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てら について

主に普通の車(現在はホンダフィット)で、車中泊をしながら気ままな旅をするのが好きで、車中泊のブログを開設しました。車で出掛ける中で、モバイルのインターネット通信や防災用としても使える様々なグッズがたまってきたので、そうしたノウハウを公開しながら、自分への備忘録がわりにブログを書いています。

8インチタブレットを買うならジャイロセンサーが付いた「Alphawolf APad1」で決まりか?

先日購入したばかりのFPad5(私が購入したのはフラッシュメモリが倍のProですが)にバージョンアップ版のAlphawolf APad1が発表され、アマゾンで販売中です。定価は税込29,999円ですが、1万円のクーポンが付いているので、19,999円で今なら購入できます。

フラッシュメモリの容量は128GBで、新たに六軸ジャイロセンサーが付いたので、対応するゲームを楽しんだり、本格的にカーナビとして使う方には良いでしょう。何より今のところ全部入りという感じで、結果的にはやってしまった(もう少し登場を待っておけば)という感じではあるのですが、こういうことはよくあることなので、私が書いた過去のFPad5のレビューを見た方は、APad1の購入を考えるのが良いだろうと思います。

それにしても、これだけ早くライバルメーカーとの対抗措置を繰り出して来られると、本当に新しい製品の買い時がわからなくなってしまいます。つらつら考えてみるに、もし私が今まで買い控えをしていたとしたら、もしかしたらタブレット自体を買わずに過ごしている可能性もあるので、まあ買い時を誤ったことにはくよくよせずに、今のFpad5 Proを使いたおそうと思います。

新たなFPad1でも、モバイル通信は4Gのみで5Gには対応していません。今後の事を考えると、LTEで使いたおしながら今後は5Gに対応する全部入りのタブレットが安く買えるまで待つというのが良いと思います。その頃には今よりも5Gが一般的になっており、通信会社のプラン頼みというところもありますが、さらに早く安定した状況でタブレットを使えるというだけでなく、テザリングを利用することで他のモバイル機器と合わせて使えることが考えられるからです。

さらに、もう一つ次のタブレット(スマホ含む)購入にあたって考えたいことは、次に出てくるAndroid15で実装されると言われている、携帯端末自体で直接通信衛星とのやり取りができるようになる機能がどうなるか? ということですね。FPad5もAPad1もAndroid14で、恐らくアップデートは無いと思うので、こうした機能を使うためにはどちらにしても端末の買い替えが必要になることには変わりありません。

まずは、次にスマホを購入する場合には衛星通信可能なモデルを持っておきたいですし、その機能が使えるということになったら、電話のできるタブレットでも使えるようにしておきたいと思っています。その時には今と同じような状況で色んなモデルが出てくるのか、それとも8インチタブレット自体の人気度が変わってしまって新製品が出て来なくなるのかはわかりませんが、新しいものを買うまでは今の製品で十分使えることだけは確かです。ジャイロセンサーについてはあった方が嬉しいとは思うのですが、さすがに車載して8インチタブレットをカーナビだけに使うというのは勿体なく、お出掛けの際のカーナビはジャイロセンサー付きのスマホで行なっているので、その利用に問題はありません。

逆に言うと、次に購入するスマホ・タブレットについての明確な購入基準がはっきりしたということはあります。衛星対応というのは新しい技術なのでまだどんな製品が出るのかわかりませんが、国内だけでも通常の電波が入りにくいエリアはあるわけですし、その問題を解決できる可能性を秘めた製品が出るまで今の機材でつないでいこうと思っています。ただ、これからタブレットを買いたい方にとっては新製品は魅力的で、価格も安いので、個人的には強烈にオススメしたいですね。


警戒情報が出ているうちは天候が回復していても用が無ければ外出をすべきでないと感じた件について

昨日は東海道新幹線が終日計画運休になるくらいの台風が影響する雨に注意をすべき一日でした。ただ、その日は早朝から多少の雨は降ったものの、お昼になるに従って日が差してくるような天気でした。自宅に籠もっている私としても、「こんな状況で本当に台風がやってきているのか?」という天気ではありました。

ただ、静岡で晴れ間がのぞいている時間には岐阜県を中心に大雨になっていて、ネットやテレビのニュースで雨雲の動きを見ていると、いったん天気が持ち直してもまた降ってくるだろうと思ったら本当に降ってきました。そんな感じで自宅から出ないで過ごしながら地元のテレビ局が放送する台風情報を見ていたのですが、そこで衝撃的なニュースを目にしてしまったのです。

私の住む静岡市では、生活に密着し河川敷には多くの人が集まってスポーツ(主に野球など)を楽しんでいるのが「安倍川餅」という名前に聞き覚えがあるかと思いますが、静岡市中心部の西を流れる「安倍川」です。大雨の場合、水位が上がるとかなり危険なこともありますが、その時には警戒水位を超えたというような話はなく、水位は上がっているにしても、堤防が決壊するとかそんな情報もありませんでした。

その安倍川(流されたのは安倍川水系の大門川という支流)で、男性が安倍川に流されているという通報があり、消防により60代くらいの男性が救助されたものの心肺停止の状態であるというニュースが入ってきました。ニュースソース自体はまだそこまで詳しく確認していないのですが、男性が安倍川の支流から安倍川に流されて救助されたのはテレビニュースで速報として流れてきたので間違いはないと思います。

