投稿者「てら」のアーカイブ

てら について

主に普通の車(現在はホンダフィット)で、車中泊をしながら気ままな旅をするのが好きで、車中泊のブログを開設しました。車で出掛ける中で、モバイルのインターネット通信や防災用としても使える様々なグッズがたまってきたので、そうしたノウハウを公開しながら、自分への備忘録がわりにブログを書いています。

インターネット網を利用したLINE通話の威力にしみじみと感心した件について

☆最近5分間までの定額オプションを付けたことによって、母親のスマホでは普通に電話を掛けてもらうことが増えました。話が長くなった場合には、自動的に通話を切断するようアプリで設定していて、切れる直前にバイブレーションでお知らせするようにもしているので、スマホを持つ手に違和感を持ったら電話が切れることを相手に伝えるようにお願いしているのですが、長電話するのは主に友人の類が多いので、それほど支障なく使ってもらっています。

今までは、オプション無しだったので、LINEのお友だち登録をしている人(主に家族や親戚)に対してはあえてLINE電話の方を使ってもらうことによって料金の節約をしていたのですが、母親は自分ではLINE電話を使いこなせないので、私が近くにいる場合にはこちらから電話を掛ける作業をしていたのですが、一人で使う場合には電話番号に直接電話して長電話してしまうこともあったので、今回の5分定額の設定は安心して使ってもらえるためにも大事だと思っています。

そうなってくると、ちょっとした用意で電話をする場合、LINE電話を使うパターンが減ってしまうことにもなります。込み入った話をこちらから電話して、途中で切れてしまうのは避けたいというような場合はそれほどあるわけではないので、最近はLINE電話を使う頻度が下がってしまっていたのですが、昨日は改めてLINE電話を利用するメリットを感じました。

というのも、一応電話番号は知っているのですが、たまたま旅行でイギリスを訪れていた親戚から、旅の様子を撮影したLINEが母親のスマホに届いたのです。日本とイギリスの時差は9時間で、LINEをもらった時間は現地ではお昼くらいだったので、LINEの返事をメッセージで打つよりも、直後に電話して写真のお礼を伝えた方が良いと思い、海外にいる親戚の子に向けてLINE電話で発信しました。

電話はすぐにつながって、母親はしばらくお礼と現地の様子について話していましたが、通話の音質については海外とのやりとりではありますが、別段気にかかる様子もなく、それなりに長電話をして話していました。通話終了後に、この電話は自宅のインターネット(光回線)を使って掛けているので、どれだけ話しても通話料は無料だと知らせたところ、本当に驚いていました。

国内通話については、今後も0570から始まる電話番号へ掛ける時だけ通話料の心配をしなくてはなりませんが、基本的には企業への問い合わせはメールで代替した方がこちらも料金の心配がありませんし、先方においても通話にかける人件費を抑えられるので、現実的な対応として0570のナビダイヤルには電話しないようにすれば、国内は普通の電話で、LINE登録をしてある人との連絡であれば、相手がインターネットを使える環境にあるなら、お互いにお金を掛けずに連絡が取れるようになります。

今回の電話は、実際に国内にいてもなかなか連絡をしてこない親戚の子が、海外に行ったからとわざわざ連絡をくれたような感じになったのですが、国内・国外問わず地球上でインターネットが繋がっていれば意識をすることなく連絡が取れる状況というのは、改めてすごいことです。これなら、留学などで長く海外に行ってしまった人と連絡を取り合うような場合でも、国内にいるような感じで連絡できるので、その点については本当に良い時代になったと感じます。今回は音声通話のみだったですが、次回はビデオ通話にもチャレンジできる機会があればと思っています。


日常生活でも旅行でも便利な「風呂敷」を割引していた無印良品でゲット

旅行へ出掛ける時にあると便利なグッズを色々と物色している中、昨日近所の無印良品へ行ってきました。ポリカーボネイトのスーツケースは大中小と結構揃っていますが、お値段の方もなかなか普通のお値段で、購入するなら無印の製品と他社を比較するような感じが良いのではないかと思いながら見ていたところ、とあるグッズが何と70%オフで売られていたので、それだけ買って帰ることに。

