クーポンを利用するならどのSIMを選ぼうか

先日、既にガラケーを使っている人からスマホ導入の相談をいただきました。その方はガラケーの使用を止めるつもりはなく、スマホにしようと思った理由も十分にわかるもののかなり限定的な理由でした。

というのも、今まではガラケーをクーポン表示用には使わず、買い物や飲食店などのクーポンはパソコンで調べたものをプリントアウトして持って行ったそうなのですが、さすがに現状ではスマホの画面にクーポンを出したり、専用アプリなどでクーポンを出した方が印刷するより楽だということで安くスマホを使いたいというのです。

そんな使い方ならどんなデータ通信SIMでも良さそうですが、相談してきた方は格安SIMもたくさんありすぎて何を選んでいいのかわからないということでした。スマホでお得なクーポンということになると、ウェブやアプリを使ったものの他、もう一つの状況についてはご存知ないようでしたので、その流れについて少し説明させていただくことにしました。

企業の集客に関する流れについて、iモードの時代から情報を提供しているところは、ネットから空メールを送ることで自分のメールアドレスを登録し、お得な情報やクーポンはメールでの告知が主だったように思います。しかし、メールには誤送信のリスクもあります。時代の流れとともに、自社サーバを使わずに簡単に情報やクーポンを発信できるものとして、SNSを積極的に使っている企業が増えているのです。

具体的にはTwitterの公式アカウントをフォローをすることでお得な情報を発信したり、LINEの友だち申請を公式アカウントにすることでも同様のメリットを得られる状況があります。ただ、ツイッターについては、なかなか知らない中で始めて変な発言を世界に向けてしてしまうことが心配になりますが、LINEで企業の公式アカウントをフォローするだけだったらそれほど自分から発言するような機会があったとしても、友人同士の中だけで発言するのがせいぜいなので、LINEを使ったクーポンをゲットするようにすれば、スマホを持つことである程度は便利に使いこなせるのではないかと思ったのです。

今回相談を受けた方は、通話およびSMS受信については既に持っているガラケーで対応可能なので、基本的にデータ専用のSIMに新しくスマホも購入するということで考えてみましたが、普通に考えるとクーポンを使うことを中心にデータ通信を使い、通話についてもそこそこの利用を前提にしてみると、無難ながらも面白くない組み合わせになってしまいます。

個人的には抜群の低速安定性を持ち、もし通話もまとめたいと思うなら、通話も5分でなく10分までの定額を実現しているOCN モバイル ONEの一日110MBプランに通話の10分以内は定額にするオプションを付ければ、SNSはおろか低画質を許容できるならYouTubeやDAZNという動画サービス、さらにインターネットラジオや音楽ストリーミングサービスまで楽しめてしまうので、推したいところです。

ただ、そうしたポテンシャルを持っていても使うサービスがせいぜいLINEやクーポンアプリくらいだったらさらに安いMVNOにしても十分でしょう。たまたま先日のニュースで、LINEモバイルがついに通話について新たなプレフィックス電話のアプリを出し、有料オプションで10分定額のサービスを行なうということを知りました。これだと、そこまでネットのサービスを使い尽くすつもりがない人ならOCN モバイル ONEよりさらに通信料を安くすることができ、基本的なウェブやLINE中心に使うなら十分です。

ちなみにLINEモバイルの回線はNTTコミュニケーションズのものを使っているという情報もあるので、高速クーポンを使い切っても割と低速でも安定してネットを使える可能性は高いでしょうし、LINEやSNSならプランによっては高速クーポンとは関係なく高速で利用できますので、よくわからずに使いたいなら、むしろこちらの方がいいかなと思って、相談してきた知り合いにはLINEモバイルの「LINEフリープラン」(SMSオプション無し)をおすすめしました。

一つ気がかりなのは今後TwitterやFacebook、Instagramも本格的にやりたいとなった時に、LINEを含めたこれらのサービスをカウントフリーにする「コミュニケーションフリープラン」に変えたい場合はSIMの交換が必要になることです。もし同じことで考えている方がいたら、安く済む分LINE以外のSNSは低速でいいと割り切るか、最初からコミュニケーションフリープランに加入するかをまず考えるべきでしょう。

たまたま今回の相談内容では安いLINEモバイルのプランで十分でしたが、自分のやりたいことがどのキャリアが合うのかは人によって違ってくるでしょう。ただ、今回のLINEモバイルの通話関連の充実によって、通話もデータもSNSもそこそこ使いたい人であっても、LINEモバイルは使いやすくなったことは確かで、今後比較的大手キャリアから移転してきやすくなることが予想され、さらにMVNO同士の競争が激しくなるような気がします。

LINEモバイル


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