GENTOS エクスプローラー LEDランタン SOL-144S その1 使い勝手の良いランタン

 先日、自分の枕元で使っていたLEDランタンが壊れてしまったため、改めてGENTOSのLEDランタンを物色していたところ、これはということで見付けたのが単四電池4本で使える最近の製品、SOL-144Sでした。

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 このランタンは従来の製品とは違い、すっぽりと白いケースをかぶせてあることで、影を作らないで全体を照らすことができるようになっています。防水機能だけでなくメーカーのページを見ると水に浮くようになっているので、何かの拍子に水の中に落とした時でも網で拾えます。また、こんなことは考えたくありませんが津波や高潮に流されたような場合でもしばらくは目印として使える可能性はあります。

 本体の操作は少々クセがありますが、点灯して2秒以内にスイッチを押せば光の強さを変えることができます。光の大きさとアルカリ電池での点灯時間はカタログ値で以下のようになっています。

・強(最初にスイッチを押した段階)連続8時間

・弱(2回スイッチを押した段階) 連続40時間

・キャンドル(3回スイッチを押した段階) 連続110時間

 本当にまっ暗な中でどの程度周辺を照らすことができるか試してみましたが、強ではかなり明るいですが、弱でも普通に使えるという感じです。キャンドルモードでも使えることは使えるのですが、あえてろうそくの炎に近づけるために炎のゆらぎをLEDの強弱で表現しています。そのため、有くなったり明るくなったりする中で周りが暗くなることで文字を読もうと思っても暗くなって一時見えなくなってしまったりすることはあります。ただ、災害時には電池持ちこそ大切だという事もありますし、何よりも利用できる時間が全く違いますので、いざという時にはキャンドルモードでも使えるように周りを明るくするだけで良しとして、さらにこうした光の強弱に目を慣らしておけば、あえてキャンドルモードで利用すると、電池はそのままでも1週間以上は使い続けられる可能性もあります。

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 また、このランタンには底の部分に吊り下げ用のカラビナが付いています。ジョイントの部分がスライドして中央でカチッと止まりますので、天井から吊り下げで部屋全体を照らすこともできます。私は自宅の部屋の照明器具のところに、100円ショップで購入したマグネット式のフックの付いた金具を常に付けているので、いざ停電になった時にはテーブルの上にランタンを置くパターンと、上から吊るすパターンの両方を試みることができます。

 もちろん、このランタンは小さくて影も出ないので、車の中で車中泊のために持ち出すにも最適なランタンです。電池が単一や単三と比べて容量が小さいというディメリットも、
エネループのような充電池で使えば、充電するまでの時間を短くできるというメリットもありますし、車中泊で使おうと思っている方は車のシガーソケットからエネループの充電ができる充電器も用意しておくと長期の旅行でも安心して出られます。

 最近、私はあえて単三だけでなく単四で使えるグッズも揃えています。そうすることによって、単三・単四のどちらかの電池が入手できるかわからない場合にどちらの電池も災害時に使うことができるようになります。もし趣味でいろんなランタンやラジオを集めているような方がいましたら、使う電池の種類にもこだわって同じものでも違う種類の電池で使えるものをペアで揃えておくというのもいい災害用の備えになるのではないかと思います。

 今は、単四のエネループを8本用意し、4本ずつローテーションして使おうと思っています。他に単四電池で使うものがあった場合は、常に満充電されている単四のエネループ4本の中から使っていけるということで、これまで以上に単四電池で使えるグッズが増えていくかも知れません。


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