Speedpass+(スピードパスプラス)の従来とは違う点

 車で長距離ドライブに出る場合、こまめに給油することが燃料切れの不安を感じなくなるので、先日のゴールデンウィークには燃料計が半分を切ったぐらいでガソリンスタンドに飛び込んでいました。支払いはもっぱらクレジットカードでしたが、かばんからサイフを出してクレジットカードを取り出すことすらめんどくさくなったりするもので(^^;)、車のカギと一緒にしてあるスピードパスが使えるガソリンスタンドを目ざとく見付けようと努力していました。

 結論から言うと、ゴールデンウィークの旅では1回しかスピードパスを使う機会がありませんでしたが、セルフ形式のスタンドでスピードパスを軽くタッチするだけで給油できるシステムというのは大変便利で、もっと多くのスタンドがこうしたシステムでも給油できるようになればいいのにと思ったのですが、スピードパスが使えるスタンドで気になる表記を発見しました。それが、買い物もできるという触れ込みの「スピードパスプラス」でした。

 これは、従来の給油のみに特化し、登録したクレジットカードからガソリン代を引き落とせるチップの入ったスティックに、クイックペイというコンビニをはじめとするさまざまな店舗で利用料金を決済できるクレジットカードによる後払いの電子マネーがセットになったものです。他の電子マネーと違い、現金のチャージが必要なく、クレジットカードのようなサイン、デビッドカードのような暗証番号入力の必要もありません。実は私は、車中泊のように車で遠出する際に財布をなくした時のために、クイックペイが使える専用のカードを新たに作ってしまったのですが、スピードパスプラスを作ってしまえば、これが一つにまとまって車のカギと一緒に管理できるので、サイフを忘れてコンビニなどに買い物に来てしまっても何とかこれでしのげるというわけです。

 現状ではまだスピードパスプラスが登録できるクレジットカードが限られているということもあるので、全ての人におすすめできるものではないのですが、車のカギと一緒に電子マネーを管理できるメリットはそこそこあるかと思います。日常的に電子マネーを使わなくても、私が専用のカードを手に入れたように、旅行中できるだけ現金を使いたくない場合にのみ使うという方法もあります。

 さらに、スピードパスプラスを使うと、従来のスピードパスが使えないセルフスタンドであっても、決済方法としてクイックペイをサポートしているスタンドでもカードなしで決済できるというメリットもあります。セルフスタンドでは昭和シェル石油が全国約500箇所、エネオスのスタンドの一部で使えるとのこと。紛失時には従来のものよりも使われてしまう可能性が高いので注意が必要ですが、もし今使っているカードでスピードパスプラスが使えるようになったら従来のものからの移行も考えてみようと思っています。


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