これはあくまでも自分の推測ではありますが、警戒情報が継続しているとは言え、晴れ間の出た天気に外出し、家の近くの小さな川の近くまで様子を見に行ったのではないかと思われます。たとえ晴れていても過去に降った雨が多く支流にも流れているので、何かの表紙にバランスを崩して川に入ってしまって、あっという間に流されてしまったという風に考えることができます。

恐らく時間的には晴れ間がのぞくくらい天気が良い中で起こった出来事ではないかと思うので、たとえ拍子抜けするような警戒情報発令中の状況であっても、むやみに外出しないで川に近づかないことの大切さということをひしひしと感じた次第です。

すでに台風が過ぎてしまい、警報が全て解除されたところなら良いとは思いますが、今後まだまだ国内の多くの地方で大雨に関する警報や避難勧告が出てくるのではないかと思います。そんな時にはむやみに外出したり、水路や川の様子を見に行ったりすることで命の危険にさらされるかも知れませんので、ここは改めて皆さんにも注意喚起をさせていただきたいと思います。まずは全ての警報が解除されるまで、十分に注意をしてお過ごし下さい。


パソコンやスマホにNHKプラス・TVerアプリやサイトブックマークをしていない方は早めの登録を

日本全国で長い雨や風の被害が起きてしまっています。状況は変わっていきますが、直接の被害に遭遇しなくても、日本各地ではかなり長い時間にわたって停電が続いている地域があるということが気になりました。

もし大雨の中停電した場合、多くの方は明かりの準備くらいはされているとは思うのですが、部屋が多少明るくなっても、今後どうなるのか、そして家回りはどのような被害が起きているのかなど、情報を得られない中で過ごさなくてはならなくなります。

そのために、乾電池や手回し発電でも比較的長い時間利用することができるラジオの常備が勧められるわけですが、私たちは普段からラジオで伝えられる情報について慣れがなく、日々刻々と変わる状況を伝え続けてくれるテレビの情報というものは、台風に対する備えとしては必要ではないかと思うわけです。

ただ、停電になってしまうとテレビは付きません。テレビを停電の中で付けるためには、別にポータブル電源などを用意してテレビにつなぐことになるのですが、テレビの消費電力にもよりますが、そう長い時間テレビを見続けることは難しいという事はあると思います。

ということで、個人的におすすめしたいのは、停電になっても予備電源で基地局が動いている限りは利用可能なモバイル回線(携帯電話会社の回線)を利用して、インターネットで同時配信されるテレビをリアルタイムで見られるような仕組みがあります。主なものでは、

・「NHK+」登録しなくてもNHK総合とEテレの同時配信を提供。受信契約者がログインすると、過去の放送の見のがし配信が利用できる。

・「TVer」民間放送の見逃し配信中心のサイトだが、通常時でも夜のゴールデンタイムに限って同時配信している

・「AbemaTV」テレビ朝日系のインターネット放送でニュース専門チャンネルあり

こんなものが、スマホでインターネットが利用できれば、テレビとの同時配信が見られます。ただ、こうしたことを知らなければそれまでですし、知っていても何の準備もしていなければアプリのインストールをしたり、どのサイトで情報提供しているのかを停電が起こってから探さなければならなくなります。

というわけで、このブログではせめて挙げさせていただいた3つのアプリ(スマホ)やサイト(パソコン)については、いつでも呼び出せるように準備をしておき、必要に応じて会員登録をしておくことをおすすめします。テレビが普通にあるご家庭では、ほぼ例外なくNHKの受信契約はされていると思います。最初に挙げた「NHK+」は、受信契約者が登録をすると、過去のニュースなどの見逃し配信を受けることができるので、リアルタイムで見のがした場合にも役立ちます。

天気の情報だけなら、YouTubeの「ウェザーニュース」のチャンネルでは、ライブ配信で全国の天気情報・台風情報を流していますので、こうしたサイトもお気に入り登録して、いざという時にはすぐに見られるように準備しておくことで、真夜中に具体的な情報を得続けることができるようになります。

ただ、ネットで動画を流し続けられるのかという問題は出てくるでしょう。当然、ずっと配信を流し続けるためにはスマホの高速通信容量が必要になりますし、スマホ自体の電池の減りも気になります。

そういう時に備えるためには、モバイルバッテリーの準備はもちろんですが、いざという時に無制限で利用できる回線を用意しておくのも手です。例えばpovo2.0のデータSIMだけを契約しておいて(ほとんど維持費用を掛けずに回線を維持できます)、いざという時には24時間無制限のトッピングを使うというような非常用のネット環境を揃えたり、あとはもちろんモバイルバッテリーを複数事前にしておいて、いざという時にはスマホからずっと情報を流し続けられるような環境を作っておくことも必要でしょう。

長く続く停電中でも、明かりと情報が刻々と入ってくれば、その後の対策も立てられるので、多少は不安が和らぐのではないかと思います。モバイルバッテリーや通信回線の見直しなどは今の台風には間に合わないかも知れませんが、今のスマホでも登録すればすぐに使える、テレビとの同時配信を利用可能なアプリやウェブ設定についてはできる限り台風がやってくる前に済ましておきたいものです。


