民間主導の空港施設の評価はこれから

この連休は寒かったこともあって家でだらだらしているうちに終ってしまいそうだったので(^^;)、静岡市のお隣の藤枝市にある農産物直売所に行った後に、ほぼ新装なった富士山静岡空港に見学に行ってきました。

最近になってフロアのリニューアルを行ない、待望のカードラウンジやドラッグストアが入るなど、施設の運営を一部民間で行なうようになったことでどうなったのか興味があったので行ってみたのです。

まだ全てがリニューアルされたわけではなく、静岡の空港なのに海産物が食べられない(現在3階に和食レストランを建設中)不具合はあるのですが、一回りしてみた印象は「高速道路のサービスエリアのよう」ということでした。
フードコートは4つのお店が軒を連ねていまして、「パスタ」「そば・うどん」「浜松餃子」「ラーメン」のお店が連なっています。ちなみに、それらの店舗は全国チェーンではなく地元に根ざしたお店ばかりです。ちなみに、その中のお蕎麦のお店は以前このブログで静岡駅のホームにあって営業をしている様子を紹介した「富士見そば」ですが、静岡駅のホームの名物になっているモッツァレラチーズの入った「チーズそば」は売られていないことを確認してきました。

さらに、一階にあるコンビニ(セブンイレブン)に、フードコート横にあるドラッグストア(マツモトキヨシ)という組合せは、飛行機に乗って海外に帰る人にとっては最後のお土産購入のチャンスになります。さらに、新東名の静岡サービスエリアにもある静岡県のお土産を置くスポットもあります。さらにもう一つ日本で作られた文具や雑貨も食べ物と一緒に置いているお店と、ペットボトルのお茶では全国一のシェアを誇る「伊藤園」のお茶ショップがあります。航空機の模型や航空会社の企画した商品を置いているお店もあります。さらに、暫定的なものであるとは思うのですが、静岡県沼津市を舞台にしたアニメ「ラブライブ」関連グッズが置かれた販売スペースもありました。

http://www.mtfuji-shizuokaairport.jp/facility/floor/

ちなみに、上のリンクは富士山静岡空港公式ページに有るフロアマップですが、ここまで紹介したお店の中にはリンク先で「工事中」になってしまっている箇所が多くありました。少なくともこまめなホームページ管理は基本中の基本だと個人的には思うのですが、この辺はもしかしたら民間の作業ではなく、公の機関の責任による仕事なのか? と思わざるを得ないのですが、こういう細かいところをちゃんとやらなければ、利用者から莫迦にされてしまうと思うのですが。

たまたま今回訪れた際に複数のテレビカメラが来ていたのですが、夕方のニュースで出るかなと注目していたところ、春節の休暇を終えて中国に帰る観光客の取材できていたことがわかり、改めて地元民をないがしろにした空港だなあと(^^;)、半ば自虐的な感想を最後に書かざるを得なくなってしまいました。最近はフジドリームエアラインズが北九州空港や出雲空港への路線をスタートしたことで、国内旅行用にも利便性は高くなってはいるものの、まだまだこの程度では空港のための税金を払っている県民にはなかなか使えず、たまに見学に行くための空港になってしまっているように感じます。結局、昼食はフードコートでは取らず、もっと安くておいしい場所を探して食事をして帰りましたが、これも、将来和食の食堂が出来た時、そのレベルが静岡県内の海産物を求めるニーズに対応できるかによってその評価も変わってくるような気がします。


カテゴリー: 地域情報・イベント | 投稿日: | 投稿者:

てら について

主に普通の車(現在はホンダフィット)で、車中泊をしながら気ままな旅をするのが好きで、車中泊のブログを開設しました。車で出掛ける中で、モバイルのインターネット通信や防災用としても使える様々なグッズがたまってきたので、そうしたノウハウを公開しながら、自分への備忘録がわりにブログを書いています。

スポンサーリンク

コメントを残す