月別アーカイブ: 2010年11月

ノロウィルスに注意

昨日のエントリーはたまたま石けんについて書きましたが、何の偶然か今日になって家族の中の一人がにわかに調子が悪くなり、病院へ行って多くの薬をもらってきました。断定はできないものの、恐らくノロウィルスに感染したのではないかと思います。

下痢や嘔吐を併発する症状は、車中泊の旅の中で発症してしまったら行程が大幅に乱れるだけでなく、帰宅することすら困難が予想されます。一人で出る際はその危険性がさらに増すということもあり、いかにこうした感染を予防するかというのが秋から冬にかけて出掛けられる場合には重要なポイントとなるでしょう。

インフルエンザウィルスの場合は、アルコールによる消毒でウィルスを死滅させることができるものの、ノロウィルスの場合はアルコール除菌が効かないということをまずおぼえておきましょう。手に付いたウィルスを落とすには、石鹸による洗浄しかないということですので、前日のエントリーで紹介したような各種石鹸を常備することがまず必要だと思います。

車中泊での旅の場合、日常生活に比べると感染の危険は大きくなるように思います。それは、トイレの問題があるためです。ノロウィルスに感染した人が下痢の症状を起こし、公衆トイレを使った場合、個室のトイレットペーパーホルダーやトイレの鍵の部分、水を流す部分などにウィルスを付けてしまっている可能性があります。ノロウィルスは乾燥にも強いので、感染の危険はそれだけで増します。加えて、高速道路や道の駅ではそれこそかなり多くの人がトイレを使うだろうことが想像されますので、個室に入る際に嘔吐の跡や匂いがするような場所は避け、トイレから出る際には必ず石鹸を付けて手洗いをし、車内にウィルスを持ち込まないような注意が必要だと思います。

特にお子さんと一緒に旅をなさろうと計画されている方は、とにかくしっかりと手洗いをさせるように習慣づけておくことが大事だと思います。家族で誰か一人がかかってしまったら、あっという間に家族中がかかってしまう危険があります。楽しい車中泊の旅が最悪の思い出にならないように、特にこの時期のノロウィルスには十分気を付けてください。


ダルトン BONOX ペーパーソープ

季節は秋となり、空気も乾燥してきました。そうなると怖いのがインフルエンザです。予防注射は有効な手段とは言いつつも、流行のウィルスとワクチンが合わない場合は当然効かないわけで、完全にインフルエンザをシャットアウトできるわけではないのがつらいところです。

以前からインフルエンザ対策には手洗いの徹底ということが言われています。日常生活であれば食事の前に手を洗うということはそれほど難しくなくできますが、車中泊での旅の場合はそうもいきません。ろくに手を洗わないままハンドルを握った手で直に食べ物をさわるというのは、考えようによっては危険な行為です。そのため、ウェットティッシュやアルコール洗浄のためのジェルなどが市販されていますが、手が汚れてしまった場合には何とか手を洗う場所を見付けなければなりません。

道の駅や高速道路上の手洗い所には、ほとんど洗浄液が用意されていますので、特にこれからの時期には極力洗浄液を使った手洗いを行うよう心がけたいものです。ただ、そうした場所でなく、水道しかないような場所で手洗いをする場合、自分で石けんや洗浄液を用意していないと、汚れた手は完全にきれいにはならないので、何らかの用意は必要ではないかと思います。

固形石けんを常備する場合、手洗いやお風呂でも使えて便利ではありますが、濡れた後の保存に困ります。石けんケースに入れて桶に放り込んでおいても、桶全体に石けんが付いてしまいますし、そんな石けんを他人に使わせるのにも躊躇するような状況は容易に想像できます。よくある液体石けんを小さめのボトルに詰めて携帯するという手段もあり、私自身も行なっていますが、意外と液体成分が固まったりしますので、使いたい時にボトルから出ないというようなこともあるかも知れません。

そんな中、見付けたのが写真の「ペーパーソープ(紙せっけん)」です。私ははるか昔に駄菓子屋さんの店頭で見た記憶がありましたが、今回は雑貨屋さんで購入しました。シート状になった石けんというのは保存も容易で、使う時も一枚ずつ使えますし、保管場所もいりません。今回紹介するペーパーソープはジャスミン・ローズ・ラベンダーの香りがあり、購入したものはジャスミンの香りですが、よく洗面所においてある洗浄剤になじめないような方も用意しておけば便利に使えそうな気がします。

