車中泊空間を演出するグッズ その1 外から見られないよう目隠しを作る

寝床を作ることについてここまで紹介してきましたが、それだけて車中泊の旅に出掛けると困ることが起こるかも知れません。なぜなら、特に人や車の入れ代わりの激しい場所で車中泊をする場合、外から車の中を覗かれる可能性があるということです。

車には前後左右に窓があり、後方の窓に黒いフィルムが貼ってある車もありますが、それだけでは外から中の様子を見られてしまいます。車中泊グッズを売っているところでは汎用のカーテンや目隠しを売っているところもありますので、興味のある方は見てみるのもいいのではないかと思います。

専用品は場合によっては車種ごとに合ったサイズで用意されているところもありますが、出来合いの製品というのは高値になりがちなので、それほど車中泊の旅に出掛けないが目隠しが欲しいという場合には自作をするのが一番手っ取り早いでしょう。

そんな中でも、車に一からカーテンを付けるような本格的なDIYは、好きな方なら見ばえもいいですしやってもいいかと思いますが、普通車や軽自動車で、そう手間を掛けたくないような場合は、カー用品と簡単な工作を組み合わせることによっても十分な目隠しが作れます。

まず、車のフロントについては、夏の日差しをさえぎるサンシェードをセットすることにより十分目隠しになります。サンシェードは何でもいいとは思いますが、私が使っているものは光を当てることによる消臭効果があるという製品です。実際に効果のほどがどこまであるのかはわかりませんが、値段が変わらなければ付加価値を見い出して購入するのもいいでしょう。購入時には車のフロントガラスのサイズに応じたものを手に入れましょう。

そして、サイドの部分の目隠しについて、私は多少厚みのあるキャンプ用の銀ロールマットを切ってはめ込んでいます。車を買い換える都度作り直しにはなりますが、材料の銀ロールマットは安くホームセンターで購入することができますので、失敗しても簡単に買い足すことができるでしょう。参考までに紹介すると、具体的には以下のリンクのようなものです。

自分の車の窓にぴったりはまるように作るには、この銀マットを直接切らず、まずは新聞紙を窓の枠の形に合わせて切り、そうして作った型紙の上から少し大きめに切り出し、窓にはめながら少々の事では外れないくらいにぴったりとしたサイズになるように微調整をしていくのがいいでしょう。休みの日に銀ロールマットを買いに行くことから始めても1日あれば十分作れるくらいの作業量ですので、まずはこの方法で目隠しを作ってみることをおすすめします。

最後に後方の目隠しですが、私の場合は小さ目のサンシェードを吸盤で付けるようにして目隠しの代わりにしています。車によってはきちんと付けなくてもある程度大きなサンシェードを立てかけるだけでも目隠しになるように置ける場合もあります。吊り下げることのできる所が最初から付いていたり、後からでも付けられる場合は、ゴザとかロールスクリーンを利用して目隠しにする方法も取れます。

このような感じで目隠しが作れたら、外から覗かれる心配もなく車の中でまったりできるようになります。さらに車内での活動を快適にするためのグッズについては稿を分けたいと思います。


カテゴリー: 車中泊のための道具考 | 投稿日: | 投稿者:

てら について

主に普通の車(現在はホンダフィット)で、車中泊をしながら気ままな旅をするのが好きで、車中泊のブログを開設しました。車で出掛ける中で、モバイルのインターネット通信や防災用としても使える様々なグッズがたまってきたので、そうしたノウハウを公開しながら、自分への備忘録がわりにブログを書いています。

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