ELECOM TK-FBS035E シリコン製Bluetoothキーボードは実用になるか?

 以前から私のブログをお読みになっている方はおわかりかと思いますが、外付けキーボードもかなりのコレクションをしていて(^^;)、改めてカテゴリを作ってもいいと思っているのですが、今回また新しいものを買ってしまいました。例によって販売終了製品が安く売っていたので確保したのがシリコン製の丸めて持ち運びできるBluetoothキーボード、エレコムのTK-FBS035Eシリーズのうちパープルです。色の方はこれしか残っていなかったので選べませんでしたが、まあこれはこれでいいかなと。

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 シリコン製とは言いながら動作用のアルカリ単四電池2本が入るスペースとスイッチがある箇所はプラスチックになっています。シリコン製のバンドが付属しまして、以下の写真のように丸めてしまうと片手に収まるほど小さくなります。

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 パッケージにはiPhoneおよびMac用としか書いていないので、アンドロイドはともかく、iPod touchで動くのかわからなかったのですぐに購入するのは控えたものの、店頭で商品名で検索したところiPod touchやandroid機でも動作報告があり、特に私がメインで使っているauのSHL23ではGoogle Playから導入可能なアプリの「エレコム キーボードレイアウト」をインストールした上で動作の確認をしていたので使えると判断し、ネットよりわずかに安い金額でゲットしました。

 高い金額で購入していないので、ある程度の使いにくさは考慮していましたが、サイズが全体的に小さいということと、材質がシリコンということで自分でもちゃんと押したかどうか判断がしにくかったり、一度押したつもりでも複数回入力されてしまうような場面がありました。さらにSHL23で使った際の動作ももっさりしているので、両手でバリバリ入力をするというのは難しいと思った方がいいでしょう。おすすめの使い方としては、まずはしっかり安定した平面にキーボードを置き、両手の人差し指の2本を使って確実に早く押すような入力方法がいいかと思います。文字を入力していて、確定させる際にちょっと待たされて若干ストレスがたまるため、入力自体は確定させないままどんどん入力をしていき、最後に確定させるような使い方をするのがいいと思います。

 ただ、これでもフルキーボードであるので、ショートカットキーを使ってできるだけスマートフォンの画面に触れずに作業したり、矢印キーで選択もできるので、これはこれでありかなという感じもします。本体が柔らかいので何か下に硬いものを引いたり置いたりしないとうまく使えませんが、同じくたたんで持ち運びできるポメラのような折りたたみ式キーボードと比べると、物理的に壊れる頻度は少ないのではないかと思います。もちろん、キーボードレイアウトはMacおよびiOSで使うことを前提にしていますので、アンドロイドで使うことの多いWindows用の日本語キーボードとは細かな点が違います。日本語と英語の切り替えをtabキーの上のキーで行なったり、アットマーク「@」を入力するのに「P」の右隣のキーで入力するなど、刻印されているキーとは違う場所を使うことに不便を感じる場合は、iPhoneやiPad、iPod touchと一緒に使われるのがいいとは思いますが。

 どちらにしても、今私がメインで使っている端末で使えることがわかったことだけでも買ってよかったと思います。電池が内蔵式でなく汎用の単四電池なので、しばらく使わなくて急に使いたいと思った時に役に立つ時があるかも知れません。とにかくクセのある製品なので、これから年末年始の家電量販店のワゴンセールや福袋の中に入っているかも知れませんが、ある程度割り切って使えばなかなか便利なものだと私は思います。


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