これからの季節、車中泊をする場合、車内で食事を含むすべての事を行なう方が増えるように思います。くれぐれもウィルスを体内に取り込まないように、手洗いをしない状態でつい口の周りを触ってしまうなどということがないよう気を付けるとともに、食事の前には手を洗う事を習慣付けましょう。長期にわたる旅の場合、まずは健康を守ることが第一ですので。


ボイジャーコット

これを書いている現在、代車生活は依然として続いています。ただ、こちらとしてもそれほど急ぐ気はなく、車のオークションで安いものが出たらということでしばらく待つことにしています。現在乗っているのが三菱のタウンボックスワイドという軽自動車の車体を使った普通車で、これはこれで車中泊できそうな車ではあります。

これは5ナンバーの車ですが、後部座席が前に倒すことで一応のフラットになり、荷室の長さは190センチ弱と、軽自動車のワンボックスと比べてもむしろ小さいぐらいです。フラットになった部分ですが、そのまま寝ると小さな突起や隙間、凸凹が気になると思いますが、代車なだけに改造はほぼ諦めたほうがいいでしょう。となると、マットなどで寝床を作ることが考えられます。しかし、マットよりもコットのほうが楽に寝床を作ることができます。コットの中でも評判のよいボイジャーコットを既に購入していたので、代車でも試してみることにしました。元々このコットを購入したのは、先代のワゴンRで使えるだろうという前提のもと先走ってしまいました。ちなみに、ワゴンRにコットを設置した状況については、以下のサイトでご確認下さい。

http://y-terada.com/Hobby/syachu/wagonrcot/wagonrcot.htm

結果は写真の通り、少々前席を前に傾ける必要はあるものの、コットを設営した状態できちんとドアが閉まります。ちなみに、コットの足の部分には100円ショップで売っていた水道用のビニールホースを足の数だけ切り、一本一本縦に切り込みを入れた上、はめるようにして取り付けてありますので、車内だけでなく板の間などでコットを設営してもキズが付かないようになっています。参考までに、コットを横にした写真も下で紹介しておきます。

普通の車で車中泊ができないと諦めている方も、こうした車を借りることで簡単に車中泊に適した環境を構築できると思います。特に軽4ナンバーのワンボックスでは、内装部分でも金属がむき出しになっているのが普通なので、外から覗かれないように黒い布などを磁石で止めるようにすれば内装に傷つけることもなくプライベート空間を作ることができます。

他にも、こうした軽ワンボックスを持っていても、日常的に後部座席を使っていたりする場合、常に車中泊に適したセッティングを保てない方もおられるでしょう。車中泊用に最初から改造してしまうと、日常の用途で使いずらい場面が出てくると思いますが、荷物を降ろし座席をたたんだ状態でコットを設置するだけでこうした空間が完成します。一人での旅なら出発前にコットを設置し、コットの下に荷物を押し込むようにすれば広い居住空間をそのまま維持できます。紹介したボイジャーコットは強度的にも申し分なく、車内でのイス代わりにも十分使えるだけの耐久力を持っていますので、いつでもどこでもすぐに快適な居住空間で休めるという点では、軽ワゴンとコットの組み合わせは最強ではないかと思いますね。

私はこのコットを快速旅団さんの通販で購入しましたが、メーカーの方でハイチの地震でかなりの量を支援物資として提供したということで、少々手に入りづらい状況になっているとのことです。ただ、円高のおかげで私が購入した時よりも安くなっているようなので、こうした改造なしの居住空間を模索している方は、検討の余地のある品物ではないかと思います。

ただ、ひとつ注意してほしい点があります。他のコットでもその傾向があるとは思いますが、購入当初の品は金属部分を接続して組みあげるのにかなり苦労します。何回も設営していくことで接合部分が慣れてきて、簡単に組み上げられるようになりますが、私の場合、このコットを最初に組み立てようとした時にはどう頑張ってもなかなか接合させることができず、それでも何とか完成させるまでに30分程度かかった上、かなりの筋肉痛になりました。買ったままそのままにしておいて、現場で組み立てようとしたら大変な目に遭いますので、どうしても組みたてられない場合は、力の強い人に組んでもらうようにしながら徐々に接合部分を慣らしていくようにしたほうがいいでしょう。


