迷惑電話対策に050番号を利用する

 今年になって気付いたのですが、家の固定電話のうち、NTTの電話帳に載せていなかった番号にも営業の電話が入ってくるようになりました。まさか、ネットショッピングで連絡先として入力したものが流出したことはないでしょうが、ネット懸賞に応募して、記載必須事項の電話番号に自宅番号を入れてしまったのが悪かったのかと今になって思います。

 まあ、自宅の電話はかかってくることはあっても、こちらから掛けないで通話定額の携帯電話を使い、改めて知り合いから連絡をもらう時には携帯の番号を教えていますのでそう困らないのですが、それでも自宅でのんびりしている時に変な電話がかかってくるのはあまりいい思いはしません。そこで、こうした迷惑系電話をシャットアウトする一つの方法として無料で取得できる050番号を活用してみるのもいいのではないかと思います。

 フュージョンコミュニケーションズがサービス展開しているIP電話、SMARTalkは、クレジットカードの登録が必要になりますが、基本料金0円で050番号をもらえ、通話料の支払いのみで維持出来ます。さらに、留守番電話利用料もかかりません。スマートフォンにアプリを導入するのが基本ですが、家庭内のルーターから専用の機器をつないで固定電話のように使うことも可能です。つまり、ここで取得した番号をネット関連の申し込みの際の連絡先の番号として記入することを徹底してしまえば、050番号に着信が入った場合はインターネットで出した情報を使ってかかってきたことがすぐにわかります。電話に出たくない場合はネット上からログインすると、着信通知の有無および吹き込んだ内容を登録したメールアドレスに配信させることができますので、その内容を聞いた上で専用アプリからコールバックすればいいという考え方もできるでしょう。

 ちょっと前だと050から始まる番号というのは掛けるのに違和感があったようにも思いますが、今では公的な機関でも代表番号を050から始まる番号にしているところもありますので、常に留守番電話対応になっていたとしても、必要な場合にすぐにコールバックできるなら掛けてくる相手も安心するでしょう。また、使い方が違いますが振り込め詐欺を元から予防するため、今ある電話はそのまま残したまま050番号の使える固定電話を増設し、、親戚や友人にしか教えないでおけば(連絡があれば050番号に掛けることを申し合わせておくことが必要)、安心して電話に出られる番号を持てることになりますので、自宅に高速インターネットが引かれている場合は検討してもいいのではないでしょうか。


スポンサーリンク

コメントを残す