商品名は「たためる風呂敷」で、再生ポリエステルでできた73センチ四方の布切れではあるのですが、実は様々な用途で使えます。注目すべきは水に強いポリエステル生地であることです。ちょっとしたポーチやショルダーバッグの防水用に全体に巻くことで水濡れを防ぐようなこともできますし、芝生などで敷物としても使えます。

大きさを11インチのChromebookと比べてみるとこれだけ余裕があり、エコバッグの代わりとしても使えます。袋と違って、包む素材に密着して縛れるので、エコバッグとは別に持っていると日常生活の中でも旅の時にでも便利に使える場面は出てくるはずです。

ただ、店頭でディスカウントされているということは、それだけ人気がないことの裏返しでもあるわけで、このまま販売終了になってしまうのは大変残念です。

安くなっているので、色違いの風呂敷を複数用意して旅行の際の服を分けて入れたり、未使用と使用済で風呂敷の色を分けて使うようなことも当然考えられます。メッシュの入れ物と違って中味は外から確認はできませんが、単純な構造(というか布一枚なので)でそもそも壊れるという概念がありません。多くのバッグはファスナーが壊れたら終わりですが、そうしたこともないので、バッグの中に入れる小物を入れるために、まだ在庫が残っているうちに色違いを買い足すのも有りかな? という風にも思います。

というわけで、今回紹介した無印良品の風呂敷は商品としてダメだからディスカウントされて売られているというわけではないと思うので、もし近所のお店で安くなった風呂敷を見付けたら、今は使う予定がなくても複数ゲットしておくことをおすすめします。


ワークマンの「スクエア真空ハイブリッドコンテナ」はプレミア価格で買う価値があるか?

昨年、販売予定がいったん見直されたワークマンの「スクエア真空ハイブリッドコンテナ」ですが、急に販売が決まったというメールが来て、入荷リクエストをしておいたら、ちょうどいいタイミングでウェブからの注文可能なメールが来ました。

ちなみに、メールが来たのが午前9時頃で、メールを読んだのはメールの時刻から30分も経っていないタイミングで見ることができたので、まさに奇跡的に注文できました。ちなみに、色は黒しか残っていませんでしたが、今回を逃したら購入自体ができなくなるのではないかとも思ったので、容量8リットルで5,800円と少々お高いですが、蓋以外は真空断熱できるので、それなりに保冷・保温効果もあることを売りにしています。現在も併売されている丸型の真空ハイブリッドコンテナと違って、デッドスペースができにくいので色々な使い方ができることが期待できます。

というわけで、多くの方が気になる内寸ですが、左右は19.5cmくらいで高さは20cmくらいという感じになっています。基本的には500mlのペットボトルを入れて蓋ができるくらいの感じなので、そのくらいのものを入れたいと思っている方には良い製品だろうと思います。ただ、何も入れていなくても本体の重さはあるので、外に持ち出す場合も車で運ぶような感じで考えていないと、持ち運びは大変です。気楽に持ち運びたいなら、ソフトタイプで折り畳めるサイズのものを物色した方が良いでしょう。

では実際にどれくらいのものが入れられるかと言うと、家にあった各種ペットボトルを入れてみたところ、大きさは大小ありますが何とか8本入れることができました。保冷剤も十分普通のものが入りますが、旅の途中のコンビニで保冷剤代わりに凍らせたペットボトルを2本くらい購入して写真の中央部分に入れておくぐらいで十分保冷はできると思います。

あと、自分が考えているのは、保冷でなく保温用に使い、主に牛丼屋さんの弁当とか、コンビニのおでんなどを購入してすぐに食べられない場合に、食べられそうな場所に移動するまで熱々を保つために使えないかと思っていたのです。写真は以前に買って食べた牛丼弁当の容器ですが、大手のチェーンであれば二人前くらいは何とかこの中に入るのではないかと思います。