コンビニの利用の仕方について考える

車中泊の際の食生活はどうしても偏りがちになってしまいます。普段はそれほどでなくても、観光地へ行って名物があると食べたくなってしまうというのは仕方のないことなのかも知れません。肉や魚、炭水化物が中心の食事になると、どうしても野菜が不足してしまうのですが、個人的には繊維質のあるものをどうしても欲してしまいます。

サプリメントも日常的に使っていないので、そうしたものを便利に使っている方にとっては深く考えなくてもいいのかも知れませんが、できれば野菜を多く摂る事で、旅行中の体調管理につなげたいと思っています。

さしあたって保存のきく野菜成分ということで、各社から出ている野菜ジュースをある程度ストックしていますが、加工されたものだけに塩分が心配であったりもするので、野菜そのものを摂るための工夫が必要になってきます。最近ではスーパーでも、洗わずにそのまま食べられる野菜が袋入りで売られていますので、そうしたものをクーラーボックスに補給するのが一番よさそうですが、高速道路に乗ったままの移動ではそうした方法もなかなか取れません。サービスエリアの食堂を利用し、野菜が主体のメニューが食べられない場合、頼りになるのがコンビニにおいてあるサラダです。

写真のものは近所にたまたまあったローソンのものですが、コンビニ各社では105円という価格設定でサラダを置いてあるところが増えてきました。量的にはかなり少ないので、十分とは言えないまでも、それほどの金銭的負担がなく気軽に野菜が摂れるようになったのはいい傾向だと思います。ちなみに、旅先ではパッケージは店頭で処分できるよう食べる前にタッパーなどに移すことでゴミの増量を抑えることができます。

車での旅におけるコンビニの使い方というのは、冷蔵庫代わりに使える反面、全てをコンビニでまかなおうとすると結構高くついてしまう感じがします。全てをコンビニに頼らず、いざという時の利用のほか、今回紹介したサラダや、同じように小分けされて安価に販売している薬品類など、スーパーでは買えないものを見付けて買うのが面白いですね。先日紹介した無印良品のミニラーメンも系列のコンビニで売っていますし、タッチパネル式の情報端末を利用し、入場券や乗車券などの入手、クーポンの受取りなど、観光地をめぐるような場合はいろいろと役に立つでしょう。普段コンビニで買い物をする習慣がない方でも、旅先でのコンビニ攻略について傾向と対策を練っておけば、いざという時の頼りになるでしょう。


現行ワゴンRと車中泊

新しい車の具体像というのはまだ見えてきませんが、今日現行のワゴンRを見てきました。今までの型式がMH21Sというものですが、現行のものはMH23Sとなっていて、これからワゴンRを購入される場合、一部私の書いたものが役に立たない部分も出てきます。とりあえず、ざっと見た限りでの違いおよび車中泊カーとしての適性について比べてみたいと思います。

まず、現在の型式になっていちばん変わったのは、カタログ上の燃費を上げるためなのかわかりませんが、スペアタイヤの代わりに「タイヤパンク応急処理セット」なるものの搭載に変更になったということがあります。セットの内容については、

・エアコンプレッサー
・修理剤ボトル
・注入ホース
・バルブコア(予備)
・コア回し
・速度制限シール
・延長ホース(修理剤抜き取り用)

というものがカタログに記載されています。つまり、パンクをした場合は修理剤をタイヤに注入し、エアコンプレッサーで空気を入れて応急処置をし、速やかにお近くのサービスセンターでパンク修理をしてくださいということなのですね。もちろん、以前からのものでもあくまで応急用としてのスペアタイヤしか積み込んでいませんので、どちらにしてもどこかで修理することになるとは思います。ただ、こうした修理剤ではパンクの規模が大きい場合は修理不能で、現地まで業者を呼ばなければどうしようもないということになります。

