自宅で動かさない事を前提に考えると停電時にランタンではなくポータブル電源で対応がベストか

我が家には100~200Whクラスのいわゆる小容量と呼ばれるポータブル電源が複数あります。普通に考えると「何故同じものを何台も買うの?」と言われることは覚悟しているのですが、複数の小容量ポータブル電源があると、それらを用途によって使い分けることができます。当然ながら電子レンジやエアコンなど、大きな電力を必要とする家電は動きませんが、停電になった場合に何が必要かということを考え、さらにはベランダに吊るしたソーラーパネルによる充電の事を考えると、大きなものを1つより、小容量のものを複数の方が使いやすい気がして、つい買ってしまっています。

今回一つ考えたのは、停電時に大切な「照明」の問題を解決する方法です。もちろん、私の自宅では乾電池対応のLEDランタンを用意していて、天井に吊り下げるフックも設置済みです。いざという時にはランタンを天井から吊るすことで、部屋全体を照らすことができるようになっていますが、問題もあります。

まず、災害・停電はいつ起こるかわからないので、充電式のニッケル水素電池を用意していても、いざ使おうと思った時に思ったほど充電されていなくてすぐに暗くなってしまうような事も起こりかねないということです。最悪の場合は、ランタンが点灯しない状況の中で、手持ちのモバイルバッテリーやポータブル電源を使ってニッケル水素電池の充電を行なう必要があり、当然ながら充電には時間がかかります。

それなら、ポータブル電源自体を明かりとして使ってしまおうかと今思っています。ポータブル電源の中にはLEDライトが付いていて、簡易照明として使えるものもありますが、それだとランタンのようには使えません。そこで考えたのが、普通の電気屋さんに売っている電球ソケットをコンセントに直接差せるようにするアダプターです。

一般的には「E26」というサイズのものが普通の電球のサイズで、これがはまるアダプターを手に入れれば、家にあるLED電球を必要な時にポータブル電源のコンセントに直差しして使うことができるようになります。昔の電球と違って消費電力もLED電球は少ないので、小容量のポータブル電源でも余裕を持って使えます。

コンセントのコードが長く、固定がしやすいものもありますが、上のリンク先のものの方がポータブル電源のコンセント部分に直接差して使えますし、もし離して使いたい場合には延長コードを使えば済むことなので、安価なアダプターだけでもいざという時のために備えておく意味はあると思います。

私がこの製品のことを知ったのは、ダイソーの取り扱い製品の中にこれがあり、110円で買えるということで近くのお店を探したのですが、残念ながら私の近くのお店では全く取り扱いがなく、ネットショップで送料込で買うなら近所の電気屋さんで買った方が安上りなので、また折を見て買いに行こうと思っています。実際に買ってきましたら、その使い勝手について追記という形で紹介させていただこうかと思っています。

(2025.10.28追記)

近くの電気屋さんにコンセント用の電球ソケットアダプタが無かったので、とっとと通販で本文リンク先の製品をゲットしました。使うポータブル電源は何でも良いのですが、取り回しがしやすくて、ほとんどテーブルランタンのように使えるということで、ELECAENTAのSG120という99Whの小型ポータブル電源がコンセント付きなので、これに付けると強力な室内用ランタンとして機能します。

電球は日常的に使っているものを取り外して付け直しているので、費用的にはアダプターの費用(300円ちょっと)だけで実用的な室内灯ができます。ポータブル電源を持っている方はぜひお試しを。

カテゴリー: 防災グッズ | 投稿日: | 投稿者:

てら について

主に普通の車(現在はホンダフィット)で、車中泊をしながら気ままな旅をするのが好きで、車中泊のブログを開設しました。車で出掛ける中で、モバイルのインターネット通信や防災用としても使える様々なグッズがたまってきたので、そうしたノウハウを公開しながら、自分への備忘録がわりにブログを書いています。

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