今のところは自宅に置きながら、保冷保温に使うというよりも、きちんと密閉して蓋が閉まるので、食材(おかしなど)を入れておくには大変便利だと思います。

なお、さきほどオークションサイトでは、定価5,800円のこのコンテナを、開始価格が13,000円で即決価格が20,000円で転売しているのを見ました。フリマでも12,000円前後くらいで出品されています。ワークマンの方では今後欲しい人が買えるくらいに商品を提供すると表明していますが、とりたてての転売対策はしていないようなので、こうしたオークションやフリマで大切なお金を使う前に、本当に自分の用途で必要なのかを考えるとともに、ワークマンのオンラインショップから登録し、商品入荷時にメールで連絡をもらえるようにしておきましょう。ワークマン側の言っていることが本当なら、そうして準備してすぐに注文できれば、そこまで入手に苦労することはないでしょう。

こうした転売の実際を見てしまうと、やはりきちんとメーカー側でのチェック及び対応は必要ではないかと思います。1万から2万出せば、機能のしっかりしたクーラーボックスは買えるので、正式に定価で購入することを考えてみて下さい。


2024年5月からサービスが始まるJR東日本のネットバンクのスタートに地域格差を感じる

私が住んでいるのはJRで言うと東海と東日本が両方乗り入れるほど東西に広い静岡県ですが、主に使うのはJR東海の路線になります。ただ、交通系ICカードはJR東日本のSuicaとモバイルSuicaをスマホに入れています。Suicaでも地元を走るバスに乗ることができますし、東に出掛ける場合、普通列車のグリーン券を使うには、Suicaグリーン券を使うことで紙のグリーン券を使うより安くなりますので、東京方面に動く場合にはやはり必要な部分もあるからです。

そんなJR東日本ですが、2024年5月からネットバンク事業(JRE BANK)に参入するというニュースを聞きました。基本的には楽天銀行のシステムを使うようですが、楽天銀行の口座を持っていても口座は作れるようです。楽天銀行の場合は、最低10万円を口座に預けておくことによって、全国のコンビニでの入出金が無料でできるようになりますが(ポイントによって回数制限あり)、JRE BANKでは最低50万円のお金を口座に置いておくことによって、様々なJR東日本とそれに関連する施設を使う場合の優遇措置が受けられるということで、そうした使わないでおける資金が多ければ多いほど、お得に旅ができるようになっています。

個人的には年4回無料でSuicaグリーン券が使えるというのは、青春18切符と合わせて使うと、長距離利用での料金が上がった中でも、一回1,000円分を4回使って4,000円の節約になれば、預金利息とは別に50万円の0.8%分の現金が実質還元されるということになります。Suicaグリーン券をそもそも使わない人には意味がありませんので、JR東日本のエリアからかなり離れている人にも意味はなさそうに見えますが、18切符シーズンには必ず鉄道に乗って移動をされる方であれば、Suicaグリーン券は西から来た場合、熱海駅から利用可能ですので、今後普通列車の連結が予定されている首都圏から中央線で山梨の大月方面へ行かれる場合にも、普通席でなくグリーン席でゆったりと旅ができるというのは良いですね。

また、JR東日本管内の片道4割引のチケットが年2回支給されるとか、駅の専用ATMの利用手数料がかからないとか、JR東日本管内に住んでいて、電車に乗られる方にはメリットがいっぱいです。他のメリットについては、「JRE BANK」をキーワードにしてネット検索されればすぐにその内容がわかると思います。

ただ、私のように住んでいるところが別のJR会社の場合、特典を受けるためにはJR東日本管内の駅まで行かないとメリットを享受できないということがあります。本来、国内であればどこに住んでいても同じようにサービスが受けられることが理想ではありますが、このような地域格差があるのは残念です。まあ、そういう意味で言うと、同じ静岡県でもJR東日本管内に最寄り駅があったり、ちょっと移動すれば熱海駅まで行ける地理的条件を作りやすいので、個人的には口座開設も考えてみたいですね。