Lenovo IdeaPad D330で何とかLinux Mintの導入に成功したのでその覚え書き

本当は、最初にWindowsOSからLinux Mintを入れようと思ったのが元々Windowsが入った2in1タイプの10インチ画面を持つ、Lenovo IdeaPad D330というモバイルノートパソコンでした。他社のノートパソコンの場合、BIOS画面からBootの順番をUSBメモリーからに変更することで簡単にUSBメモリーから起動することができ、そのままLinux Mintをインストールできました。

これはLenovoのパソコン共通のことなのか、私が使っているIdeaPad D330に限った事なのかわかりませんが、BIOS画面は起動時に「F2(実際は「Fn」キーと「2」の同時押し)」キーを押すことで入れるのですが、どうしても起動ドライブの変更画面にたどり着くことができず、やむなく他のノートパソコンから導入をしていたのです。ただここのところ台風の関係で家にこもっているので、色々調べながら再チャレンジしてみました。

すると、同じようなところでLinuxの導入を試みていた方がネットで質問をしているページを見付け、その解答の一つが私にとってはビンゴでした。「F2」ではなく、「F12(「Fn」キーと「~」キーの同時押し)」をすると、起動ドライブを選べるので、WindowsでなくUSBメモリのボタンをクリックすると、無事にUSBメモリーから起動し、Linux Mintのインストール画面にたどり着きました。

しかし、一難去ってまた一難と言いますか、WindowsからLinux Mintの画面になったところで、画面が横長方向ではなく縦長方向に表示されるようになってしまったのです。縦長画面の場合、タッチパッドを使ってポインターの移動がうまくできなくなるだけでなく、普通のノートパソコンとして使おうとしても、首を曲げて見なければならなくなり、ノートパソコンとしての使い勝手としてはまさしく致命的です。そう思いながら、Linux Mintをインストールしてしまえば後で何とかなるだろうと思ってそのままインストールを進め、無意に導入が完了しても画面の向きは縦方向のままになってしまいました。

この問題については、「設定マネージャー」の中にある「ディスプレイ」から「回転」を「右」にすれば、パスワードを入れて起動してしまえば横画面に戻ります。しかし、最初のパスワード入力画面は相変わらず縦方向のままです。まあ、この画面ではパスワードしか入れないのでそこまで問題はありません。というわけで起動時だけ変な感じになってしまってはいますが、何とかこれで使えるようになりました。

IdeaPad D330はWindows11にアップデートしたらとんでもなく遅くなっただけでなく、記憶容量が64GBしかないので、ついに空き容量が無くなってしまったのですが、Linux MintではOSやアプリなどの使用は多くても30GBくらいなので、かなり余裕を持って使え、動作もかなりきびきびとしているので、これはこれで良いモバイルマシンになったのではないかと思います。

そして、今回IdeaPad D330にあえてLinux Mintを入れようと思ったのは、電源回りのアクセサリーとして専用のACアダプターではなく、汎用のUSBアダプターを利用可能なケーブルが売られているのを見付けたので、これならスマホやタブレットとACアダプターを共通化できると思ったからです。このケーブルは、D330専用でプラク型の金具の反対側はUSB-Cタイプの端子になっています。これにPD出力のあるアダプターを接続すれば、汎用ACアダプターが使えるというわけです。PDによる充電のできるノートパソコンは現在Windowsを入れて使っているChiwiのノートパソコンもそうですが、こちらはLinuxなのでかなり気楽に持って行けます。

これで、WindowsとChromebookだけでなく、ACアダプターを共通化させてLinuxも使えるようになり、しかも導入のコストはケーブル代だけで済んだので、かなり得をしたという感じになっています。この文章もD330にプリインストールされたテキストエディタで書いているのですが、全く問題なく使えているので、状況に応じて持ち出すノートパソコンを使い分けることもできそうで、今後が楽しみになってきました。

外でのインターネットもAndroidタブレットからのBluetoothテザリングが使えますので、わざわざWindwosノートを持ち出したくない場合には結構便利に使えそうです。Linux Mintにプリインストールされているソフトの中にはテレビの見られるHypnoticというものがあります。多少遅延することもありますが、国内のテレビを登録なしでネットから直接見ることができるので、気楽に外に持ち出せるモバイルノートに導入する意味はそれなりにあるのではないかと思います。

今後も、途中で導入を諦めたノートパソコンに何とかLinux Mintを導入できないか色々試しながら、古いパソコンの再利用について考えていきたいと思っています。


無駄に購入したとは言わせない? 台風の前こそ「モバイルバッテリー充電祭り」はいかが?

2024上の台風10号は、歩いているのか自転車なのかわからないくらいの速さで日本列島に近づいています。私の住む静岡では、連日災害避難指示が出るくらいの大雨と雷で、スマホから大音量での警告音が鳴り響くようなありさまですが、まだ台風は全く近づいていません。こんな地方は国内でも多いはずです。

進路情報は最新のものを入手することをおすすめしますが、状況によっては九州に上陸した後で本州に沿って進み、北海道に向かうという、まさに日本全国に影響を与えるような台風になってしまうかも知れません。

恐らく、台風自体がやってくるまでにまだ時間がある中で何を準備すべきかということを考えている方も少なくないと思います。私は昨日、部屋をガサガサとさせて、安いからとつい買ってしまったモバイルバッテリーの数々を引っぱり出してきました。充電端子がMicro-Bという古いものから、USB-Cが使えるものまで様々ですが、大体容量が10.000mAhくらいのものを安いからと買い続けてしまっていました。改めて写真に撮ってみましたが、よくもまあ同じようなものを買い続けたものだと自分に呆れています。

