バスタ新宿へ行ってきました

先日のエントリーで書いた通り東京への日帰りの用事があって、行きは新幹線で行ったものの、帰りは夕食を飲みながら食べてということになったため遅くなるだろうことを予想した上で帰りの交通手段は夜遅くまで便のあるバスに決めたことから今回のレポートにつながったわけです。

バスは新しくできた新宿の専用ターミナル「バスタ新宿」から出ていて、かなり乗り降りも楽になったというのでどんな感じなのだろうと思い行ってみました。考えれば2016年のお正月に成田空港の第三ターミナルを見に行って以来のターミナル見学となります。

新宿駅新南改札

まずは用事と飲み会が終了後、JRで新宿駅まで行き、そこから直接バスタ新宿に入ることができる新南改札口を目指したのですが、そこまでの行き方としてはバスのりばの看板を見付けたら、とにかく途中の出口への通路については一切使わずに、ひたすら線路の端を目指すように歩いていけばバスターミナル方面の改札(新南改札)にたどり着きます。写真は中央線を降りてたどり着いたバスターミナルへの出口です。

バスタへのエスカレーター

そうして改札を出ると広場に出るのですが、そこからエスカレーターで券売所や待合室がある四階まで上るようになっています。改札を抜けてエスカレーターに乗るところには屋根もちゃんとあるので少々の雨なら濡れずに移動できるというのは嬉しいです。待合室は平日といえども夏休み期間中なせいかかなり混んでいて、座れるスペースには全て人で埋まっていて、中には床に直接座っている人も多くいました。

待合室とチケット販売所

待合室の中にはインフォメーションがあり、自由にiPadが使えるようになっています。また係員も常駐し、直接運行情報を聞くこともできます。乗り場は複数ありますが、その前にも係員がおり、電光掲示板で各々の乗り場からどこ行きのバスが出る予定なのかも近い時間であればわかります。さらに場内のアナウンスで飛行機のようにどこ行きのバスが到着しということと、出発する直前に再度乗り遅れがないかというチェックのアナウンスも入るようになっています。もし自分の乗るバスがどこから出るのかわからない場合は、早めにインフォメーションで聞いておくのがいいでしょう。私が居合わせた際には、一人の若い女の子が乗り遅れてしまい、涙目でインフォメーションの係員にどうすればいいか話していましたが、わからなければ一人であたふたせずに人に先に聞くというのが、初めて訪れる場所に関しては鉄則です。

待合室にはトイレも完備されていますが、食事や喫茶スペースというのはありません。フロア内には飲料の自動販売機があるのと、セブン銀行のATM、そしてコインロッカーがあるだけです。セブン銀行で使える、引出手数料無料の銀行口座を持っている人は便利です。ただ、周辺にはコンビニも見当たらないので、急いでバスタに行き現地で飲み物や食べ物を手に入れようと思う方は、ターミナルに到着する前、コンビニやキオスクなどで早めにコンビニなどで物資を補給していくことを強くおすすめしておきます。

ちなみに私はかなり早く着いてしまい、待合室で延々と立ちながらバスを待つのはしんどかったので、いったんターミナルから出て一階まで降り、そこから近い場所にあったマクドナルドでパソコンを開きながら時間潰しをしていました。

バスタに到着したバス

バスの乗り場はこのようになっていて、私の乗るバスは定刻に出発することができました。以前の新宿のようにどこでバスを待てばいいのかもよくわからない状況でなく、待合室までたどり着けば何とかなるのでバスの旅の概念も変わるのではないでしょうか。きちんと最近の高速バスは3列シートで個人別の空間も保たれているようなものもあるので、十分に長距離移動の手段として考えられるようになれば、旅の交通手段としてバスを選ぶという事も十分ありなのかなと感じた今回のバス利用でした。


カテゴリー: 電車・バス | 投稿日: | 投稿者:

てら について

主に普通の車(現在はホンダフィット)で、車中泊をしながら気ままな旅をするのが好きで、車中泊のブログを開設しました。車で出掛ける中で、モバイルのインターネット通信や防災用としても使える様々なグッズがたまってきたので、そうしたノウハウを公開しながら、自分への備忘録がわりにブログを書いています。

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