文字中心の発信の中の「もっと見る」「次のページ」というボタンはクリックしてはいけない

最近、商品や旅関連の情報について書かれたブログをチェックする時間が多いのですが、その中で最近増えたなと思うのが、「目次」の後あたりに出てくる「もっと見る」とか「次のページ」と書かれた画像がそのままリンクボタンになっているような表示です。

良くわからないと、そのページは目次を紹介しただけのページだと思い、つい誘導されて「もっと見る」や「次ページ」と表示されたボタンをクリックしてしまうことがあるのですが、これらのリンク先はブログ内容の続きが書かれたページではありません。

私がクリックした際には、突然警告音が出て画面の操作ができず、その状態を止めるためという電話番号が表示されました。私の場合は強制的にブラウザを閉じましたが、これはもちろんパソコンがウィルスに感染したのではなく、止めるために表示された電話番号に電話をしてしまうことを狙っての悪質な金銭請求に誘導するリンクになっています。

ブログはそれなりに当たり障りのない内容の、個人的にはあまり役に立たない情報だったので、これは検索されそうなキーワードを狙い、ネットでの検索上位に表示させるためのブログだったのではと思い、「もっと見る」「次のページ」という画像(青色のボタンである場合が多い)が出るブログを開いてしまったら、もう中味は読まずに別のページを見るようにしています。

こんな体験をしてみて、とにかく不安になったのが自分が書いてアップしている自分のブログでこんな広告が出ているかどうかということです。改めて内容伸確認したところ、自分のページを見た限りではパソコンでもスマホでも、「もっと見る」「次のページ」の画像はリンクになってはいませんでした。ただ、ブログに出す広告は書いている本人には選べない自動表示になってしまっているので、定期的な内容のチェックは大切だとしみじみ思います。定期的にチェックしている中で、そうした悪意ある広告が入ってしまった場合は、広告を提供している媒体に報告していくことになると思います。

さすがに、こうしたトラップがあるページを、知らずに踏んでしまったとなると、ブログ記事自体を読みたくなくなってしまう人も出てきてしまうでしょう。そういう人はこの種の広告が検索上位のサイトに付いている限りはどんどん増えていくわけで、そのために人はネットからの情報について、ブログより動画という風にさらに流れていってしまいそうな未来も見えてきます。

ちなみに、このブログについてはそんなに人から見られているページではないとは思いますが、ブログ自体がこうした要因によって敬遠されるようになれば、今まで多くの人によって支えられてきたブログで情報提供する善意の書き手の多くは情報発信する意欲を無くしてしまうでしょう。

動画での情報提供については、受け取る側は見ているだけで良いので楽ですが、どこが重要なのか、それを知るには全編をしっかり見ていないとわからなくなりますし、何せ時間がかかります。動画によっては思わせぶりな感じで自分の知らない情報があるかと思っても、最後まで見て時間を返してくれと思うようなものもありますし、まだ文字による情報提供についても有効なところはあると思います。

少なくともここを読んでいる方が、ここまで紹介した「もっと見る」「次のページ」の画像リンクがあった場合、それは悪質な広告である可能性が大きいことを理解した上で、決してクリックしないように気を付けて下さい。


なぜ日本のメーカーはニッケル水素電池用のきちんとしたUSBチャージャーを出さないのか

私が現在使っているデジタルガジェットについて、残念なことに日本のメーカーが作っているものはなくなりました。スマホについてはかなり前からで、先日購入したモバイルパソコンも、今ブログを書くのに使っているChromebookも中国・韓国・台湾のメーカーのものが主流になってしまっていて、リーズナブルに色々と使えるガジェットの中に日本メーカーのものは私の判断では正直言って無いとしか思えないような状況になっています。

