車中泊と防災の観点から車載用品を考える その3 トイレの準備

車中泊の旅において、必ずしも必要にはならないかも知れませんが、災害による避難生活が長く続けば続くほど必要性が考えられるのがトイレです。非常用トイレには様々な種類がありますが、簡易トイレで水と混ぜて固めるタイプならそれほどかさばらずに持ち運ぶことができるものの、薬剤には使用期限があり、決まった回数を消費してしまうと、それっきりになってしまいます。そうした既製品を使わずにトイレを作る方法もあるものの、衛生面での課題も多く、勝手に穴を掘るわけにもいかないでしょう。

そこで、いざという時のためということで、レジャー用に作られたポータブルトイレを購入して現在は災害が起こった時のために備えています。今までは自宅内に保管していたのですが、これだともし家が潰れたり火事により焼失してしまった場合はどうにもなりません。

というわけで、日常的には使うことはないものの、まず車の荷物スペースのところにポータブルトイレが入るスペースを作って入れることにしました。このポータブルトイレは水を入れて使うため、使用する前にどこかで水をくんで来なくてはいけませんが、そのためにバケツを積んでいますので、いざという時には川から水を汲んできてトイレ用に使うこともできます。

ポータブルトイレを使うには、汚物を分解したり消臭を行なう薬剤も必要ですが、介護用品で色々出ていますので、そうしたものの用意も必要になってくるでしょう。そして意外と用意できないのがトイレ用の個室を作るためのテントです。

しばらくはその問題を先送りにしてきたのですが、災害は待ってくれないという事もあり、ワンタッチで開くタイプのテントを用意することができました。このテントは特にトイレ用としても考えられており、夜間に室内を照らすための明かりを吊り下げる部分や、穴の開いたトイレットペーパーを取り付けられる機能もあります。当然トイレットペーパーについてもポータブルトイレと一緒に用意します。詳しくは過去にテントを紹介する時に書いたページのリンクをごらん下さい。

http://syachu.net/uv-nt-51uv

これで災害時でも十分なトイレの使い心地が保てるかと言いますと、そうでもありません。多くのご家庭で使われているシャワートイレの仕組みに近いものを用意するためには実は様々な品物が必要になります。電動や手動でお尻を洗うための機具は旅行用品としてありますが、もし冬に冷たい水を入れて洗ったら、かなりの冷たさに洗えないと思ってしまうかも知れません。

市販のシャワートイレでは、通電しているために冬場でも適温のぬるま湯が出てくるようになっているので、その点をポータブル機でも実現するためには、トイレ用にもお湯を確保する必要も出てきます。そんな時に役立つのが、火を使ってお湯を作る仕組みと、そうして作ったお湯がいつでも使えるように保温しておく真空断熱ボトルです。ただこの場合、飲み水ではないということと、熱さを保つ能力はそれほど高くなくても温めのお湯を使えればいいので、使い古しの水筒を一つ用意しておくのがおすすめです。携帯用のシャワートイレについては、以下のページにも記載していますので、興味のある方はごらん下さい。

http://syachu.cocolog-nifty.com/blog/2013/11/post-62ae.html

最後に、トイレットペーパーが切れてしまい、仕方なくポケットティッシュなどの水に溶けない紙を使う場合、その紙をポータブルトイレに流さないようにするための汚物入れ代わりに紙袋を用意し、トイレに流さないでまとめておくという事も安定してポータブルトイレを使い続けるためには重要になります。

もし紙袋が一杯になったら火を付けてSolo Stove(木材燃焼用のストーブ)で燃やしてしまうようにすれば、燃えカスもほとんど残さないで処理できるので完璧です。限られた人数で使う分には回数を気にせずに使え、処理する際にも車で運んで処理できるところまで移動することができれば、このセットだけでも普通の家庭なら災害時でもトイレを我慢することなく使えるようにできるでしょう。後は消耗品の管理には気を付けて、いつでも快適にポータブルトイレを使えるように努めたいと思っています。


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