最近購入したものはノートパソコンにも充電できるような高出力を誇りますが、他のものについてはスマホやタブレットを充電するくらいのものですが、これだけ数があると全てを充電したらスマホやタブレットだけだったらかなり長期間使い続けられるのでは? と思いました。また、電力食いのプラズマテレビをできるだけ使わないようにするために購入したモバイルモニターもあるのですが、これは電源にモバイルバッテリーをつなぎ、同じようにAmazon FireStick TVと一緒に給電すれば、ノートパソコンよりも省電力で動画コンテンツを単体で見られるだけでなく、リモコンで操作もできるようになります。
ということは、このような小さなモバイルバッテリーであっても数がそれなりに揃えば、スマホの電源に関してはほとんど心配がいらなくなり、なおかつテレビ代わりのモバイルモニターを停電しても見続けながらネット同時配信の台風関連ニュースを見続けるような事もできるというわけです。

もちろん、これでUSB充電でのエネループを充電することもできるようになりますので、乾電池式のランタンや懐中電灯、ヘッドライトの電池が切れてもポータブル電源は外の事に使いながらモバイルバッテリーで気楽に充電ができるようになります。

写真のモバイルバッテリーはおおむね2千円以内で、ものによってはセールで千円そこそこで手に入れたものもあります。基本的にスマホ充電にしか使えないと思いがちですが、最近はUSB充電をするタイプのライトや扇風機などもありますので、地道にバッテリーを集めていると、時間とともに必ずやってくる台風対策としては、それほど悪い事ではないと思えてきました。

私のように、つい安くて面白そうなモバイルバッテリーを買わずにおけない方々は、ぜひこういった機会を利用して普段使わないにしてもいざという時に役立つアピールを家族に対してしてみるのも良いかも知れません。ただ、充電した後でちゃんとまとめてしまっておかないと、いざという時に役立ちませんので、今回を機に私もモバイルバッテリーはちゃんとまとめて保管するようにしたいと思います。


ネットフリマの楽しさと難しさを感じた「値下交渉」についてあなたは利用しますか?

最近、ちょとした電子小物を中心にネット通販でまともに買うのが馬鹿らしいと思った時には、オークションよりもフリマを利用しています。ここのところは、8インチタブレットを購入したこともあり、タブレットを便利に使うことのできそうな小物類を物色しているのですが、今のところ大外れな品物に当たったことはありません。ラッキーと言えばラッキーなのかも知れませんが、元々購入金額がそれほど高くないものなので、騙されても自分の中で納得するくらいの価格のものに絞って購入するようにしています。

たまたま先日、タブレットと合わせて使ってみたいと思ったものを調べていたら、新品では以前より値上りして5千円くらいするものが、フリマでは2千円を切って、そこまで使い込んでいなさそうなものが出品されていました。品物の内容ととともに、事前コメントがあったことがわかったのですが、そこで私と同じように同じ商品に注目をしたと思しき人からのコメントが有りましたが、それは具体的な金額を述べた値引き交渉の様子でした(そのサイトでは公式に値引交渉することは許されています)。

恐らくその出品者は、最初は2千円を超える価格で出していたと思われるのですが、ある人物の二千円弱(ここには具体的な数字が入っていた)に下げられませんか? というコメントに応ずる形で品物が値下げされていたのが私が見た時のだいたい半日くらい前のコメントとして残っていました。普通なら、相手が自分の申し出に応じて値下げをしてくれたら、すぐに購入するのが普通の流れなのでは? と思うのですが、まさかの放置で私が見た時には同じ商品の最安値(他の出品者の状況によって最安値の金額は当然変わってきます)になっていました。

私は、その商品をAmazonで見ていたのですが、そこには中古品の出品もあって、Amazonの中古だとだいたい三千円くらいだったので、フリマの方が商品に不安はあるものの、二千円弱くらいだったらもし動かなくても諦めが付くかと思ってそのまま私が注文を決定して取引完了ということになりました。

それにしても、昔のパソコンに有線でしかインターネットができなかった時代ならまだしも、相手から自分の言い値まで値下げをしてくれたことは、スマホでちょっとした時間に商品ページを見ればわかっていると思うのに、値下げ交渉だけして放流というのは、ちょっと私には解せません。たまたま同じ商品を狙っていて、自分でお願いした金額より安く出品している人が見付かったので、そちらに乗り換えたのかぐらいしか思い付かないのですが、それはちょっと、自分が出品者だったら気分が悪くなると思います。

出品者の方は、いわゆるフリマ初心者ではないくらいの評価を持っていたので、それまで販売されている相場を見ながら二千円弱でも良いだろうと思い、すぐ現金化したいと思って値下げに応じたのだろうと思います。ネットでの取引は相手の顔が見えませんが、私自身がやり取りをする場合には、極力値下げ交渉はしないで、その時に自分で出せる金額であれば買うという形でやっているので、今回の購入はたまたま値下交渉の直後に当たってしまったという感じでした。

