OneDriveアプリの不具合は致命的

 すでに多くの方が感じられていると思うのですが、マイクロソフトのクラウドサービス「OneDrive」をアンドロイド搭載スマートフォンやタブレットで使うためのアプリが醜いことになっています。全ての書類をOfficeで開いている方には関係ないかも知れませんが、私の場合軽さと扱いやすさを求めて拡張子が「.txt」のテキストファイルで保管しておくことが多く、テキストファイルを開く場合にはWordではなくアプリとしても軽いテキストエディタを使っているのですが、アプリのバージョンを最新にするとなぜかファイルが開けない状況になってしまっているのです。

 また、他の人の報告を見ていると、表計算のファイルを開こうとすると、こちらも純正のオフィスでない互換総合アプリで開けないようになっているようです(一度どこかにコピーすれば開けるとの報告有り)。無料でクラウドを使わせていただいていて文句は言えませんが、純正アプリは重くて扱いにくく、古いスマートフォンでは使いものにならないこともあるので、できればいちいち保存してから閲覧したり編集したりするのは時間がかかってストレスがたまるので、リアルタイムで他のアプリでも開いて編集できるようにしていただきたいと思うのですが。

 もし、このままマイクロソフトオフィス以外ではクラウド内のファイルを開けない(PDFや画像ファイルは開けますが)なら、残念ですが他のクラウドに乗り換えるしかないかなと思っています。パソコンでは普通にテキストエディタやオフィス以外の互換ソフトでも開いたり編集もできるのですが。

 このような自社サービスへの強制的な移行を促すようなビジネスモデルというのは、確かに他に競争相手がいないような状況なら、仕方なしに環境を整えざるを得ないと思うのですが、幸いなことに今は色々選べるようになっているので、今後の事はアンドロイド用アプリのバージョンアップの動向によって決めることにしたいと思います。なんかそうしてマイクロソフトからグーグルへの移行がさらに進むようだと、少なくともスマートフォンについては、本格的にマイクロソフト離れが個人的に起きそうな気もします。今使っているパソコンの中では、グーグルのChromebookがGoogle ドライブの使用が基本になっているので、とりあえずGoogleドライブに移行してみるつもりです。


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