモバイルルータの入ったバッグを忘れたまま行動するわけにはいかなくなっています(^^;)。そんなわけで、Bluetoothを使った通知をうまく使って、車上荒らしの被害を生まないよう何とか今までの行動を変えていきたいと今は思っています。

NEC モバイルルータ Aterm MR03LN その3 Bluetooth再接続自動化の試み

 モバイルルータだけでなく、スマートフォンを使ってのテザリングというのは、少なからず電池の残量を気にしながら行なわなければなりませんでしたが、MR03LNでBluetoothを使ってのテザリングをする場合には、今までの常識が変わるくらいのインパクトがあります。昨日も朝からさまざまな形でルータを使いまくり、15時間くらい使ってもバッテリーはまだ60パーセント台を指しています。

 ルータの設定に「省電力設定」があり、10分間無通信の場合に通信をオフにするなどの設定項目がありますが、私はこの部分はあえて何もしない設定にして常に電波を受ける状態になっています。こうしておくと、例えばルータと通信端末を離してしまったような場合、いったんルータとの接続が切れる形になってしまい、改めての接続が必要になってもすぐにネット接続に復帰できます。複数の端末をルータに繋げてネットを楽しむ場合でも、ルータの方で接続を切ってしまうと通信端末側の問題なのかルータの問題なのか、すぐにはわからない場合もあるので、このルータについては、常にBluetoothテザリングを切らないようにしておいた方がいいように思います。

 それでも、端末側からBluetooth接続が切れてしまった場合、設定画面から「Bluetooth」を選び、「ペアリングされたデバイス」一覧の中からモバイルルータの設定をタップし、「プロフィール」にある「インターネットアクセス」にチェックを入れるという手間をかけなければなりません。Bluetoothを使ったテザリングについては以前からある方法なので、何とかして一連の作業を自動化できないかと思っていろいろ調べたところ、私の使っているNexus 7で同じことを考えて実行している方のブログを発見しました。

http://hitoriblog.com/?p=22374

 この方は、Nexus 7の画面を消すとBluetoothテザリングを中止し、逆に画面を付けるとテザリングを開始するように、「Llama」と、「Bluetooth Auto Connect」の2つの無料アプリを使って実現させています。

 私の場合はNexus 7を常にインターネットに繋いでメール着信やプッシュ通知も普通のスマートフォンのように表示させたいと思っているので、上のブログを参考にしてルータが切断された場合に改めてモバイルルータとの接続を再開するような感じでスクリプトを組み、それが実行されるのか試しているところです。といっても、上のブログの最初の部分を「モバイルルータが切断された場合」に変えただけなのですが。もしこの設定で私の目論見通りの動作が可能になれば、「App Sender」というアプリを使ってNexus 7に強引にインストールしたCLIP DISPLAYというウィルコムの電話機、WX03SH用の情報通知アプリを動かし、Gmailの着信通知をMR03LN→Nexus 7→WX03SHという流れで表示が可能になります。MR03LN自体にメール受信機能があればという気もしますが、ここまでできてしまうとスマートフォンの出番が少なくなってしまいそうです(^^;)。

(2014.2.6 追記)

 今回設定した結果、Nexus 7は連続してモバイルルータとの通信を続けていまして、現在は大変便利に使えています。私よりスキルのある方ならもっとスマートに設定できるかも知れませんが、私の設定は以下の通りです。ご参考まで。

・イベントの条件
  Bluetooth機器切断(ここでatremを選びます)
  WiFiネットワーク切断(この設定はなくてもいいかも)

・動作
 Locate プラグイン Bluetooth auto connect

NEC モバイルルータ Aterm MR03LN その2 ファーストインプレッション

 昨日から販売が開始されたドコモのmicroSIMカードを差して使えるモバイルルータAterm MR03LNですが、無事発売日に入手できました。購入時のバッテリー残量は40パーセントほどでしたが、ACアダプタに繋ぎながら設定をしているうちにそこそこ充電できましたので、まずはどんなものか使ってみることにしました。