今回の場合、もしかしたらコメントを付けて値下げ交渉に成功した人が買うつもりで準備している矢先に、私がさっと奪っていったというような感じにも思っているのかも知れませんが、そうだとしたら出品者の方は値下げ交渉に応じて失敗したと思っているかも知れません。ただ、こちらとしてはあくまで価格と中古としての状態を写真と説明文だけで判断するので、あまり高く買えないので、出せる価格の範囲内で購入したというのが実際のところです。

ネットフリマの場合は価格はオークションのように上がっていくものではないので、私が出品して値下げをするなら、ずっと売れないような場合に人から言われたのではなく、自分の意志で値下げをするといった形の方が後々スッキリするのではないかと思います。実際のところ、私のように買う方は、いわゆる中古ショップよりも安く買えれば嬉しいと思って自分に必要なものを探している人もそれなりにいると思うので、出品するものの現状での中古価格をじっくり調査して、売れてこのくらい貰えればという金額を出したらしばらくは同じ価格で粘ってみるのも良いと思います。どうしてもすぐに欲しければ、私なら多少微妙な金額であっても購入へ進む可能性は高いです。

ただ、こんな事を書いても実際に届いた品が良いものではなかった場合には、やはりそういった状況があったので値下げに応じたんだなと、ちょっと落ち込むかも知れませんね。ネットでの個人取引というのは本当に難しいですが、まだ色々と掘り出し物に会える可能性は高いと思います。興味のある方は、まずは自らの懐が傷まないくらいの小物の購入から始めてみるのはいかがでしょうか。


8インチタブレットと一緒に揃えることでモバイル環境が劇的に変わるものがある?

早速、購入したFPad5をいろいろいじっているのですが、今回持ち運びしやすい8インチタブレットを手に入れたことで、最低限の外出時の作業環境を作る方向で家にあるものを使って色々工夫してみました。

自宅にあるものでは、やはりタブレット用のスタンドがあるとないとでは違います。動画を見る時に手で持たなくても済むだけでなく、作業時にタブレット自体が安定します。そして、私の作業といったら、やはりブログを書くことです。

そこで、用意したのは現在手に入らないもので恐縮ですが、かつて任天堂のDS用に販売されていたタイピング練習用のソフトに付いてきた「ポケモンキーボード」です。写真にあるものですが、タブレットを立てているスタンドもポケモンキーボードと一緒に付いてきたもので、実用性はかなり高くて気に入っているものの、最近はノートパソコンを使うことが多くなったので、なかなか使わずにいたものです。

電源は単三乾電池2本で、現在はエネループを利用して使っているので、ほぼ電源の心配はありません。ペアリングは「Fn」キーを押して起動することで、タブレットからNintendo Keyboadという機種名が表示されるようになるので、あとは画面に出た数字をキーボードからタイピングすることでペアリングが完了します。

これで、タブレットにエディターを入れれば文字入力マシンとなるわけですが、Androidの場合、キー入力での日本語入力はローマ字に基本なるので、できればいつも慣れ親しんでいるGoogle日本語入力に入れてある入力方式を使いたいので、もうひと工夫しました。

といっても、Google Playで提供されているChormeのリモートデスクトップアプリを入れるだけです。

これは、ChromebookでもLinux Mintでも同じことをしているので、全く問題なくアプリをインストールして、接続までできました。ただ、つながっても最初にワイヤレスキーボードを認識しなかったので、設定変更が必要になります。

「画面での入力」という項目にチェックを入れるとワイヤレスキーボードを認識してキーボードからWindowsを操作できるようになります。ただ、タブレットの画面が消えた場合、同じ画面を表示しても私の場合はキーボードが使えなくなってしまっていました。その場合は、再度設定画面から「画面での入力」のチェックをいったん外し、改めてチェックすることによってキーボードとの接続が復活しました。この辺はワイヤレスの宿命なのか私のやり方が悪いのかわかりませんが、とにかく使えるのは良いことです。こうなってくると、私の中で一つの思い出というものがわきあがってきます。

過去に一斉を風靡したモバイルマシンの中で、NTTドコモが売りだした「シグマリオン」シリーズというものがありましたが、この中の「シグマリオン3」というモバイル端末がWindowsとのリモートデスクトップ機能をサポートしていて、外から自宅のWindowsPCの画面を出先からでも利用することができたのです。サイズ的にも今のタブレットはシグマリオン3くらいの大きさだったため、ノートパソコンでないモバイル端末でもWindowsとリモート接続すれば外でできることがかなり多くなることを実感したのでした。

ただ当時はモバイル回線で無制限にはできなかったので、安定した公衆WiFiのあるところで使うことが必要でしたし、外出先から自宅のパソコンを起動させるWake on lanの設定が厄介でした。うまく行く時もあれば、うまく起動しない時もあり、一時は物理的スイッチをリモートコントロールしてパソコンの電源を外出先から入れることも考えたのですが、現在はAmazonのAlexaに「パソコンを付けて」と呼び掛けたりアプリから文字入力することにより、自宅のパソコンが安定して基動するようになっているので、相当楽にリモートデスクトップを使えるようになりました。

ネットにつながっていないと使えないというディメリットはありますが、これなら小さめのChromebookを持ち出すよりも8インチタブレットとミニキーボードとの組み合わせの方が私は便利だと思います。

