密かに始まっていた「TVer」のFire TV Stick対応

時代は「平成」から「令和」に変わり、「昭和」から「平成」の時ほどではないものの、テレビではこれまでの「平成」に起こった出来事の総学習が行なわれるかのように、どの局もニュース関連のプログラムを組んできました。

そうしたニュースに興味がある方ならここ数日のテレビを十分楽しめたのだろうと思いますが、世の中にはそうした人ばかりではなく、通常の番組を見たかったり音楽・映画のソフトをテレビ画面に映して楽しみたいという人もいるわけです。

それこそ昭和から平成に変わるタイミングでは、テレビ番組の単調さにしびれを切らした人はDVDレンタルショップへ行き、自分の好きなDVDを借りに行くもののほとんどの在庫が借りられていて何もショップに残っていなかったという事がありました。それほど人々はビデオ・DVDのレンタルショップに押し掛けたというわけなのですが、今の時代は実際にお店に行かなくてもネット経由で様々な映像ソフトを楽しむことが当り前になるだけでなく、月々わずかな料金だけで多くのソフトが楽しめるビデオオンデマンドサービスが有ります。さらに、私の持っているAmazonの「Fire TV Stick」を使えば、スマホやタブレット・パソコンだけでなくテレビの大画面でビデオオンデマンドサービスを使うことができるようになったことで、本当に便利になりました。

もし昨日から本日のテレビが単調で見るチャンネルがないと思った場合、Amazonプライム・ビデオやNetflix、Huluのような有料のサービスもありますが、無料でも楽しめるサービスが数々あるので、ネットの利用料金さえ出せばつまらないと感じる番組を見ないで、別の無料サービスに逃げることも可能です。

無料で見られるオンデマンドのサービスとしてはFire TV Stickにインストールできるアプリの中でも「AbemaTV」がその代表のようなサービスですが、一部で地上波のテレビ朝日の番組を再放送したり、昔のドラマやアニメを放送してはいるものの、個人的に今までテレビで見たいなと思ったサービスに「TVer」があります。

最近特に地上波のテレビコマーシャルが放送されているのでご存知の方も少なくないと思いますが、全てのテレビ番組ではないものの放送終了後の番組を一週間くらい継続しての「見逃し配信」をカバーするサービスです。私自身は自宅のテレビが2チューナーあって見ている番組の他に2つの裏番組を録画することが可能なのですが、それでもまだ見逃してしまうような時間にテレビ局は番組をぶつけてきたりするので、TVerで配信されていない番組を主に録画して、逆にTVerで配信されている番組はいつでも好きな時に(期間制限はありますが)見ることができるようになるのです。

まさに、今回の10連休の前半を雨にたたられる中で、休日の午前中から午後にかけて家にいて面白いテレビ番組がないと思う場合に、「TVer」は結構役に立ちます。特筆すべきは、いわゆる全国ネットの番組だけでなく、関西ローカルや広島・北海道ローカルのバラエティを配信してくれるので、なかなか地方によっては地上波で見られないような番組をほぼリアルタイムで見ることができるので、ちょっとした時間を過ごすには(30分番組も配信されています)いいサービスではないかと思うのです。

連休前にふと気付いたら、何とFire TV Stick用のアプリとしてTVerが用意されていたのですぐにインストールして、大きなテレビの画面で地上波の見逃し配信を見ることができるようになりました。決して早いとは言えない自宅のADSLの回線でも滞りなく大画面で配信されてきた動画を見ることができましたので、今後は自宅にいて暇を持て余した時に利用することになるでしょう。そんな中でだいたいどんな番組が見逃し配信されるか、その動向をつかめることは旅行や外出時にも役に立ちます。

というのも、スマホやタブレットでも動画配信を見られるネット環境さえ確保できれば、旅行中に見逃しがちな連続ドラマやバラエティを移動時間のすき間に見ることができるようになるからです。逆に言うと何で今までテレビ画面でTVerを公式に見ることができなかったのだという気がしますが、こうした流れが進むと完全に取り残されるのがNHKなわけで、NHKが番組の常時ネット配信を行ないたいと思っている理由がそこにあるのだろうという気もするわけです。すでにFire TV Stickを持っている方はまずアプリのところから「TVer」を入れてみましょう。


カテゴリー: 映像・画像関連 | 投稿日: | 投稿者:

てら について

主に普通の車(現在はホンダフィット)で、車中泊をしながら気ままな旅をするのが好きで、車中泊のブログを開設しました。車で出掛ける中で、モバイルのインターネット通信や防災用としても使える様々なグッズがたまってきたので、そうしたノウハウを公開しながら、自分への備忘録がわりにブログを書いています。

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