元々の軽自動車の乗り方からすると、私のように長距離を走るように考えられていないので、スペアタイヤ省略も仕方ないかなとは思いますが、本日見たところ、こちらで独自にスペアタイヤを用意してそのまま乗せたとしても、専用のキットを使わない場合、荷台部分がきちんと収まらなそうな事が判明しました。こうなってくると、現行ワゴンR(スティングレーやパレットも含みます)で車中泊を考えられている方は、スペアタイア固定のためのキットを購入されるか、ロードサービスの加入および、現地でパンク修理を依頼した場合どうなるのかということをきちんと把握しておく必要があります。私の場合はJAFの会員であり、自動車保険に付いているロードサービスと組み合わせることで、基本料および現地作業費は保険会社が負担するようになっていることがわかりました。ただし、部品代および最悪の場合の交換タイヤ代金は自己負担になるようです。単なるJAF会員の場合は部品代および作業代が請求されてしまうようですので、皆さんがお入りになっているロードサービスおよび自動車保険のロードサービスの内容についてしっかりと確認しておいた方がいいと思います。今まではパンクというような事はなかったので、それほど考えなかったのですが、JAFを呼ぶにしても数時間待たされることはザラですし、パンク修理剤にも寿命はあるので、長く乗る場合はそうした消耗品の出費についても考えなければいけないようですね。

次に、後ろのドアを開けてみて驚いたのですが、後部座席の空間がやけに広く、大人4人が十分に座れるようになった反面、後部座席を一番後ろにした状態では、後方の荷室がほとんど何も入らないぐらい圧迫されてしまうことです。少なくともここで紹介しているような荷物を積むためには、後部座席を一番前に出さないととても無理で、そうなると前の車の後部座席の空間とほとんど変わらないということになってしまいそうです。寸法については詳しくは測りませんでしたが、収納に影響が出ないような形で最大の積載スペースを作れるのかというのはやってみなければわからないという感じです。

積載という点でもう一ついうと、助手席を前に倒す際、座席の下にバケツのような収納スペースがあるのがワゴンR独特のものでした。そのスペースは現行のものにも当然ありますが、なぜかバケツというよりトレーといった浅いものに変更になってしまっています。これだと、今までまとめていた荷物のうち、多少減らすか他の場所へ移動させなければなりません。この仕様変更も個人的には大変残念ですが、今さら後戻りはできないので、こうした仕様を頭に叩き込んだ後で対応策を考えなければならないということですね。

個人的に嬉しかったのは、純正オーディオのCDが普通のCDだけでなくMP3やwmaにも対応しているらしい点ですね。これだと、今までミュージックプレーヤーで聴いていた車内オーディオについて、メモリカードにあるものを改めてCDに焼けば、MP3の場合通常のCD10枚分が一枚のCD-Rに収まります。ドリンクホルダーも正面から左右脇に移動したことから、正面操作の部分がすっきりしました。シフトチェンジはコラムからインパネ部分に移動し、現在どのギアに入っているのか確認しやすくなっています。もちろん、スペアタイヤを積んでいない分燃費も向上すると思います。

ベッドメイキングのためのシートアレンジについては、同じようにできそうでその点については安心しました。単に寝るだけならワンボックスの方が楽ですが、荷物を載せることについて言うと、乗用車の方にきっちりとつめる方がケースなどを用意しなくてもいいので個人的には多少の不便はあってもワゴンRの方かなとは思っています。


紹介できないものについて

こちらのブログで紹介するグッズについては、できる限り書いている段階で入手が可能なものをという前提で紹介するようにしています。実を言うとまだまだ紹介したいものはあるのですが、どんなにおすすめの品でも手に入らなければどうにもなりません。生産中止になったものの中にも使えるものはあるのですが、さまざまな理由で市場に出なくなったということはわかっても残念だなあと思います。

それでも、公に生産中止のアナウンスがあってから徐々に市場から消えて行くものについてはある程度猶予期間があるので諦めも付くのですが、特に季節商品の場合、今年は簡単に入手できたとしても、翌年の同じ時期になると突然出なくなってしまうという場合がかなりあり、企業の売り方の変化を感じるとともに、少なからずファンがいるような品物を止めにするならば、シーズン終了時にアナウンスぐらいはあってもいいのではないかと思います。

