ノロウィルスに注意

昨日のエントリーはたまたま石けんについて書きましたが、何の偶然か今日になって家族の中の一人がにわかに調子が悪くなり、病院へ行って多くの薬をもらってきました。断定はできないものの、恐らくノロウィルスに感染したのではないかと思います。

下痢や嘔吐を併発する症状は、車中泊の旅の中で発症してしまったら行程が大幅に乱れるだけでなく、帰宅することすら困難が予想されます。一人で出る際はその危険性がさらに増すということもあり、いかにこうした感染を予防するかというのが秋から冬にかけて出掛けられる場合には重要なポイントとなるでしょう。

インフルエンザウィルスの場合は、アルコールによる消毒でウィルスを死滅させることができるものの、ノロウィルスの場合はアルコール除菌が効かないということをまずおぼえておきましょう。手に付いたウィルスを落とすには、石鹸による洗浄しかないということですので、前日のエントリーで紹介したような各種石鹸を常備することがまず必要だと思います。

車中泊での旅の場合、日常生活に比べると感染の危険は大きくなるように思います。それは、トイレの問題があるためです。ノロウィルスに感染した人が下痢の症状を起こし、公衆トイレを使った場合、個室のトイレットペーパーホルダーやトイレの鍵の部分、水を流す部分などにウィルスを付けてしまっている可能性があります。ノロウィルスは乾燥にも強いので、感染の危険はそれだけで増します。加えて、高速道路や道の駅ではそれこそかなり多くの人がトイレを使うだろうことが想像されますので、個室に入る際に嘔吐の跡や匂いがするような場所は避け、トイレから出る際には必ず石鹸を付けて手洗いをし、車内にウィルスを持ち込まないような注意が必要だと思います。

特にお子さんと一緒に旅をなさろうと計画されている方は、とにかくしっかりと手洗いをさせるように習慣づけておくことが大事だと思います。家族で誰か一人がかかってしまったら、あっという間に家族中がかかってしまう危険があります。楽しい車中泊の旅が最悪の思い出にならないように、特にこの時期のノロウィルスには十分気を付けてください。


カテゴリー: ノンジャンルコラム | 投稿日: | 投稿者:

てら について

主に普通の車(現在はホンダフィット)で、車中泊をしながら気ままな旅をするのが好きで、車中泊のブログを開設しました。車で出掛ける中で、モバイルのインターネット通信や防災用としても使える様々なグッズがたまってきたので、そうしたノウハウを公開しながら、自分への備忘録がわりにブログを書いています。

スポンサーリンク

コメントを残す