枯れた技術だからこそのメリットも有る

デジカメの修理不可代替交換で手に入れたオリンパスの「TG-5」ですが、まだ本格的な旅には出ていないので撮った画像の紹介はまだ控えますが、防水防塵・耐ショックという特徴からスマホよりも雨を気にせずに出しておけますし、ネックストラップを付けましたので旅行中はよりシャッターチャンスに強いカメラとして活躍してくれるのではないかと期待しています。

現在、私の持っているデジカメは同じオリンパスのコンパクト機「XZ-10」ですが、「TG-5」とは似ている所が多いものの、微妙に違っているのがUSBケーブルの形状と電池です。どちらも本体にUSBケーブルを接続して本体充電できる仕様なのですが、これはある意味専用の充電器を付属させないというコストダウンの一つと言われていて、人によっては評判は良くないのですが、旅行の際の荷物を減らす場合にはケーブル一本あればUSB端子からACアダプターでもモバイルバッテリーからでも充電できるので便利は便利です。ただ、「XZ-10」はオリンパス独自のUSB端子の形状をしているので、もしそのケーブルを忘れてしまったらアウトなのですが、「TG-5」になって汎用のmicoUSBケーブルが接続できるようになりました。データ転送用のケーブルならカメラ内のデータをパソコンに移動することもできるようになるので、旅行用に「充電・データ転送兼用」のケーブルを一本持って行くようにすれば旅先でパソコンに画像を転送してブログにアップすることも比較的簡単にできるようになります。

ただ、旅行に2台のデジカメを持って行く場合には、専用品のUSBケーブルが必要になりますし、「TG-5」の場合はフタのロックを外してケーブルを繋がないとならないので、外でむやみに開けたくないというところはあります。

そこで、改めて入手したのが社外品の充電器です。この充電器はACではなく、microUSB端子が付いているので汎用ケーブルを利用してカメラを使いながらスペア電池を充電することができます。この充電器にはもうひとつ特徴があります。実は「XZ-10」と「TG-5」の電池は厚みこそ違いますが縦横の大きさはほとんど同じなので、「XZ-10」用の「Li-50B」と「TG-5」用の「Li-92B」の両方の充電池を充電できるようになっているのです。

スペアの「Li-92B」はロワジャパンの社外品(海外セル)を2個で1,000円以下で発注済みなのですが、この充電器も耐久性は気になるものの品物としては1個1,000円くらいのものなので、コスト的には単三エネループを使った電池を使い回すよりも純正品にこだわらなければ、かなりの低コストで運用できるようになっています。

この辺は、コンパクトデジカメの進化が止まっているということもあり、新しい製品が出ないということで今ある充電池を使うように新しく出す製品を設計しているということもあるのかも知れません。そして、スマホと違って電池が劣化してきても社外品の供給は問題なく行なわれるのも、同じ電池を現行機種でも使っていることから、社外メーカーでも改めて電池を作ることがない分、安く購入できるということもあるでしょう。まだ進化の余地があり、電池も内蔵が基本のスマホの電池交換と違って、安く簡単にできるデジカメの電源回りの扱いやすさというのを改めて感じることになりました。

「TG-5」はすでに生産終了とも言われていますが、もし今後後継機が出たとしても電池の型番が同じなら今後の充電池の購入にも全く支障は出ないと思いますし、スマホと違って電源を入れてすぐに撮影できる専用機としての良さもあるので、旅先での写真はほとんど「TG-5」で撮ったものになるかも知れません。もちろん、何も持たなくても撮影可能なスマホカメラの実用性というのは今さら述べるまでもありませんが、昨日から本日あたりの大雨の状況を見ると、悪天候に強い専用のデジカメの存在はやはり消してはいけないのではないかと思います。


カテゴリー: 映像・画像関連 | 投稿日: | 投稿者:

てら について

主に普通の車(現在はホンダフィット)で、車中泊をしながら気ままな旅をするのが好きで、車中泊のブログを開設しました。車で出掛ける中で、モバイルのインターネット通信や防災用としても使える様々なグッズがたまってきたので、そうしたノウハウを公開しながら、自分への備忘録がわりにブログを書いています。

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