そういう意味では恨めしいものに、ユニクロが一時期力を入れていた商品があります。私は冬でもバイクで動くことがあるので、冬の冷たい風に対応するため、薄くて軽い割には暖かい化学繊維の「エアテック」を使ったジャンパーやパンツを毎年購入してきました。ジャンパーは普通の店舗に置いてありましたが、パンツは大型店舗か通販でしか売っていなくて、入手には結構苦労しました。シーズンを通して利用し、多少くたびれたものについては、冬の車中泊にジャージの上から着込むことで、底冷えするような状況ではずいぶん役に立ちます。

同じエアテックを使ったものの中で、今月あたり発売してくれるのではと期待していたものに、「エアテック掛け布団」があります。羽毛布団ほどの性能はないにしても十分軽くて暖かく、収納袋も付属しているので3シーズンこれとウォームアップシーツを組み合わせれば十分車中泊で使えるものです。私はたまたまシーズン終わりに県内の大型店舗で1つだけ余っていたのを購入できました。だいたい11月くらいに今年も発売されるだろうと思っていて、出たらフリース地のシーツと一緒に手に入れようと思っていたのですが、ユニクロの寝具自体が全く出ませんでした。一般店舗でも買えたエアテックのひざ掛けも今年はないようで、寝具自体から撤退したのではとも思え、チラシに出て売れるものだけに特化してしまったような感じになっています。

ただ、この会社はしばらく出ていないものでも翌年になるといきなり出たりするので今後も全く出ないとは言い切れないのですが、これから冬を迎える時期に車中泊に便利な商品が発売されないのは実に残念です。そうは言っても出ないものは仕方がないので、来年のシーズンを期待するようにしましょう。


クラレ マジックテープ ピタロック100

マジックテープというのは、クラレが出したものの商標名ということだそうで、別の呼び方もありますが、今回はマジックテープということで統一させていただきます。10センチ×10センチという大きさのこの商品は、マジックテープをうたうだけあるのか、テープ同士の粘着力も、マジックテープを取り付けるためのテープの粘着力も実に強力です。パッケージに「自動車の内装品の固定」とある通り、車を乗り換えるたびにダッシュボードに貼って利用してきました。

何をダッシュボードに固定するかというと、先日紹介したソニーのPSPを使ったカーナビシステムのスタンドです。最近のポータブルカーナビでは吸盤を使って固定する方式が多いように思いますが、私がカーナビのシステムとスタンドを購入した時にはまだそうしたものはなく、粘着テープでスタンドそのものを動かないように固定してしまうのが主流でした。PSP用に作られたスタンドにも粘着テープが付属してきましたが、代わりにマジックテープをダッシュボードとスタンド底面の両方に貼り、カーナビを固定することにしました。これだと車を変えても新しくマジックテープの片側だけを用意すれば同じように車に固定できるからです。

吸盤と違って車を替えるたびに新しいマジックテープをダッシュボードに付ける必要があるのですが、ダート走行などで激しく上下に揺れるような状況にならなければ、まず貼り付けたカーナビのスタンドが落ちてくる心配はありませんでした。吸盤の場合は時間の経過や日に当たることによる劣化が心配ですが、マジックテープの場合は長年使っていますがその固定する能力には劣化は感じられません。

とりあえず、次に乗る予定の車にも同じように装着し、同じようにカーナビおよび、他に固定して便利なものがあれば、貼り付けて使う予定にしています。個人的には決してこれがベストの方法だとは思っていませんが、平らな平面を持つものなら、底の形に切って使えるのは便利です。カーナビスタンドにはすでに以前購入したマジックテープが貼ってあり、結果的に片方の側が余ることになるので、ダッシュボードに固定すると便利そうなものを見付けたら、同じように加工して使ってみようかと思っています。


ソフト99 99工房 タッチアップペン

私がワゴンRを購入する際、価格が安ければ色にはこだわらないと注文を出した結果、ゴールドというよりもベージュに近い色のものが安く見付かったためそのまま手に入れました。それはそれでいいとして、購入時に慌てて購入したのが写真のタッチアップペンでした。

