NEC モバイルルータ Aterm MR03LN その3 Bluetooth再接続自動化の試み

 モバイルルータだけでなく、スマートフォンを使ってのテザリングというのは、少なからず電池の残量を気にしながら行なわなければなりませんでしたが、MR03LNでBluetoothを使ってのテザリングをする場合には、今までの常識が変わるくらいのインパクトがあります。昨日も朝からさまざまな形でルータを使いまくり、15時間くらい使ってもバッテリーはまだ60パーセント台を指しています。

 ルータの設定に「省電力設定」があり、10分間無通信の場合に通信をオフにするなどの設定項目がありますが、私はこの部分はあえて何もしない設定にして常に電波を受ける状態になっています。こうしておくと、例えばルータと通信端末を離してしまったような場合、いったんルータとの接続が切れる形になってしまい、改めての接続が必要になってもすぐにネット接続に復帰できます。複数の端末をルータに繋げてネットを楽しむ場合でも、ルータの方で接続を切ってしまうと通信端末側の問題なのかルータの問題なのか、すぐにはわからない場合もあるので、このルータについては、常にBluetoothテザリングを切らないようにしておいた方がいいように思います。

 それでも、端末側からBluetooth接続が切れてしまった場合、設定画面から「Bluetooth」を選び、「ペアリングされたデバイス」一覧の中からモバイルルータの設定をタップし、「プロフィール」にある「インターネットアクセス」にチェックを入れるという手間をかけなければなりません。Bluetoothを使ったテザリングについては以前からある方法なので、何とかして一連の作業を自動化できないかと思っていろいろ調べたところ、私の使っているNexus 7で同じことを考えて実行している方のブログを発見しました。

http://hitoriblog.com/?p=22374

 この方は、Nexus 7の画面を消すとBluetoothテザリングを中止し、逆に画面を付けるとテザリングを開始するように、「Llama」と、「Bluetooth Auto Connect」の2つの無料アプリを使って実現させています。

 私の場合はNexus 7を常にインターネットに繋いでメール着信やプッシュ通知も普通のスマートフォンのように表示させたいと思っているので、上のブログを参考にしてルータが切断された場合に改めてモバイルルータとの接続を再開するような感じでスクリプトを組み、それが実行されるのか試しているところです。といっても、上のブログの最初の部分を「モバイルルータが切断された場合」に変えただけなのですが。もしこの設定で私の目論見通りの動作が可能になれば、「App Sender」というアプリを使ってNexus 7に強引にインストールしたCLIP DISPLAYというウィルコムの電話機、WX03SH用の情報通知アプリを動かし、Gmailの着信通知をMR03LN→Nexus 7→WX03SHという流れで表示が可能になります。MR03LN自体にメール受信機能があればという気もしますが、ここまでできてしまうとスマートフォンの出番が少なくなってしまいそうです(^^;)。

(2014.2.6 追記)

 今回設定した結果、Nexus 7は連続してモバイルルータとの通信を続けていまして、現在は大変便利に使えています。私よりスキルのある方ならもっとスマートに設定できるかも知れませんが、私の設定は以下の通りです。ご参考まで。

・イベントの条件
  Bluetooth機器切断(ここでatremを選びます)
  WiFiネットワーク切断(この設定はなくてもいいかも)

・動作
 Locate プラグイン Bluetooth auto connect


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