AQUOS PHONE WX04SH1台か3回線を別々に持つか その1 3G電話について

 今私が使っているウィルコムの端末は2年前の10月初旬に機種変更して分割購入したものですが、通話相手から苦情が来るほどの通話品質の悪さとつながりにくさを感じつつも機種変更をしないで2年間使い通しました(^^;)。本当にこの状況の中分割払いの終わるのを待つのはしんどいですね。本音を言うとウィルコムの端末も白ロムを購入して店に持ち込んで登録したいのですが、まだまだウィルコムはマイナーで、地方の白ロムを扱っているお店でも掘り出し物はなかなか出てきません。携帯電話3社については新しいiPhoneの発売で、かなり白ロム市場の動きがあるようなので掘り出し物が見付かりやすいのですが、ウィルコムは基本的にiPhoneとは関係ないので、新しめの端末は普通に買わなければいけないのかなと思います。

 どちらにしても今度機種変更する端末の候補としては、Bluetoothで携帯電話の発着信をまとめることができ、アンテナの感度がいい京セラのHONEY BEE5(WX07K)かシャープのPANTONEシリーズのうちWX03SHのどちらかにすると思います。いざという時に電話機をモデムにしてパソコンでのインターネットも使いたいと思うならHONEY BEE5、防水以外に防塵もあった方がよく、電話だけでなくスマートフォンに届くメールなどの情報も端末で確認したいのなら(Android4.1以上のスマートフォンにアプリのインストールが必要)WX03SHということになるのですが、今のところどちらの端末にしても割賦販売のよる端末料金の額は同じです。そこで今回は、AQUOS PHONE WX04SHでまとめられる3つの回線を別々に契約したらどのくらいのコストになって、どの程度のことまでできるようになるのかということを紹介したいと思います。AQUOS PHONE WX04SHに機種変更をしようと思っている携帯電話持ちの方で、今の携帯電話(スマートフォン契約を含む)からウィルコムに全て引っ越すか迷っている方もいるかも知れません。現状では新機種でインパクトのあるWX04SHの方へ流れつつあるかも知れませんが、あえてここでは携帯電話の通話機能のみを残し、データ用のスマートフォンとPHS電話機の3台持ち(^^;)にするとどうなるかということを主に紹介していきたいと思います。

 いろいろとAQUOS PHONE WX04SHについて調べていて、携帯電話の回線をAQUOS PHONE WX04SHに移してしまう事について、少々気になる点がありました。電話番号の移行はそのままでき、掛けてきた相手からはソフトバンクの回線として認識されますが、くりこしのできる無料通話分やソフトバンクのホワイトプラン、auのプランZシンプルのような時間別の無料通話ができる特典もないという事だけでなく、3Gにかかってきた電話の転送や留守番電話の機能がないというのが問題だと思う方もいるでしょう。これは、PHSもソフトバンク(プラチナバンドエリア)もつながらない所にいる時に電話がかかってきたら、全く連絡が付かなくなってしまうという事になります。本来、ソフトバンクのプラチナバンドのエリアとPHSのエリアとを比較するとプラチナバンドの方が広いわけですから、PHSが圏外の場合3Gの方に転送をかけたいと思われる方も多いと思いますが、3Gも繋がらなかったり電源を切っている場合にスムーズに行かないという事になるかも知れません。

 そこで、3台持ちのプランを考える時、1回線についてはもし今契約している携帯電話の回線があったら、その会社の料金プランを通話専用の最安プランにするようにします。具体的には、

・ドコモ タイプSSバリュー(通話及びSMS無料通信分月1,050円 最大2ヶ月分くりこし)

・au プランssシンプル(通話及びSMS無料通信分月1,050円 上限5,250円で無期限くりこし)

・au プランZシンプル(au同士なら1時~21時までの通話無料)

・softbank ホワイトプラン(softbank同士なら1時~21時までの通話無料)

 これらのプランならどのサービスでも月額980円+ユニバーサルサービス料で収まります。周辺に同じキャリアの人が多い場合は10分という時間制限なしに話をしたい場合もあるでしょうし、PHSのだれとでも定額を主に使う場合でも、PHS圏外の場合の保険としてある程度の3G携帯の無料通話分を押さえておきたいとか、電話よりもSMSで連絡を取り合う事が多いような場合などて選ぶプランが変わってくるでしょう。今加入している会社以外のプランに魅力を感じた場合はMNPで移り、当初の割賦販売で購入した電話機の代金支払い期間中はもう少し月額は高くなりますが、できるだけ多くのキャッシュバックを貰えるような時期に乗り換え、将来的に余分なプランを解約するというパターンでもいいでしょう。もちろんこれらのプランでも転送や留守番電話は使えます。メールアドレスこそ紹介したプランでは持てませんが、元々ウィルコムを持つことが前提の話なので、ウィルコムのメールアドレスとGmailの二本で今回は考えています。ウィルコムのメールアドレスは基本料金のみで送受信無料になりますし、後で詳しく紹介する予定ですが、ドコモMVNOのデータ通信用のスマートフォンでGmailを登録して通常使いのメールアドレスはGmailに一本化し、そこからウィルコムのメールアドレスに転送するという事で問題なければ、通話のみでメールもウェブも契約しなくてもいいのではないでしょうか。

 最後に、3台持ちを前提に通話専用の3G端末を選ぶ場合ですが、発着信をウィルコムの端末にまとめて処理するためには、Bluetooth搭載のものであることが使い勝手を格段に上げます。また、せっかくの複数台持ちなので、全ての機能をスマートフォンにまとめないため(スマートフォンは電池を食うという問題があるので)、ワンセグぐらいは付いたガラケーであれば、ネット以外の情報収集はこちらの方に一本化できます。更に防水機能が付いていれば言うことはありませんが、そういった考えのもと私が先日購入し、このブログでも紹介した端末がソフトバンクの202SHというわけです。その際にも紹介しましたが、この端末は今挙げた全ての条件をクリアした上で、WX04SHと同じくソフトバンクのプラチナバンドをカバーするので、こと通話の条件については端末を分けた方がいいと思います。もちろん、無料通話やエリアによっては他のキャリアの方がいい場合がありますので、現在発売中のものだけでなく、今使っているキャリアの白ロムも物色してみるのもいいかも知れません。


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