これからのETC活用術

土曜休日の1,000円上限という高速道路料金の適用が終わり、昨日それ以来初めて高速に乗りました。せっかくの連休初日ということで、御殿場のアウトレットまで行ってきたのですが、基本的に高速には乗らないで国道一号線のバイパスを主に利用していました。

昨日が特別だったのかわかりませんが、かなりの数の白バイが出ていました。さらに、途中の区間ではネズミ捕りをやっていて、下道と高速道路の違いでスピードの遅さに我慢できなくなった車が軒並みスピード違反で挙げられていたようでした(^^;)。今まで高速中心に長距離を移動していた方が下道を主に使うようになってくると、こうした危険は常につきまといます。ついついスピードを上げて早く目的地に着きたいという気持ちはわかりますが、信号のないバイパスというのはあくまで一般道路ですので、スピードの出し過ぎに気を付けながら運転するようにしたいものです。

今回はアウトレットに行く前に東名高速道路の足柄サービスエリアへ行きました。特に足柄の場合、上下線とも下道からサービスエリアに入ることのできるルートが確保されています。そんなわけで、行きは高速道路には乗らなかったので、自由に下り線の方から上り線の方へと移動しながら食事を摂りました。恐らくアウトレット構内ではそれほど食事の種類を選ぶことができないだろうと思ったからでした。さすがに看板のレストランは昼時にはかなり混雑していましたのでスルーしましたが、軽食のコーナーは値段も安く、一部のコーナーではそれほど混んでいなかったため簡単な食事をしました。元々サービスエリアは長い時間滞在するところではないので(車中泊に使われる場合を除きます(^^;))、かなり混んでいたとしてもちょっと待てば何とかなります。お土産も上下線ともかなり充実していて、下り線の方では北海道のお土産特集ということで有名なお土産の数々が入手可能でした。こうしたイベントのような事を行なうことで幅広い集客を狙っているのでしょう。まさにサービスエリアのデパ地下化という感じがなくもありません。

御殿場アウトレットは予想通りかなりの人出でしたが、店舗の中には夏以降に撤退するところも多く、長く行かないと意外と多くのお店が入れ替わっています。今回は事前に買うものを決めて行ったのですが、それでもかなりの長い時間、うだるような暑さの中歩きずめでした。さすがに汗をかきまくったので、アウトレットからすぐの御殿場市温泉会館へ行ってのんびりします。ここの温泉は正面に大写しになった富士山を見ながら入ることができるため、アウトレットの帰りにはいつも寄るようにしているのですが、それほど込み合ってもいず、料金も大人500円(3時間まで)小人200円とごく普通の価格設定です。中で食事もできるので、早めにアウトレットで買い物をすませ、ここで温泉と食事をするというパターンでも今考えてもよかったかも知れません。

温泉会館を出たのが午後4時過ぎで、帰宅時間は下道を通っていくと7時頃が予想されました。そこから夕食の支度をするのもめんどくさいので(^^;)、途中で外食をしようといろいろ考えたのですが、連休初日の土曜日というのは、普通のファミリーレストランでも人がおしかけてすぐには食べられないことが容易に想像できます。そこで、今回はあえて高速道路に乗り、サービスエリアで食事をすることにしました。

東名高速の清水インターと静岡インターの間にある日本平サービスエリアは、上下線ともレストランが併設されています。今回利用した下りのサービスエリアの情報は以下のリンクにありますので、興味のある方はごらんください。

https://sapa.c-nexco.co.jp/sapa?sapainfoid=30

ここのレストランは食券を購入するとすぐに厨房に連絡が入り、席を確保して待っていると、食券に印刷された番号で呼ばれます。わずらわしい注文の手間もないので人の回りも早く、定食の種類も多いので気に入っています。ただ、いくら便利だとは言ってもわざわざ高速道路に乗ってまで食べなくてもいいのではと思われる方もいるかも知れません。しかし、ここでETCを搭載していることが生きてきます。清水~静岡間は普通車で500円、軽自動車で450円ですが、休日にETCで利用すると基本半額になるので、気軽に利用できます(普通車・軽自動車とも250円)。車中泊で下道中心で移動する場合であっても、仮眠のために安心して長時間駐車する場所がどうしても見付からない時などは、緊急避難的な手段として一区間だけ高速道路に乗り、サービスエリア・パーキングエリアで寝る場所を確保するという手段をより気軽に使えます。今回は食事のためだけに高速に乗ってしまいましたが(^^;)、さまざまなサービスエリア内のサービスを研究することによってこうした一区間だけの利用価値というのはさらに出てくるだろうと思うのですが。


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てら について

主に普通の車(現在はホンダフィット)で、車中泊をしながら気ままな旅をするのが好きで、車中泊のブログを開設しました。車で出掛ける中で、モバイルのインターネット通信や防災用としても使える様々なグッズがたまってきたので、そうしたノウハウを公開しながら、自分への備忘録がわりにブログを書いています。

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これからのETC活用術」への2件のフィードバック

  1. ツタや

    500円でサービスエリア利用、判るような気がします。
    自分もよく、常磐道の日立南I.Cから乗り日立中央P.A
    車中泊をして朝定食を食べて日立北I.Cで降りてました。
    今では、コンビニになってしまいました、当時は、納豆定食
    がお気に入りでハムエッグ、納豆、おしんこ、手作り味噌汁
    ご飯、サラダが付いて380円でした。サービスエリアによって
    は、早朝から地元のおばちゃんが厨房で一所懸命、定食を
    振る舞う姿を見ると一日の活力になってました。
    個性あるサービスエリアの定食を大切にしたいな~。
    文章が長いので時々しかレス出来ません<謝罪

  2. てら

    ツタや さん コメントありがとうございます。こちらの文章は長いのは重々承知していますので(^^;)、コメントを付けられるのも大変かと思いますので、ご自身のペースでどうぞ。
    高速道路一区間の利用というのは、改めて沿線上にどんな個性的なサービスエリアがあるのか調べるとなお面白そうですね。ETCを搭載されている車の方は、土曜休日には基本半額で利用できるので、さらに気軽に利用できるでしょう。

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