 製品構成は前機種のMR02LNと同じですが、本体も取り替え可能な電池もかなり薄くなっています。ただ、電池容量は前機種と変わりません。スマートフォン用のアプリケーションも前機種のものがそのまま使えました。その他、大きな違いは物理的なボタンは電源ボタンしかなく、他の操作はスマートフォンのように画面をタッチして行なうようになったことで様々な情報を表示したり、細かい設定がある程度はルータ側でできるようになりました。

 あと、データ量が画面で確認できるようになったため、私が使っている1日30MBまで高速通信できるOCN モバイル ONEの一番安いプランでどこまで高速通信できるのかわかりやすくなりました。ちなみに、データ量については月ごとに表示する設定になっているようなので、私のように1日ごとにデータ通信量のリセットを手動ですることが必要になります。

 このモバイルルータはWi-Fiでより高速な通信ができるようになっていますが、私はどちらかというとBluetoothテザリングに魅力を感じており、これから紹介することも全てBluetoothテザリングで行なったものです。というのも、これからはそれ自身にSIMカードを内蔵しない端末とセットで使いこなそうと思っているからです。

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 具体的にはNexus 7(2012)と、iOS6.1.5にバージョンアップした現行より1世代前のiPod touchを持ち運んで使えるようになればいいなと思っていました。また、今後Windows 8.1を搭載したタブレットを購入した場合、現状ではなかなかSIMフリーのスロットが付いたLTEおよびFOMAプラスエリアの両方のエリアをカバーする製品が出てくることは難しいと思うので、このルータで間に合わせたいと思っています。ちなみに、名前を挙げた2機種はPANでの接続をサポートしているので問題なくインターネットに接続でき、メールの受信通知も問題なく表示されます。Bluetoothでのテザリングは、このルータでは5台まで同時接続が可能です。

 Bluetoothでテザリングということですと、単にペアリングしただけでは駄目で、改めて設定画面を出して、そこから接続の操作をする必要があります。そうして接続しても、安定して接続が持続されない場合があり、その都度手動で設定画面を開き接続をしなおしていたのですが、アンドロイド用のアプリとして、Bluetoothをonにしたら自動的に接続までを代行してくれるアプリ「Bluetooth Auto Connect」をNexus 7(2012)に導入してみました。詳しい設定については「Bluetooth Auto Connect 設定」というキーワードで検索をかけるとやり方が書かれたページが出てくると思いますので、それらのページを参照してみてください。

 個人的に目指したものは、モバイルルータを一日中付けっ放しにしてNexus 7に繋げ、SIMカードを入れたタブレットと同じように使うということだったのですが、これについてはもう少し使ってみていつのまにかネットが切断されていなければ万々歳です。それはモバイルルータの問題ではないので、引き続き検証することにして、最後に電池の持ちと接続スピードについて紹介します。

 まず、昨日の午後3時頃に90パーセントくらいまで充電して外に持ち出し、そこからずっと追加充電せずBluetoothテザリング可能な状態を保っていて(エコモードに設定)、途中Nexus 7の接続が切れてしまっていた時間があったのですが、9時間くらい使って残りの電池容量は70パーセントくらいです。電池の持ちは予想以上ですが、これも一日フルに使った場合に変化が出てくると思いますので、継続的に使ってみて改めて評価してみたいと思います。また、高速通信が使える段階でOCN モバイル ONEのSIMカードをBluetoothテザリングした場合、下り1.73Mbps、上り1.62Mbpsとカタログ値の上限が3Mbpsだということを考えるとまずまずといったところです。これだけのスピードが出るなら、私の使い方ではあえてWi-Fiテザリングを使うこともないと思います。とりあえず使ってみての感想ということで、今後気が付いたことや面白い使い方などありましたら引き続いて紹介させていただきたいと思っています。

