夏に向けて涼を手軽に得られる「扇子」を用意する

私の住む地方はまだ梅雨の時期ですが、晴れるとものすごく気温が上がることが多く、暑さ対策ということも考えなければいけないでしょう。エアコンが効いた自動車の中にずっといられればいいのですが、降りて外に出たりすることもありますし、出先でトラブルに巻き込まれると暑さは大変こたえます。

先日、新幹線が架線の事故により止まりましたが、停電した電車内というのは、空調も効かなくなったために蒸すような熱さが続き、そうした暑さが辛いとこぼす人も少なくありません。そういう場合に時間をつぶすためにスマホをずっと見ている人もいるかも知れませんが、スマホの中にはずっと使っていると冬に使うカイロ並みに熱くなってくるようなものもあります。狭い空間に多くの人がいる中ではさらに不快な状況になってしまう可能性もありますので、何とかして涼を得たいものです。

改めて私がこんな事を書くまでもなく、旅には必ず持っていく方が多いとは思いますか、元来、日本には外出時に手軽に涼を得るためのグッズがちゃんと用意されています。安いものなら100円ショップでも購入できますが、ちゃんとしたものももちろんあります。携帯性に優れ、使わない時には畳んでおくことができる自分で風が起こせる物といえば「扇子」ですね(^^)。これは個人的には旅用のグッズというよりも、いざという時に役に立つ防災グッズの一つだと私は思っています。

電気で動く扇風機と違って動かすには人の手の力が要りますが、必要な分の風を自分で起こすようにできるということで、意外と使ってみると便利なものです。真夏のイベントなどへ行けば同じように自分で風が起こせる団扇をもらえたりするかも知れませんが、扇子の方は折り畳んで仕舞うことができて場所も取らないので、旅先で購入してそのまま持ち続けるのもいいでしょう。

電池で動くファンを首から掛けたり、ミストを発射できるような形状のものもあり、それはそれで便利ではありますが、当然ながらかさばりますし、長時間使っていれば電池もなくなってしまいます。駆動系のトラブルで動かなくなる場合も当然考えられます。

私は一応、収納袋付きの扇子を持っているのですが、裸でバッグに入れておいて傷むのが心配だったのでこうしたものを手に入れていつでも使えるように用意しています。雨の多い時期や水辺で使う場合に水がかかることを心配される方もいるかも知れませんが、最近では紙でなくプラスチックで作られていて水がかかっても拭けば大丈夫なものも過去に購入したことがあります。このようなものを用意すれば、冷たい水に浸してから自分に向けて扇ぐことで更なる涼感を得ることができるでしょう。他にも色々なものを探してみるのも面白いと思います。

あと、もしもの場合に使う方法として、ネイチャーストーブを使って木材に火を付けたい場合、扇子や団扇があれば局所的に風を送ることができます。火種を起こしたり空気を送って火を燃え上がらせたい場合には重宝するのではないかと思います。

扇子は日本生まれということもあり、伝統芸能に使われるものばかりではなく、実用的なものとしても進化しているということは今の日本での小型のものを有難がる傾向にもつながっているところがあります。ガラケーでさえ今は折りたたみ式のものが日本ではほとんどですし、折りたたむことで剛性を増しコンパクトサイズに持ち運ぶことができる知恵というのは、改めてすごいものだと思います。

昨日100円ショップへ行ったら入口に夏用のグッズが飾られている中で、各種扇子が一番目立つところに飾られていました。流石に原価を考えると100円ショップのものは国産ではないと思いますが、まずはその便利さを感じるにはこうした安いものから使ってみるのが一番だと思います。それで便利さを十分感じる中で、さらにグレードアップさせるようなこともできるでしょう。

もし今までにそんな用意をしていなかった方は、非常用持出袋の中に入れておくことをおすすめしますし、今後お出掛けを予定されている方は、とりあえず一つバッグの中に忍ばせておけば本当に役に立つと思います。弱冷房の室内や車内で一時的に風が欲しいなんて場合も夏に向けてあるかも知れません。パーソナルな風を作り出す扇子の良さをさらに多くの方に知っていただき、いざという時に活用できるようにしていただけると幸いです。


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