そんな中でも、日本製であることを根拠に使っているものもあります。乾電池を使う電子機器をゴミを出さずに使うために、充電可能なニッケル水素電池のブランド「エネループ」は三洋電機からPanasonicに販売元が変わった後にも利用は続いています。この電池のお陰で、乾電池で動く様々なガジェットを捨てることなくずっと使い続けられています。例えば、元々はトラベル用途で購入したフィリップスの単3電池2本使用のひげ剃り(現在は販売終了)は、1.2Vと電圧が低くても何とか動くので、アルカリ電池の代わりにエネループで使っています。この他に、電池で使えるものとしてLEDランタンやラジオなど、災害時だけでなく必要な時には使っています。

こうした乾電池を使った機器をトラベル用途で使う場合には、短期間の旅行では出掛ける直前に電池をフル充電していけば大丈夫なのですが、一週間以上の長期旅行では、予備電池を持っていくくらいの対応になりがちです。というのも、現在Panasonicでエネループ用に出している専用充電器といえば、コンセントに直差しするものが主流で、私が持っているものの中ではようやく出たと思って買って使っているUSB充電ができる充電器はあるものの、接続ケーブルの仕様はもはやType-Cが当り前になっている今としては時代遅れのMicro-Bタイプのものになっています。

あえてType-Cが使える充電器を手に入れるためには、海外製の怪しいものの中から自己責任で選ぶ必要があります。私自身も、どこまで製品を信頼して良いかわからないので、今でもPanasonic製のものを使い続けていますが、やはり新しい製品が国内メーカーから出てくれば欲しいと思っているのに一向に出てこないのは本当に残念です。

今年は大きな地震が起きたこともあり、様々な防災グッズが売られていますが、大容量のポータブル電源の用意は必要だと思うとともに、少量の電気でも満充電にしやすいエネループ用の小型・多機能な製品があれば、市場にもかなりアピールできるのではないかと思います。

具体的に私が考えるものとしては、単三・単四の充電ができるタイプで旅行用として考えると、一度に2本充電できるものの方が持ち物を減らせるので欲しいなと思います。もちろん、安全に充電が可能で、普通の充電器ではうまく充電できないようなものでも充電モードを変えて充電できるものであれば言うことありません。

私の場合、自宅で罹災した場合にはソーラーパネルからポータブル電源を充電し、そこからエネループを充電できるので、曇や雨が長く続いたとしても、日常的な照明用の電気と、情報入手用のラジオ・スマホの充電は十分できます。ただ、それだと持ち運びには適さないので、小さくて多機能という、かつての日本企業のお家芸的なものが出てくれないかなと思っているのですが。

ちなみに、旅行先や災害に遭ってしまっても継続的・安定的に充電を行なうためには、USB接続で充電できる充電器があれば、別に用意したモバイルバッテリーにまずソーラーパネルから充電し、改めてモバイルバッテリーからエネループに充電すれば安全に充電できます。ソーラーパネルは一般的なものでも大丈夫ですが、その大きさや出力によってモバイルバッテリーの充電時間は変わってくるものの、今後はフィルムタイプのソーラーパネルが安く供給されるようになれば、例えばスーツケースに貼り付けたりして充電可能な旅行セットが作れる可能性も大きいです。だからこそ、国産でエネループ対応の小型高性能のUSB接続のエネループ充電器の登場が待たれます。


スーツケースを選ぶ際に考えたい「保証」か「リペア」かの選択について

すぐに買うわけではないのですが、今ある車輪の付いたスーツケースは布製のソフトタイプなので、今後は悪天候に強く、旅行だけでなく徒歩・バス・電車でのお出掛けにも便利に使えそうな道を転がして移動できるスーツケースについて色々調べているところです。

ネットで調べるには動画を見るのが簡単なのですが、これはテレビと同じで時間の制約があるため、自分が思っている疑問を動画だけでは解決できないという点もあります。

もちろん、YouTubeで発信している人はコメントを出せばそれに丁寧に答えてくれるということもあるので、こうした動画だけを見て参考にする事も悪くありませんが、ネットの情報はそれだけではないので、やはり文字による情報というのも合わせて見ていくことで、色々考えさせられることがありました。