一般的に、舗装道路だけを走るわけではない車中泊前提の旅は、細かい砂利をはねたり大雨に降られたりということもあり、事故とかではないにしろちょっとした塗装のはがれというのが気が付かないうちに起こってしまうということを体験してきました。特にドアの端の部分は気を付けていても部分部分で小さい塗装はがれが私の車の場合見付かることが多かったのでした。

そのままにしておいた場合、その部分から錆びてくるかも知れず、できる限り見付けた時に修復しておけば安心です。そんなわけで、このタッチアップペンはダッシュボード内に常備しておきました。案の定、特殊な色だったこちらの色はほどなくカー用品店の店頭から消えてしまい、すぐに手に入らなくなってしまいました。大手カー用品店の中には店頭にない色でも市販品の値段に多少プラスすることで、合成して作ってくれるサービスを行なっているところもありますが、オリジナルの色とは多少違う可能性もあるので、できればメーカーオリジナルの色の塗料を確保しておきたいところです。ディーラーに問い合わせれば何とかなるかも知れませんが、いわゆる一般的な色でない車に乗られている方は、まだカー用品店で気軽に買い揃えられるうちに確保しておくのか賢い方法だと思います。

こうした塗料にはタッチアップペンタイプの他にスプレータイプのものもあります。スプレータイプを使いこなすにはそれなりのスキルが必要でもあり、慣れていない方には積極的にはおすすめできませんが、タッチアップペンなら単に塗るだけなのでそれほど大変ではありません。ただし、使用前に振ることによって塗料を混ぜ、塗る前に塗料の量を塗り過ぎないように調整してから慎重に塗るのがいいでしょう。

車の色は微妙な色加減があり、白や黒だからといって家庭用のものを安易に塗ったりするとそこだけ目立ってしまいます。普通の車の場合、ボンネットを開けるとプレートがあり、そこに「カラーナンバー」の英数字が記載されています。詳しくは車の取扱説明書に記載があると思いますので確認してみてください。車によっては、上下で色が違うものがあり、カラーナンバーも複数記載されている場合もあります。その際は、素直にカー用品店でどの色が欲しいということを言い、商品について聞く方がいいかも知れません。

こうした塗料での苦労を避けるには、面白みはないですが、一般的な白やシルバーなどの色を選ぶことになるのですが、そういう意味でも4ナンバーの軽ワンボックスはコスト的にもメリットは大きいですね。恐らくそうした色であれば、全国のカー用品売り場で必要な際に購入できるでしょう。

ちょっとした用意ではありますが、見付けたらすぐに修復できるこうしたグッズは後になってその有難みがわかるものでもあります。車の外装にこだわる方は、車の中に乗せておいて損のないグッズだと思います。


車の改造について

私がこうしたブログやウェブページを公開するようになったのは、簡単に車中泊ができるコンパクトカー、スズキワゴンRを手に入れたのがきっかけでした。日常生活から長距離旅行まで、ありとあらゆる用途に対応してくれ、実にコストパフォーマンスに優れた車だと思っています。

乗っていて何ら問題のない私の車ですが、今回車検を通すにあたってちょっと考えることがありました。このまま車検を通すということになると確実に走行距離は上がっていくことになるでしょう。ずっとこの車と付き合っていくと思えば安いものですが、やはり軽自動車ということで、多くの車中泊グッズを積んだまま走ることでやはり劣化という現実から逃げることはできません。

まだそれほど走行距離が行かない状況で早めに今の車を下取りしてもらい、新しく程度のいい中古車に買い換えるようにすれば、また長く乗り続けることができます。問題は今の車がいくらで下取ってもらえるかということですが、そこで問われるのが今までどう乗ってきたかということでしょうね。

ここで紹介している車中泊グッズの他にもいろいろワゴンRの中には入っていまして、一度全部出したところ、一般的な衣装ケース4箱分くらいに膨れ上がってしまいました。改めてワゴンRの積載スペースの多さにはびっくりしましたが、とりたてて改造などは行なっていなかったため、普通の車としての評価を受けられると思います。

