車中泊とギャンブル

一人で車であてもなく出掛けた先で何をやるかということを改めて考えてみるに、できればハマりたくないものにギャンブルがあります。「旅打ち」というやり方でパチンコ屋さんや公営ギャンブル場を回り、ギャンブルに勝った金額で贅沢な旅ができれば最高なのですが、得てしてそんなにうまくは行かないもので、大切な旅行のために用意したお金を使い込んでしまってほうほうの体で帰って来ることにもなりかねません。

ただ、一昔前には生活資金を稼ぐために「旅打ち」をしていた人もいました。これは、パチンコをやっていた人限定なのですが、デジタルを回すタイプのバチンコで、機械のバグを突いた攻略法がある台を狙って、まだその攻略法を知らないで対策を取られないまま置かれている地方のパチンコ屋さんを回って当てまくるというものです。こうした方法は期間も限られますし、一過性のものなので現代では決して使えない手ではあったのですが、今のようにインターネットもない時代には人より先んじて情報を入力し、遠方へ車で出掛けて行く行動力さえあれば、旅先で勝ちまくって豪華な旅行にすることも可能だったと思います。

ただ、当時は早くしないと店側に対策されたり他の人に先にいい台を打たれてしまうことを恐れて、せっかくの旅先でもパチンコ第一で現地での食事や宿泊は二の次と、とにかくパチンコを打ってお金を出すことだけを考えて回っていた人が多かったようです。私自身はそこまでの旅打ちはしたことはありませんでしたが、ふらっと旅先でパチンコ屋さんに入ってもほとんど勝てませんでした。

ただ、まだ道の駅のような施設がなかった頃は、大きな無料駐車場があって綺麗なトイレがある場所ということで言うと、パチンコ屋さんを目指して車を進めるのがてっとり早かったことは確かです。当然、ただトイレだけ借りてそのまま出て行くのでは悪いので、少し気分転換的にパチンコを打ったりしたこともありましたが、全く知らない土地でふらっと入っただけの場所でことごとく勝つためには、上で説明したような何らかの材料を持っていないと無理ですから、百円だけやって出るということはありましたが、これは厳密に言うと、旅先でパチンコをしたまで行かないのではないかと思います。

現代の旅はパチンコ屋さんを探さなくてもカーナビでトイレのある施設や道の駅を目指して走れはよく、旅先でパチンコをやることはなくなりました。個人的には公営ギャンブルはやらないので、そういった意味での旅打ちというものはやらないで旅に出ているのですが、今後カジノが日本にできた場合にはどうなるのかという事を考えるのも面白いものです。

ここで紹介することは今のギャンブル場巡りでも十分可能なのですが、カジノの場合はリゾート型の施設になれば、カジノで勝てば豪華なホテル泊まり、逆に負ければカジノの駐車場で車中泊というような感じで勝負しに来るような人も出てくるのかも知れません。逆にそういったルートが当り前になった場合(^^;)、車で来てすっからかんになった人のために、本格的な車中泊に使える施設が用意されるようになったら面白いですね。

オートキャンプ場のような施設が、カジノの付随施設としてほとんど無料で使えるようなら、それこそ過去にトイレを借りるためにパチンコ屋さんに入ったように、最低額で勝負をして施設を使わせてもらえるのなら、施設を使うためだけにカジノに入場する「旅打ち」というのも面白いのではとちょっと思ったりします。


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