ハードタイプのスーツケースは、プラスチック・ポリカーボネイト・アルミという材質によって価格は違ってきます。私自身は海外に行くというよりも、国内のLCCを使って移動する場合に機内持ち込みサイズのものを物色しているので、海外で荷物を預けた場合のぞんざいにスーツケースを扱われて壊れるリスクについてはそこまで考慮してはいないものの、やはり長く使えば壊れるリスクがあります。

スーツケースを調べていて、保証期間が長いものから「生涯保証」をうたう製品もあることを知りましたが、安いものは1万円以下でも買えるものがある一方で、複数年から10年の保証から生涯保証になるとLCC用の小さいものでも10万円以上の価格になっています。

致命的な故障をしたら粗大ごみになり買い換えになるので、それなら高いお金を払って生涯保証のメーカーのものを買うという選択もありますが、私の場合はその生涯保証で対応できる故障になるのか? という点について疑問に思い調べたところ、改めて難しい保証の内容について知りました。

どんな製品も、取扱説明書に沿って正しい使い方をしていて壊れたものについては、メーカー保証の範囲になることは理解できます。しかし、海外の空港でスーツケースを投げられて破損した場合、それ専用の保証を用意しているメーカーと、そうでないメーカーがあります。破損に対しての責任がどこにあるかを考えれば、この場合はぞんざいな扱いをした航空会社に補償してもらうケースだと思うので、その場合には専用の保証のあるメーカーのものを購入するか、いわゆる「身の回り品」に対する損害補償がされる海外旅行保険を使うことで、そちらの方面から解決できるということになれば、メーカー保証を目当てに購入すること自体がどうなのか? という風に思えてきます。

そして、実は私が一番心配するスーツケースについてのトラブルが、メーカー保証および海外旅行保険(ないしは身の回り品に対する保険)の対象外になるであろうケースで、実はスーツケースのトラブルでは一番多いのではないかという「キャスター」についてどう考えるかということです。

キャスターは使えば使うほど消耗します。いわば自動車のタイヤのようなものなのですが、実は一般的な自動車保険の車両保険においても、タイヤ単体のトラブルについてはカバーされていません。よくあるケースが、悪意を持った犯罪者が、千枚通しなどで愉快犯的にタイヤを差して走行不能にするというトラブルがありますが、この場合は車の所有者に何も責任がなくても、タイヤ自体が走行することで摩耗していくことから、保険の対象外になってしまうのです。

スーツケースのキャスターについても同じ事なので、実際にキャスターが壊れてしまったら、そのまま粗大ゴミにするか、キャスターの修理を依頼するかということになると思うのですが、この点についてスーツケースの販売ページをネットで検索して見ていると気付くことがあります。ネット上にはメーカーによってはキャスターを交換するための部品としてキャスターだけが売られている場合もあります。さらに調べていくと、キャスター修理を業者に依頼しないで自分で交換する方法について解説されたページもあります。

国内のメーカーでこうした部品も販売している大手の製品の中から選ぶことで、旅行の時だけでなく、ちょっとした買い物にも気軽に持っていって、日々の生活の中でも活用し、長く使うことができるなら、最安の1万円以下のものを購入するよりもメリットは高いのではないかと思えます。

今後、実際に色々な交通手段を使って旅に出ながら、今の装備に足りないところをカバーしてくれるスーツケースについても長く使えることを条件に探していきたいと思っています。


夏に向けてクーラーボックスを冷蔵庫代わりに使うための温度管理について考える

ここのところ急に寒くなったり暖かくなったりする天気が続きますが、そんな中でも桜は満開になっているので、今後は良い天気になれば気温も上がってくることになるでしょう。冬の時期に購入して現在も自宅でサブ冷蔵庫のように使っている六面真空パネルのクーラーボックスがいよいよ本格的に活躍する季節が近づいてきました。