車中泊を楽しまれている方の中には、大胆に車内を改装してしまっている方も多いでしょうが、ノーマル車を改造する場合、乗り潰すだけの覚悟がない状況では、購入時と同じように原状回復できる改造なのかということを確認してから改造にかかられた方がいいように思います。もちろん、車を所有してしまえばそれをどう使おうと所有者の自由ではあります。ただ、家族で車を使われる場合、家族の総意で改造できるかという問題もあります。自分なりの改造をした車ということになると、一般的な価値という点では著しく低くなることは仕方ないことでしょう。車の業者側からすると、別の人に転売ができず、走行距離も過走行ということになると、同好の士で欲しい人に譲るとかすればいいでしょうが、そうでなければ下取りとしての評価はきっぱりと諦めて乗り潰すしかなくなります。考え方としてどちらを選ぶかというのは人によって違うとは思いますが、高額な出費をしてお車を買い換える際には考えておかれるといい事だと思います。

ちなみに、次にどの車にするかというのは全く決まっていません。同じワゴンRが車検費用プラスαぐらいで手に入ればいいとは思っていますが、これも状況によって変わってくると思います。ただし、車中泊がやりにくい車に妥協してする気は全くありませんので、どちらにしてもこちらのブログで紹介できると思います。さしあたっては代車での生活がしばらく続きそうです。


ダンロップ スポーツサンダル

数年前から足元にこだわるようになりました。といっても高級な靴を揃えるということではなく、いかに自分の足に合った靴を選ぶかということに以前より注意を払うことが多くなったということです。

多くの方は自分の足のサイズを把握していることと思いますが、以前は足のサイズ27.0cmが自分のサイズだと思って靴を決めていたのですが、ある時、専門ショップで左右別々にきちんとサイズを測ってもらったところ、本来の足のサイズは25.5cmと言われてちょっとびっくりしました。普通のお店に入って、26.0cmのサイズでも小さいと思っていたのでその疑問をお店の方に言ったら、あなたの足は横に広いので、25.5cmでも4Eサイズにすれば足にぴったりとはまりますと言われ、そのサイズを履いてみたところ、確かにぴったり合います。ただ、お店にはなかなか横幅の広い4Eサイズは置いていないということもあるので、そういう場合は26.0cmの3Eサイズを履いてみて、隙間があれば中敷きで調整すればいいと教えてもらい、現在に至ります。おかげで、それ以降買った靴を履いて長く歩いても以前により疲れにくくなったように思います。

ただ、こうした靴選びでは一つ問題があって、それが長距離を運転するような場合、ぴたっとはまった靴を履いたままでいるとかなり足が締め付けられるような感じになります。車中泊の旅というとすぐ結び付けられるものに、エコノミー症候群というのがあります。対策としてこまめに水分をとったり、休憩を頻繁に行なうなどするなどの方法もありますが、元々普段履きの靴はウォーキング重視で選んだものだけに、足元を楽にするためには履くものを変えるのが一番手っ取り早い気がします。

そういった考えのもと、導入したのがマジックテープで踵をしっかり固定できるスポーツサンダルでした。車を運転する場合、履物の種類であるとか、履き方によって道路交通法違反になる場合があります。具体的な履物については地方によって違いはあるものの、誤って脱げることのないよう、踵が固定されているものであるかないかがポイントです。サンダルや下駄・雪駄はもちろんですが、踵を潰した靴でも、何らかの拍子に脱げてしまい、アクセルを吹かしてしまったりブレーキ操作ができなくなってしまったりする場合が簡単に起こり得ます。事故を起こさなくても警察に止められてサンダル履きが発覚した場合、処分を覚悟しなければなりません。私個人としては、簡単に履けるサンダルではなく、しっかり足に固定するスポーツサンダルを選ぶことで、かなり運転中に楽になるといった印象です。

車中泊グッズを紹介されている媒体の中でも、夜間にトイレに行く際など、サンダルを靴とは別に用意する方が快適であると紹介されているものがかなりあります。個人的には踵のないサンダルもあった方が確かに便利ですが、ある程度荷物の総量が限られている場合は、このスポーツサンダルを両方の用途で使ってしまおうと、運転席の座席の下に常備しています。さすがにこうしたサンダルでも長い距離を歩くと疲れますので、その場合はウォーキングシューズと履き替えるようにしています。