100・106・108通話サービス終了後の対策

 表題の3ケタの番号は、固定電話から使えていたサービスの数々で、100とはオペレーターを通して相手先に繋いでもらい、通話終了後に料金を通知してくれるサービス。106は同じくオペレーターを通し、相手側が料金の支払いを承諾した場合に限り繋いでくれるコレクトコールのサービス。108はコレクトコールをオペレーターを通さず自動音声で行なうオートコレクトコールです。これらのサービスが2015年7月いっぱいで終了するという事がニュースになっていたのですが、これを読んでいる人の中にはすでにこれらのサービスを使うことができない方が多くいらっしゃることが予想されます。というのも、これらのサービスは「ひかり電話」からはすでに使えなくなっているのです。

 固定電話回線の契約減少が続く中、少しでもコストを抑えるために、将来のメタル回線(昔からある電話回線)を全廃するための布石とも取れますが、今の時代にはほとんど使われることのないサービスである事も確かです。しかし、少なくとも公衆電話からはこれらのサービスが使えないと、ごく少数ではありますが深刻な問題に発展する可能性もなくはありません。

 まだ個人で携帯電話を持てない頃、親元を離れて暮らす学生が実家にお金や食料を送って欲しいと頼む場合、コレクトコールは良く利用されていたように思います。今の世の中では携帯電話があり、そこから発信さえできれば、いわゆるワンコール切りならコールバックをするという風に決めておけば、最初にコールした方には料金をかけずに連絡が取り合えます。ただし、固定も携帯も料金未納で止められていたり、最初から電話を持っていない(当然持てない場合も含まれます)場合は今後に向けて、緊急の連絡が必要な場合、どう親元や親戚などと連絡を取るかという事について考えなければならないでしょう。

 また、災害などで車の中から取るものもとりあえず逃げ出してきた場合や、旅先で携帯電話を落としてしまったり、全てのものが入ったカバンを車の中に残したままインキーをしてしまった場合など、どうして外部と連絡を取ればいいのかというのも車で旅をする際には考えておいた方がいいでしょう。今までは十円玉を数枚ポケットの中に入れておいて、いざという時には家族にコレクトコールを公衆電話からすれば何とかなった場面も、今後はどこに電話を掛ければいいのかわからなくなってしまうかも知れません。

 まず考えられるのが怪我があるようなら消防を、生活の困窮を含むにっちもさっちも行かない状況に陥った場合には110番をしてしまうという方法です。しかし、これらの番号には日夜多くの通報があるためか、緊急性を要しないと先方に判断された場合にはこちらで望んでいるようなサービスを受けることは難しいかも知れません。客観的に見て救援が必要な事例でさえも、以前あった事件で、山形大学の学生さんが119番に助けを求めたものの救急車は出動せず、電話を掛けた学生さんが通報をした部屋で亡くなってしまうという惨劇がつい先日起こっています。この方法はあくまで緊急避難的な方法ではありますが、公衆電話のボタンを押せばお金もいらずに通報できるというものでもあるので、ご自身でどうしても必要だと思えば、何回も掛け続けることが必要な場合は出てくると思います。

 そこまでの生命の危険を感じない場合には、いわゆる「フリーダイヤル」を活用するという方法があります。私の住んでいる静岡の場合、電話帳の中にある「くらしの情報ページ」に「いのちにかかわる相談」という項目があります。その中でフリーダイヤルを設定してくれているところになら10円や100円など、公衆電話に入る硬貨があれば掛けられます。また、車のトラブルの際、私の加入しているJAFへの通報は有料なのですが、加入している自動車保険のロードサービスはフリーダイヤルの番号で、保険会社経由でJAFを呼んでもらうこともできるようになっています。特に旅先では何があるかわかりませんから、お守り代わりに10円玉と、必要な際に掛けられるフリーダイヤルを複数メモしておいたものを一緒に持っておくと、万万が一の時でも公衆電話さえ見付かれば連絡は取れるようになるでしょう。フリーダイヤルを提供してくれている企業さんや団体さんにとってはお金と手間が以前よりかかってしまうことになるのですが、これも緊急の場合には躊躇せずに掛けることが自分の身を救うことになりますので、勇気を出して掛けることが大事だと思います。

 しかし、肝心の公衆電話自体も携帯電話の普及によって減っている現状もあるわけで。個人的にはせめて、鉄道や道の駅、公共の施設には置き続けて欲しいものであります。