2016年2月からの格安SIMデータ通信プラン

 前回のエントリーで書きました通り、新たなハードである固定電話のようなSIMフリー携帯電話(^^;)「ホムテル3G」を目一杯活用しようとした場合、今のMVNOの構成ではうまくいかないことがわかってきました。何より、現状ではホムテル3Gで使える標準SIMのデータ通信カードが全くないので、同一契約で複数のSIMカードが持てるプランに引っ越す中で、別の契約内容も見直そうという魂胆です。

 新しい契約内容を考える前に、まずは2016年1月現在での私の契約しているSIMカードについて紹介します。まず、同時に2枚のカードを入れることのできるモバイルルーター MR04LNには以下の2契約のカードが入っています。

 ・ぷららモバイルLTE 無制限 月額2,760円(税抜き)

 ・so-net 0SIM データ通信499MBまで0円

 そして、メインで使っているスマートフォンはauのスマートフォンということで、

 ・mineo Aプラン 500MBコース 700円(税抜き)

 一番安いプランのカードを入れています。その他に、SIMフリーのスマートフォンNexus5があるのですが、これは主にドコモMVNOのSIMを入れて単体でカーナビにしたり音楽を車内で流したりするために、もう一つ契約したSIMカードを入れています。

 ・ワイヤレスゲート 480円プランSMSオプション付 584円(税抜き)

 Nexus5ではSMSオプションを付けないデータSIMだとセルスタンバイ問題が発生し、電池の減りが激しくなることが知られています。ただ、このワイヤレスゲートのSMSオプションが施されたSIMで使っていても、電池の減りはかなりひどく、もしかしたら解決していないかもと感じることがありました。また、ワイヤレスゲートのSIMを入れたスマートフォンではマクドナルド店内で使えるWi-Fiサービスをはじめとする公衆無線LANが使えるようになります。このスマートフォンがないと、他にはauのスマホになってしまうので、かえってドコモのSIMが入ったスマートフォンの契約がもったいないという感じではあります。

 こうしてみると、新しいサービスが出ると今までのものと代えているという感じで一貫性がないことがわかります(^^;)。とりあえず、環境の現状維持をできる限り考えながら、今までの現状について箇条書きでまとめてみます。

・ぷららモバイルLTEの無制限で使っていたのは月間6GBくらいと10GBを下回る

・スピードはほとんどがBluetoothテザリングのため3Mbps以下で十分

・mineoの運用はほとんど高速クーポンOFFだが不自由はない

・ワイヤレスゲートの公衆無線LANはほとんど使えずもったいない

 まず、無制限プランの代替としてはせいぜい10GBの高速クーポンがあれば問題なく、モバイルルーターにNexus5に加え、ホムテル3Gで使うため同一契約で3つのカードが持てるプランがあり、できれば新しいサービスにも無料で使える公衆無線LANがあればいいということぐらいでしょう。

 この条件にぴったりはまったのが、BIGLOBEのシェアプランでした。ここのシェアプランは12GBコースだけでなく6GBコースにも付けられます。このコースにSIMを2枚、うちSMSオプション付きのものを追加しても月額的には2,000円ちょっとと、ぷららモバイルの無制限LTEの一枚の契約より安くなります。さらにBIGLOBEでは当該プランの場合は無料で公衆無線LANサービスが使えるようで、ワイヤレスゲートを解約しても改めて公衆無線LANを使いたいという条件もクリアします。

 少し気にかかるのは、BIGLOBEではアプリによる高速クーポンを切る設定ができないということですが、クーポンを取い切り200kpbsの低速になっても3日間300万パケットのような規制はされないということで、低速になってからも何とか使えそうです。毎月の容量は実際の利用量と比べるとぎりぎりになる可能性が出てきますが、今までの契約を残すつもりのmineoのプラン変更をするという事である程度解決できます。

 今私が契約しているのが月500MB700円のものですが、これに200円の負担のみで高速クーポンの量は3GBまで持てるようになります。こちらの高速クーポンは専用アプリで切ることが可能ですので、普段は使わないでためておき、BIGLOBEの高速クーポンを使い切ったところでmineoの高速クーポンを使うという形が取れます。こうすれば、2契約で合計9GBの高速クーポンと、so-netの0SIMを加えれば約9.499GB使えて、月間の通信料は税込みで3千円ちょっととなり、今までの4千円超と比べて月間約千円も安くなります。それでいてSIMは全てのサイズを揃えて4枚を使い分けられます。使っているうちに不都合も出てくるかも知れませんが、まあいい感じになったような気がします。


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2016年2月からの格安SIMデータ通信プラン」への2件のフィードバック

  1. けいたいまにあ 投稿作成者

    データプランはいろいろ気軽に会社を変更できるのがメリットですねbiglobeは検討していた時にはシェアSIM開始前で、
    SIM追加するごとに手数料と月額料金がかかるので、amazonでsim買ったのに無駄になってしまいました
    結局hi-hoのアソートにしましたが、こちらは音声でなくても1年の解除金が発生します
    hi-hoは3と10ギガはありますが6ギガ程度はないですね
    またamazonではsim販売していると格安で契約できますね

  2. てら 投稿作成者

    私の場合、月間6ギガでは少々少ないかなと感じるところではあったのですが、今回のプラン選定にあたってはmineoの3GBプランに変更したことがキモでした。
    今後は複数の端末で6GBを使いまわすので、なかなか高速クーポンを繰り越すくらい残すのは難しいと思いますが、mineoも容量を繰り越せるので今までと変わらぬ使い勝手で料金が1,000円くらいは安くなり、スピードも上がりますので、高速利用を中心としたノウハウについても考えてみたいです。

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