もちろん、自宅が停電していたり、自宅自体が災害を受けているような場合には使えませんが、それでも写真の組み合わせは常に持ち出して動けるくらい小さいものですし、昔のシグマリオン3のキーボードと比べると、ワイヤレスのキーボードは千差万別で色々な特色を持ったものを選ぶことができるので、打ち心地重視か、携帯性重視かによっては違ってきますが、自分の好きなものでそろえる事ができる分、かなり魅力的ではないでしょうか。

小型のWindowsOSの入ったノートパソコンは、それはそれで持っていると便利なのですが、日常的に持ち歩くと故障も心配ですので、今後ちょっとしたお出掛けであればこれで済ませてしまうこともできるのではないかと思っています。現在タブレットを単体で使われている方は、ワイヤレスキーボードでのリモートデスクトップ使用をぜひお試し下さい。


HEADWOLF Fpad5 proでテザリングを利用して外出時のモバイルステーションに

先日少し書きましたが、8インチの電話・SMSができるタブレットを購入することを視野に色々と調べていく中で、私の使い方に合ったものということで、HEADWOLF Fpad5 proを購入しました。

写真のように、iPadminiも十分入る8インチタイプのタブレットがすっぽり入るケースも同時購入し、外に持ち出す気が満々です。proは本体のフラッシュメモリが通常タイプのものより倍の256GBの容量があるので、アプリというより動画や電子書籍のデータを色々と詰め込んでも使えますし、今後長く使い続けていく中でメモリに関する心配がないということで、多少高くてもこちらの方にしました。

本体動作はかなりスムーズに動き、ゲームをやらない自分からすると不満点はありません。通話機能とともにGPSも付いているため、車に設置すれば本格的なカーナビとして使えるだけでなく、車内で音楽や動画を単体で見られる環境が作れることが嬉しいですね。

本体には特にショップ系のアプリを入れ、スマホと共用できるものはできるだけタブレットの方で表示して使おうかと思っています。アプリを一台にしかインストールできないものや、おサイフケータイのサービスを使うものについては入れても意味がありませんが、それ以外のバーコードやQRコードを表示させるタイプのものなら普通に入れても大丈夫でした。

あと、このタブレットは指紋認証は付きませんが顔認証を使って起動させることができます。カメラに見えるように顔をかざせばロックが解除させるのは何気に便利なので、私も登録して使っています。再起動した場合にはPINの入力が必要にはなるものの、ちょっと目を離したスキに画面が消えてしまった場合、何もせずにロック解除ができるのは便利でした。

画面保護用のシートは最初から貼ってあるので、私はそれで十分だったのでそのまま使っています。ケースはどうするかわかりませんが、タブレットスタンドをケースに入れてケーブルと一緒に持ち歩いていますので、これはこれで良いのかなと思います。

あと、これは私の使い方に関することですが、今まではモバイルルーターに入れていたので、使い方というのは使う時に電源を入れるだけでパソコンを含む他の端末で使っていたのですが、SIMカードをタブレットの方に入れ替えたので、外でタブレットだけでなくパソコンも使いたいという場合にはどうするかということを考えた時、私の場合は昼と夜とでテザリングのやり方を変えようと思っています。

現在、mineoの深夜フリーというサービスを毎月使えるように平日昼の利用をそこそこ抑えているのですが、夜11時から朝7時までは速度に制限なく利用が可能になっています。その場合のテザリングは当然ながらWiFiによるテザリングを使います。ただ、電源を取れない電車での移動中など、タブレットの電源消費を抑えたいという事もあります。そこで利用しようと思ったのが、このタブレットではできるようになっている「Bluetoothテザリング」でした。

今のところ、朝7時から夜11時まではパケット放題Plusを使っても最大1.5Mbpsくらいの中速しか利用できないのですが、Bluetoothテザリングを利用した場合、利用する際の省エネ化には貢献するものの、スピードが数Mbpsで頭打ちになるというのが、高速通信でテザリングをする場合には悩んでしまうところです。

しかし、最大1.5Mbpsからのテザリングであれば、それほど影響は出ないと思います。基本的に使うのはタブレットとノートパソコンを接続して使うことが多いと思います。持ち歩くためのノートパソコンはWindows11だけでなく最近導入したLinux Mintが入ったノートパソコンもあります。Windowsの入ったパソコンでは問題なくBluetoothテザリングができることはわかっていたのですが、Linux MintでもタブレットとベアリングをしてBluetoothテザリングをONにした後、ノートパソコンの方の操作からBluetoothによるネット接続は問題なくできました。

これで、今だけではなく今後Linux Mintを使い続けてやろうという気になりました。ただ、スピードテストの数値は1.5Mbpsまでは上がらずやっと1Mbpsくらいで、ちょっともたもたするような感じになることはなると思われます。

念のため、現在利用できている「深夜フリー」でタブレットだと大体30Mbpsくらい出ている状況でもBluetoothテザリングをやってみたのですが、速度は安定してそこそこ出るものの、その最高スピードは1.5Mbpsくらいで頭打ちでした。ただ、昼間の計測は結構不安定で500kbpsくらいに落ちるようなこともありました。だとしたら、タブレットで高速を使っているとどんどんギガを消費してしまう状況でもパソコンにテザリングすれば中速でデータ通信量もセーブしながら使えるというわけで、無制限でない月ごとに決まったギガ容量で利用している場合にも使い方次第で便利なこともあるかなという感じです。高速が必要な場合はWiFiテザリングを使えば良いだけですし、タブレットの電池を節約しつつパソコンを使いたい場合はやり方を覚えておくと便利だと思います。