現在、40Lのクーラーボックスに、6℃以下になると固まる「冷気まもるくん」という特殊な保冷剤を4個入れっ放しにして、500gのハード型の保冷剤6個をローテーションして使っているのですが、最近ちょっとこまめに保冷剤をローテーションできなかったことが原因で、うまくクーラーボックス内の温度が下がらなくなっているのです。

購入当初にレポートした時には、クーラーボックス内に入れた温度計で、室温が5℃を超えるぎりぎりくらいの状態で保冷剤を交換していました。その時の保冷剤の状態はまだ凍っていて(0℃で凍るスタンダードな青い保冷剤です)、それをミニ冷蔵庫でさらに冷やした保冷剤と交換すれば、最大48時間くらいの保冷効果がありました。さすがにすごい保冷効果だと思ったのですが、先日ちょっと出掛ける用事が続いて保冷剤の交換を忘れてしまいました。

室温が上がり、最終的には8℃を超えてしまったのですが、そうなるとなかなかクーラーボックスの室温が下がらず、6℃近辺をいったりきたりするようになってしまいました。これは、ローテーションする保冷剤を頑なにミニ冷蔵庫で固まらせているからということになるのですが、いったん温度が上がってしまって中味が溶けてしまった保冷剤を完全に凍らすにはミニ冷蔵庫では時間がかかってしまうようです。そうなると、改めて電気が完全に止まってしまい、ポータブル電源でミニ冷蔵庫を動かし、クーラーボックスを冷蔵庫代わりに使う場合には細心の注意が必要になってくるのではないかと思います。

基本的にはクーラーボックスの室温を5℃以下に保ち、5℃を超えないうちに新しい保冷剤と交換するようなローテーションを組むようにしないと、まだ完全に固まらない保冷剤を短時間で交換することを繰り返すような状況になってしまいます。

今回は、自宅のメインの冷蔵庫の冷凍庫で保冷剤を急速冷凍させることでこの問題を解決しましたが、実際に停電が続いてしまったり、車中泊やキャンプ泊の状況で頼りになるのは車のシガーソケットやポータブル電源に繋いだミニ冷蔵庫だけになってしまうので、室温のモニターはこまめに行なうことが大切だとしみじみ思います。

逆に考えると、昔氷で保冷する冷蔵庫を使っていた時代には、ドアを開けなくても温度を見ることのできる温度計もないですし、心配で外出もままならないような状況であっただろうと思います。私と同じように、大型のクーラーボックスを家の冷蔵庫とは別に使いたいと思っている方は、ちょっと目を離すと元に戻すのが大変になることもありますので、十分注意しましょう。


スーパーと比べて高いものの格安で利用期間を伸ばすならCoke ON170円トッピング

自動販売機で飲み物を買う場合、値上がりの影響というものを実感しています。一般的なペットボトル飲料(500ml)の場合、一本160円という事になって普通に買うならコンビニで安い飲料を購入した方が安くなりますし、スーパーで普通に販売している価格ともかなりの開きがあります。

常に自販機で飲み物を買う生活というのはかなり贅沢になったという感じもありますが、日常生活以外においては、飲み物を手に入れるには自販機しか選択肢がない場合もあります。ということで、今回povo2.0で期間限定のトッピングとして出てきたコカ・コーラグループの自販機であるCoke ONで使えるドリンクチケット1枚と、24時間利用可能な0.3GBという高速クーポンの付いたトッピングが170円で提供されているというのは、覚えておいた方が良いでしょう。GW終了までの2024年5月6日まで利用可能になっているので、GWに旅行に出掛けて、コンビニのない場所でたまたまCoke ONの自販機を見付けた場合には、私も利用する可能性はあると思います。

利用時に注意したいのは、自販機利用のための「ドリンクチケット」という形で提供されるので、できれば160円以上の製品で利用したいところです。コーヒーの小型缶や、水などの場合、コーラ系の飲料と比べると安上りになっているので、現金を出したり電子マネーで買った方が安上がりになる可能性が高いです。

もちろん、一回のトッピングは安くなっているので、ずっとトッピングをしていない場合に使うのは十分有りだと思います。自販機の中には、170円より高い飲料もありますので、普段は飲まないが興味がある飲み物をチョイスして使っても良いでしょう。

