日本通信IDEOS その2 車内セッティング

IDEOSを手に入れるにあたって何を用意したらいいかということで、昨日の写真にはすでに装着した状態ですが、落下および激突に耐えるため、シリコン製のジャケットおよび画面保護シートは同時に用意しようと思い発注しました。たまたまジャケットと画面保護シートが2枚セットになった製品がありましたので、紹介しておきます。レイアウト Pocket WiFi S イーモバイル S31HW用シルキータッチシリコンジャケット/ブラック RT-S31HWC1/B というのがそれで、ここで「Pocket WiFi S イーモバイル S31HW用」という違う機種名が出てきますが、多少SIMロックの仕組みやIP電話が使えないなどの違いはあるものの、ハードとしては全く同じものなので、イーモバイルの製品用のものが使えるということは頭に入れておけば、店頭で専用品を探す際にあわてなくてすみます。

この製品を購入したり、購入を検討している方の中には、基本的に無線LANのアクセスポイントとしての利用が主で、この画面の小ささでは大型画面を持つスマートフォンのように使うことは無理だと思われている方も多いことでしょう。ただ、日本通信のb-mobile SIMを差して300kbpsを限度とするスピードで使うことを考えた場合、これぐらい情報量が少ない方が携帯サイズのブラウザ表示にしたり、Googleマップを利用する際などは、単体での情報の読み込みも少なくて済みます。というわけで、とりあえずIDEOSで、Googleの提供するナビゲーションソフトを使ってみることにしました。

車内でスマートフォンを使う際には、まず電源の供給を先に考えるべきでしょう。以前紹介した車のシガーソケットに差すUSBアダプタが必要ですが、USB出力が500mAしかないと、運用しながらだと電力供給が間に合わない可能性があります。出力が1Aあるものを導入し、microUSBで電源供給ができるコードを用意します。これについては本体に付属のコードで差しつかえありませんが、xperia用と銘打たれたものがパソコンショップや場所によっては100円ショップでも置いてあるところがあるので、入手しておけば便利に使えます。

車内にIDEOSを固定するためには、写真のような携帯電話用の車用アダプターを使いました。これも100円ショップで見付けたものですが、両面テープで貼り付ける構造になっています。下部にはコードが通るようになっていますので、シリコンジャケットで滑りにくくなっている本体とは意外とマッチします。

Googleの提供するナビゲーションソフトは現在ベータ版ということで、案内ルートを通っているのに道を外れたことになってしまうなど多少の不具合もあるものの、最初に衛星からの電波を掴んでしまえば、結構正確に動いてくれます。一般道を走っていても地図が表示されなくなるようなこともないので、これも画面の小ささのおかげなのかなとも思います。音声ガイドもちゃんとしてくれるので、極端な話、画面を全く見なくても私の場合は全く知らない道でなければ何とかなるような気もします。

むろん、これだけで旅行の際のナビゲーションを全て任せるわけにはいかないでしょうが、メインナビゲーションのバックアップ用としてもいいですし、徒歩の場合などはむしろこれだけ小さく、手にすっぽりと入るサイズの方が回りの目を気にしなくて済むのでいいですね。スマートフォンのナビの場合、目的地を入力するのに音声入力を使えるというのもなかなか面白いです。電話でしゃべるように音声を入れれば簡単ですし、ゆっくりとしゃべればびっくりするような誤認識も私の場合は起こりませんでした。

今までは地図データをお金を出して更新しないと最新の街情報はわかりませんでしたが、全てをネット通信に委ねることで、いくら遅くても常時接続の環境さえ整えれば、ネット接続料以外の料金がかからないというのもいいですね。ちなみにIDEOSとb-mobileのSIMとの組み合わせは山間部などのFOMAプラスエリアに対応していますから、とりあえずドコモの携帯電話が通じるところなら通信が続けられます。カーナビに使おうと思っている方は、スピードだけではなく、この辺についても考慮の上導入されてみてはいかがでしょうか。


カテゴリー: スマートフォン | 投稿日: | 投稿者:

てら について

主に普通の車(現在はホンダフィット)で、車中泊をしながら気ままな旅をするのが好きで、車中泊のブログを開設しました。車で出掛ける中で、モバイルのインターネット通信や防災用としても使える様々なグッズがたまってきたので、そうしたノウハウを公開しながら、自分への備忘録がわりにブログを書いています。

スポンサーリンク

コメントを残す