隣町にヒガンバナを見に行く

 例年と比べると2012年の夏というのは暑いだけでなく、9月に入っても真夏のような天候が続いたので、ヒガンバナの咲く時期にも影響を及ぼしました。だいたいお彼岸の前ぐらいに近所でも目に付いてくるはずなのですが、この年に限っては9月末になってようやく咲き始める始末です。今回お出掛けした静岡県藤枝市北方にある藤枝市の施設「白ふじの里」裏にある土手のヒガンバナもかなり遅れてしまいました。

 地元ではイベントが9月16日に開催されたそうですが、地元のニュースによると肝心のヒガンバナが全く咲いていなかったとのことで(^^;)、改めてこういったイベントというのは地元ならではの情報収集が必要な部分があります。

 今回はたまたま数日前の新聞で開花状況を知り、本当は日曜日にでも行こうと思っていたところ、台風の影響も心配されたので一日ずらして昨日の土曜日に出掛けることにしたのでした。

 私のいる静岡市から藤枝市というのは隣町で、車で行く場合は国道一号バイパスを通って行けばいいのですが、原付の走行ができないルートもあるので、できるだけ交通量の少ない旧道を通りながら進みます。今回はまさに旧東海道を西に向かって進み、新東名の藤枝PAのある場所を目安に山側に上っていきます。目的地近くになるとあちこちにヒガンバナの群生が見られ、ついつい停車して写真を撮ってしまうのですが、こういうことができるのも車でなく原付ならではですね。

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 そうして、目的地の「白ふじの里」までやってきたのですが、やはり名所と言われるだけあって写真のように土手の部分に密集して咲いていて、実にきれいでした。しかしこれでもまだ咲く前のものもたくさんあり、本当に満開になるのにはもう少々かかるといった感じでした。現地に着いたのはお昼過ぎぐらいでしたが、その場にいたのはカメラを持った方々が数名といったところで、勿体無いというか何と言うか。今年はイベント時に花が咲いていなくて残念でしたが、翌年以降でイベント時に満開になればかなりの人が押し寄せてくるでしょうから、車よりもむしろ原付の方が混んでいてもすぐに会場に入って出ていく時も簡単なので、天気さえ良ければまた出掛けてみたいものです。

 白ふじの里の中にはパンが売っていたり簡単な喫茶スペースもあったのですがそちらには寄らず、新東名の藤枝PAまで出向きました。上りのPAに近く、讃岐うどんとラーメンのお店が入っていて、ここでは讃岐うどんの方をがっつりといただいてそのまま帰宅しました。車で行くとちょっと物足りなさを感じるような行程かと思いますが、原付ではスピードも出ない分時間もかかりますし、目的地に到着するまでの過程もいろいろ楽しめたりするので、今後も自宅周辺でさまざまな情報を収集しつつ出掛けてみたいと思います。


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隣町にヒガンバナを見に行く」への2件のフィードバック

  1. acefeel 投稿作成者

    わぁ いいとこですね。小川を挟んで ヒガンバナ。素晴らしい景色。
    原付だと ぴょこって 停車できて いいですよね。
    あぁぁぁぁ この景色いいと思っても 車 だと スペースないとね。 

  2. てら 投稿作成者

    acefeel さん コメントありがとうございました。こちらはこれから台風の暴風域に入ろうとする直前で、そちらの方も十分対策をしてくださいね。
    今回の旅は本当は満開にできるだけ近い状態で見たかったので今日行ければいいなと思っていたのですが、台風に原付で立ち向かっても飛ばされてしまうかも知れませんでしたので、昨日中に行けて良かったです。
    車中泊用に車をアレンジしつつ持ち物を増やしていくと、車内での快適度は高くなるものの、それ以外の部分では荷物の多さがネックになるようなことも起こりかねません。原付でのお出かけは、そうしたところから自由になってフットワークも軽く、さらにいろいろ回ってみたいと思っています。

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