そして、Coke ONのドリンクチケットはすぐに使わなくても良く、取得時から90日間の余裕がありますので、先にドリンク代を払っておいて、暑くて本当にすぐに水分補給したいような場合にドリンクチケットを残しておくという選択も有りかも知れません。

Coke ONについては専用アプリをインストールすることも利用の条件となります。そして、日頃歩く歩数が貯まることで、ドリンクチケットを獲得することもできますので、こうしたイベントをうまく活用することでいつでも使えるドリンクチケットを増やすというのは良いと思います。

また、Coke ONについては各種電子マネーも使えるので、ポイ活をして貯めたポイントで購入し、購入した際や、定期的に行なわれるイベントに参加することによって付くスタンプを集めてドリンクチケットをゲットすることもできます。その手法はなかなか奥が深いので、ドリンクチケットをゲットしてCoke ON自販機で購入することは、最初に書いたコンビニやスーパーとの価格差を埋められる可能性もあるので、今まで知らなかった方も今回のキャンペーンを利用して試してみるのも良いのではないでしょうか。


デジタルアーカイブを残しておくことを強みを改めて感じる出来事があった

昨日、親戚の結婚式に出席していました。式と披露宴に参加したのですが、今の時代はパソコン一台で昔の写真をビデオに加工したり、スピーチの内容に字幕を付けたり色々自分たちでできてしまうので、以前はそうした専門的なことはプロに任せるしかなかったものが、コストカットという面でも、自分の見せたいものを自分で作ることができるということでも、便利になったものだと思います。ただ、今回の話は違う観点から画像や動画のアーカイブについて書いてみようと思います。

結婚式のビデオに出てくる素材は、その家にあるアルバムやビデオなどを使って作るものですが、今回式の主役である本人を私がはるか昔に撮影したデジカメ動画があることを思い出しました。時代がわかってしまっていやですが、撮影した動画を撮ったデジカメはもうとうにどこかに処分してしまって無いですが、撮った動画は昔、CD-Rに焼いていたことを思い出しました。

現在使っているノートパソコンは、どれもディスクが読めるようなドライブが付いていないのですが、以前テレビ番組の移動をさせるために購入したポータブルタイプのブルーレイドライブがあったので、それをモバイルパソコンに接続したら、何とかディスクの内容を読み込むことができ、内容をパソコン上で確認することができました。

今使っているパソコンではChromeの機能拡長でLINEのトークをパソコン上から送受信することができます。そこで、いったんパソコン上に取り込んだ動画ファイルをLINEを通して本人に送って見てもらうことができたのです。

まさか、動画を撮った時には、この動画がこのように本人の元に行くことになるとは思いませんでした。動画を撮ったのはまだクラウドが出てくる前でしたから、今回初めてその動画を本人およびその家族に見てもらえたことになります。

デジタル化したファイルというのは、こうしてインターネットを利用することで簡単に共有することができます。ファイルは自動的に時系列で並び替えることができるので、クラウドにアップロードしている部分はさらに簡単にピックアップすることができます。

今回のデータは、さすがに家族でも撮っていない時期にたまたま私が一緒に外出していた時に撮った動画だったので、こうしたおめでたい時に、日の目を見ることができて個人的には良かったと思います。と同時に、まだスマホが一般化する前に写真をアナログではなくデジタルで記録を取っておいて良かったと思います。これからスマホで撮った写真や動画を保存しておこうと思っている方は、クラウドの場合は長い期間のうちには引っ越すこともあるかも知れませんので、フラッシュメモリーにどんどん放り込むだけでも良いと思います。その際、一杯になったメモリに記録した時期だけでも書き込んでおけば、後で検索する場合に楽になります。

ふと軽い気持ちで撮ったものが、後から思わぬことで必要になることもあると思うので、あらゆる記録はないがしろにせず、まとめておくことを今回はおすすめしておきたいと思います。