今回この機種にこだわったのは、ドコモ・au・ソフトバンク・楽天のどの回線でもきちんとプラチナバンドをつかむだけの仕様があったためです。今回の購入を機に、時代の流れには逆行するかもしれませんが、スマホ・タブレット・モバイルルーター・ホームルーターで使い回せるような物理SIMを使って複数のハードで入れ替えていく運用についても考えていきたいと思います。


自宅でのパソコン作業でもノートパソコンを利用した方が作業が滞る可能性が少ない

自宅に注文していた8インチタブレットがやってきました。さっそくmineo(au回線)の「パケット放題Plus」のオプションで最大1.5Mbpsで使えるSIMカードを入れていますが、普通の動画だけでなく自宅に置いてあるテレビチューナーからの映像も、それなりにきれいに再生してくれるだけのパワーはあり、もう外でのネット利用はこれで十分じゃないかと思えるようになりました。

で、そんなタイミングで私の住む地方は不安定な天気になり、夕方になると夕立ちだけではなくかなり雷も光ります。先日は今住んでいるところからかなり近いところに雷が落ちた後に数分間停電が起こったのですが、昨日も急に雷が鳴ったと思ったら一瞬部屋の明かりが落ちてすぐに復旧したのですが、そこで改めて感じたことを、8インチタブレットを紹介する前に書かせていただこうと思います。

その時、モバイルモニターにFireTV Stickを接続し、Linux Mintを入れたノートパソコンで作業をしていました。同じことをChromebookで行なうとインターネットが常にオンラインであることが前提になるのですが、この時にはLinuxに入っているエディターを開いて入力をしていたので、急にモバイルモニターの画面が消えて再起動したのにはびっくりしましたが、作業自体は普通に続けられています。

もしこれが、リモートデスクトップでデスクトップタイプのMiniPCを使っていたら、たった1秒間の停電でも一気にシステムが落ちてしまい、今書いているブログも最初から書き直しということになってしまったかも知れません。そして、さらに困ったことがありました。

というのも、電源が1秒でも落ちると、自宅でのインターネットを利用するためのモデムやWiFiルーターの電源も落ちてしまいます。そうなると、今までつながっていたネットも接続不能な状態がしばらく続いてしまいます。今回も通信機器の点検をしながら再度電源を入れ直したので、今まで通り復旧するまでに結構な時間がかかってしまったのでした。

そういう意味でも、テザリング可能なモバイル回線があれば、光回線がしばらく使えない中でもネットの利用を続けることができますが、それも電源が入っているノートパソコンと一緒に使ってこその事でしょう。

停電がいつ来るかというのは予想できない事ではありますが、ここ数日の不安定な天候を見ていると、ネット上での雨雲の予想や雷の状況などを見ながら、危ないと思った時にはデスクトップは使わないか、ちゃんとした停電対策のバッテリーをつなげて停電があってもいきなり電源が切れないように準備してから利用するようにすべきだろうと思います。

今回のようにたった1秒の停電でもパソコンやインターネットについては、電源が切れてしまっては台無しになってしまうことも考えなければいけないでしょう。天気については、スマホアプリに自分の地域を登録しておけば、雨が降る前にメールで連絡が入り、リンクをクリックすることで雨雲や雷の情報を入手することができます。基本的には遠くでもゴロゴロ鳴ったらデスクトップPCを使っていた時には早急に作業を中止し、ノートパソコンに移行しながらスマホやタブレット、モバイルルーターでのテザリングが行なえるように準備をしておくことの大切さがしみじみわかりました。

今回、そうした天気情報を8インチタブレットで見ましたが、スマホで確認するよりもよりわかりやすく広範囲を見ることができるので、やはりスマホの2台持ちとは違う良さというものがありますね。今回は幸いにして電子機器が壊れることはありませんでしたが、自分の住む建物に雷が落ちてしまったら多くの家電が一気にだめになってしまうことも考えた対策(雷ガードなど)も考えておくことも大事です。


SIMを入れて通話もできる8インチAndroidタブレットを選びで中華タブ2機種をピックアップ

2024年9月からデータ通信用に今までモバイルルーターに入れて使っていたmineoのSIM(au回線)の利用をするにあたり、日常的に外出先でのネット接続を移行したり、いざという場合のネット利用を手軽に行なうためにタブレットの利用を画策しました。タブレットと言っても色々なものがあり、サイズから何を買えば良いのかわからなくなってしまいがちですが、今回は明確な理由で8インチタブレットを選ぶことにしました。

なぜ8インチにこだわるのかというと、このサイズは片手で持てる小ささと、スマホとは明らかに違った画面サイズの大きさがあるので、持ち運んで使うのにはバランスが良く、さらに言うと、このサイズのタブレットには通話機能が付いている機種があるので、もしもの時にはスピーカーホンやイヤホンマイクを接続して持ち運べる固定電話として使えるという事が私にとっては魅力的でした。

そうなると、私が8インチタブレットに求める条件は、まずSIMフリーのモデルであることと、スマホと共通のアクセサリーを使えるものであること、GPS搭載でカーナビとしても使えるものであること、国内全てのキャリアで使えるものであることなどがあります。基本的には大きめのスマートフォンとして普通に使えるものであれば良いということになりますが、果たして予算的にはどのくらいかかるのか、不安な点もあります。

