GENTOS GTR-141T

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 まだ地域によっては入手しずらいところもあるかも知れませんが、電池や懐中電灯、小型ラジオの入手は私の周辺では徐々にしやすくなってきたように思います。今回紹介する単四1本で点灯し、エネループに対応したLEDライトのGTR-141Tはまだ主要なネット通販では品切れのところも多いですが、その小ささゆえ常に手元に置いておける安心感があります。

 私の場合は車のカギと一緒にしているのですが、このくらいの大きさだとキーホルダーにセットしてもそれほど邪魔になることはありません。カタログ値では白色LEDの45ルーメンの明るさで、実質の点灯時間が2時間となっています。光量の調節や照射範囲の可変はできませんのでそのようなライトを使いたい場合には別のモデルを検討する必要があります。単四1本でも長時間点灯するものがいい場合はその分暗くなりますが、同じメーカーではパトリオ GP-4の方がいいかも知れませんね。ただ、このライトはかなり明るいですし、本格的に連続して使うようなことは今のところなく、ちょっと明かりが欲しい時にちょっと点灯させるだけなので、充電済みのエネループを入れておけば、かなり長い期間明かりを点灯させることができるのではないかと思います。

 電池を使ったLED照明については、ランタンやヘッドライトをここで紹介させていただきました。購入のための優先順位としてはまずヘッドライトをという考えは変わっていませんが、さすがにヘッドライトを常に身に着けておくわけにもいかないでしょう。私が3月の地震に遭遇した先はビルのエレベーターの中で、その際は何とか目的の地階までノンストップで到着できましたが、そこでもし停電が起こったとしたら携帯電話のディスプレイからもれてくる明かりで脱出を試みなければならなくなったところでした。

 車を常に使っている場合、キーホルダーにライトを付けておけば、車での移動中はもちろんですが、出先で車から離れた場合でも明かりの確保は最低限できます。キーライトにもいろいろな種類がありますが、小さいものだとボタン電池を使うものが主流になってしまい、電池が切れてしまった時の電池交換に難があります。電池の入手しやすさと、充電池のあるものということで選択すると、単三か単四電池1本で動くものが無難でしょう。単三1本で動くモデルとしては、同じGENTOSからはGTR-131T というものが出ていまして、明かるさは同じでも、こちらは連続8時間の点灯時間を誇ります。購入の際はこの2つで比較検討しましたが、大きさが小さいということと、主に充電池を使うという私独自の利用に照らした場合、容量の小ささから急速充電すれば単三電池より短時間で単四電池1本を満充電できるということもあり、単四1本のこちらのモデルを選びました。

 ゴールデンウィーク中に中部電力の浜岡原子力発電所の運転が中止されることになり、にわかにこちらでも節電のためだったり停電対策のためのさまざまなグッズがクローズアップされることが予想されます。そのため、さらにこうしたライト類は手に入らなくなる可能性も高いですが、単三および単四の充電池をこれから徐々に揃えておこうと思われる方には、充電した電池をどう効率的に使うかということを考えつつ、必要な明かりを揃えておくこともまた重要ではないかと思います。ただ実際問題、停電すること自体が起こるのかどうかもわかりませんので、焦って今あるものをとにかく早く購入するのは控えることがまずは大事です。改めてホームセンターなどに出掛けた際に、気を付けてこうしたライトの有無を確認して、くれぐれもプレミアム価格では購入せずに値段が落ち着いたところで必要な分だけ買うようにしましょう。


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