まず、予算の事を考えるにあたり、8インチタブレットの代表的な機種としてiPadminiがあります。現在の6代目は、SIMフリーのセルラーモデルで、64GBが11万くらい、248GBが14万弱という価格となっています。正直とてもこんな値段では買おうと思えないくらいの高級品ですが、Androidの中華タブレットであれば庶民価格で売られているので私にも手が届きます。今回購入を真剣に考えるにあたって、以下の二つのタブレットが候補に上がりました。どちらも8.4インチのもでるで上に挙げた要望はクリアしています。

・HARDWOLF FPad5 Pro (256GB)
・ALLDOCUBE iPlay 60 mini Pro(128GB)

どちらも、2万円台(クーポンや値引きなどを考慮すると2万5千円以下)で購入できる8.4インチタブレットです。細かい話をすると、本体の内容は同じで記憶容量に違いもあるモデルもあるのですが、数千円くらいの価格差ということで、この2機種を最終候補としました。どちらもSIMフリーでのLTE通信に対応し、CPUはHelioのG99という、そこそこ使えるという評価されるものです。OSはどちらもAndroid14というのも心強くあります。最新情報として、Redmi Pad SE 8.7 4Gという8.4インチより大きな安いタブレットが発売されるというニュースが入ってきましたが、メモリが64GBということと、CPUがG99と比べると若干性能が落ちるのではと思われるG85採用ということで、新機種は購入候補にあえて入れませんでした。

また、どちらもGPS搭載なので車に固定してカーナビとしての利用も可能です。ただ、車で使うというより地画系のアプリを入れて街歩きに使う方が便利かなという感じはします。あとは細かな仕様を見て、自分の使い方であればどちらの方が良いかを決めるだけなのですが、改めて最初に紹介したiPadminiと比べると10万円くらい安いわけで、私はきちんと動くならAppleでなくても良いと思っているので、このどちらかで決めると思います。

二つのタブレットにはほぼ違いがないのですが、FPad5は2つのスピーカーが短辺に二つまとまっているので、画面を横にして見る場合にはステレオ感が感じられない(iPlay 60 miniの方は両方の短辺にスピーカーがあるので、単体でもステレオ感が味わえる)ということと、iPlay 60 miniの方だけにジャイロセンサーが付いているので、特定のゲームを行なったりカーナビとして本格的に使いたいような場合のめりっとになるでしょう。

こう書くとiPlay 60 mini Proの方が良さげではあるのですが、実際のところ私はFPad5 Proの方を選ぶことになると思います。それは、細かなスペックに書かれている対応バンドの違いがあります。iPlay 60 mini Proの対応バンド(LTE)は(サイトによって違うバンドも載っているケースもありますが、今回は国内で売られている販売サイトからの情報です)FDD:B1/2/3/4/5/7/8/20/28AB/66 TDD:B38/39/40/41となっています。これに対してFPad5 Proの方はFDD:B1/3/5/7/8/18/19/20/26/28AB TDD:B41です。ぱっと見ではわからないかと思いますが、この差というのは、現在だけでなく今後どの通信業者のSIMを使うかによって一部の地域ではつながりにくなる可能性を見ておくことが、全国を色々と回る車中泊の旅では重要になると思います。

日本国内でSIMカードの入ったSIMフリー機器を使う場合、ドコモ・au・ソフトバンク・楽天の4社が主に出しているバンドをしっかり捉えられるかということを考えることが大切です。以下に今後の備忘録として、LTEにおけるプラチナバンドを含む各社の主な利用バンドを紹介します。

・ドコモ バンド1・3・19
・au  バンド1・3・18/26
・ソフトバンク バンド1・3・8
・楽天モバイル バンド3・18/26(この部分はauから提供されるパートナー回線)

そういうわけで、現状では全てのバンドではありませんが、基本的には「バンド1・3・8・18・19・26」に対応していれば、国内の通信業者のどのSIMに入れ替えても恐らく問題なく使えるということになるのですが、iPlay 60 mini Proはソフトバンク回線で使うなら問題ありませんが、ドコモやau、楽天でも使えるものの一部の主要バンドを受信できないということになります。それが、FPad5の方に私が傾いた理由なのですが、理由は実はもう一つあります。

実はiPlay 60シリーズになる前の50シリーズには付いていたイヤホンジャックが、短辺両側にスピーカーが付いたためなのかなくなってしまったのです。元々、格安タブレットのスピーカーの音質には期待していないのですが、有線の外付スピーカーを付けられるということと、FPad5の方にはプリインストールとして「FMラジオ」が付いているので、有線のイヤホンや外付スピーカーをセットすればネットのない状況でもラジオとして使える利点があります。そんなわけで、FPad5 Proの方を今回注文しました。

こうしてみると、SIMフリースマホやタブレットを選ぶ場合には本体を見てすぐわかる長所だけでなく、カタログを細かく見ないとわからないようなポイントがあることがおわかりかと思います。今回話題にしたタブレットは、どちらも聞いたことがないメーカーだと思う方も少なくないと思いますが、ネットで調べていくとたとえ一般的に知られていないメーカーであっても、十分使えるものが世の中には出てきていることをわかった上で、しっかりと調べることの大切さというものを感じていただければ幸いです。